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Posted by ブクログ 2018年06月16日
2018年72冊目。圧倒的ややこしさ(誉めてます)。タイムパラドックス自体はよく耳にするけれども、それも利用してこれだけの話を思い付けるのが純粋に凄いなと。青春の一ページが、現実に不安な影を落としていきラストに繋がる構成も上手く機能している。
Posted by ブクログ 2023年01月23日
バッドエンド版時をかける少女と呼ばれる作品。
おかしいことは割とすぐに気づくが、最後まで読むとかなり難解になる。こんなに軽い読み口で書かれてるのに難解SFとは騙された。読み終わるまでは1時間くらい。
考察サイトを見て時間軸や登場人物などをまとめないとわけわからんですね。
一読後は、凄くロジカルに書い...続きを読むてるんだろうなという雰囲気を感じるだけで終わった。
Posted by ブクログ 2020年10月07日
ハヤカワ100冊フェアのパンフレットでは「バッドエンド版時かけ」と書かれている。
積読の中でも優先度の高い作品の中に『時をかける少女』があるのだが、フェアのブックカバーがほしくて『リライト』を買い、せっかく買ったからとこちらを読むことに。
ということで時かけは映画しか知らないのだが、結構楽しめた。
...続きを読む
序盤はもう頭が混乱して仕方がない。
あまりにも人間関係がぐちゃぐちゃになるので、作者のミスがあるんじゃないかと疑ったほど。
だんだん整理がついてきても、いくつもの可能性が消えずに残ってうまく推理できない。
木を隠すなら森というが、この作品はそれがうまい。
たくさん謎を提起して、物語の根幹に関わる重要な謎はどれなのか見えなくしている。
終盤で大小問わず謎が明かされるシーンは、あふれる情報量のために、スピード感がある。
多少強引さはあるが、よく考えたものだと思う。
ほとんど同じ展開でもロマンチックな方向性にすることもできると思うのだが、キャッチコピー通りのバッドエンド。
「作者は性格悪そう」と思いつつも、全4部作だというので続編に期待。
2017年5月26日
続編を読むために再読。
内容がややこしかったなーということくらいしか覚えていなかったため。
以下、内容メモのためネタバレ注意。
※ネタバレ注意※
①2311年から来た保彦が、1回目の1992年を美雪と過ごす。
②しかし、その後未来に帰ることができなかった。
つまり、小説を書いたのは美雪ではなかった。
小説を書くべき人に物語通りの思い出を植え付けるべく、クラス全員と1992年を過ごす。
茂だけは物語の登場人物として確定しているため、保彦の協力者となる。
③40番目の友恵は、未来の友恵が置いて行った小説を読んでおり、旧校舎崩壊の場面で薬を使わずに残しておく。
④小説を書く可能性のある人間を友恵が殺害・襲撃。
これを続けられると、2311年に小説が残らず、保彦が1992年に来ることもなくなり、保彦の記憶は1992年に来る以前に書き換えられてしまう。
それは、①の美雪との記憶を失うことを意味する。
つまり、保彦が1992年で得た未来に生きるエネルギーも失う。
そして、友恵が小説を書く可能性がある以上、彼女を殺すこともできない。
この脅迫により、友恵は保彦をこの時代にとどめる。
⑤同窓会の最中、友恵が過去に飛び、美雪が書いた小説を置いてくる。
これにより友恵の企みが生まれる(パラドクス)。
かつ、美雪が小説を目にして、美雪が小説を書くこととなる。
⑥1992年の友恵が保彦を脅し、自分以外の人間の1992年の記憶を消去させる。
これにより、旧校舎崩壊時に生徒+先生が10年後に飛ぶイベントが無くなる。
美雪が小説を書いた時点で②以降のイベントは起きなくなるのでは……?
いやでもそうなると美雪が小説を書くようになるイベントも起こらないというパラドックスになってしまうか。
あー、だから友恵は①の一人目を美雪から友恵に書き換えることにしたのか。
いや、そうすると①’ですべて終わって、保彦は未来に帰れるのでは?
その場合は友恵が「小説を書かないぞ」と脅せばいいわけか……。
ややこしいっ!
そもそも、本を過去に置いてくることで間接的に過去の自分に干渉できるのであれば、保彦もメモか何かで過去に干渉できるのでは?
小説は未来まで存在が確定しているものだから?
でも1992年での存在は確定していたわけではないし……。
Posted by ブクログ 2019年08月30日
良く分からないのは友恵が書いた事になっている「時を翔ける少女」は元は美雪が書いた物を同窓会が始まる前に友恵が本屋で買い、カラオケボックスで10年間使っていなかった薬を使い過去に行き(友恵の家にある蔵へ)持って行ったんじゃないの?
でもそうすると本が存在したなら保彦は未来に帰れた筈なのに帰る事が出来...続きを読むなかったと言う事は本は存在しなかった事になる
実際卒業アルバムには1992年以降の保彦が写っている
でも実際には美雪が本を書いて出版しているから本は存在している
にも拘わらず保彦は未来に帰れなかった
これには多分、薬を使わずに取っておいた友恵が関係してるとおもうのだけどちょっと良く分からない
この本は4部作で他の3冊も読めば多少はこのリライトに関しても分かるかもしれない
それに期待するしかないかな
Posted by ブクログ 2018年04月29日
読み始めから中盤までは時をかける少女でボーイミーツガールな青春ものかー、と思っていたら何故かだんだんとサスペンスが出てきて最終的にはホラーだった。
序盤の何だ青春ものかー、と思っていたぬるい見方がごりっと覆されていくギャップが非常に魅力的だった。
Posted by ブクログ 2018年03月17日
引き込まれる。
ラベンダーの香りうんぬんが出てくるのに
作者が「時をかける少女」を読んだことがないとか!なんなんだよ!
四冊で完結したようなのでもう一度読む。
Posted by ブクログ 2018年01月22日
ダークサイドに堕ちた「時をかける少女」というキャッチコピーに惹かれて読んだけれど、まさに売り文句の通り。読みやすさと、異物を挿入されているかのような得体の知れなさが良いバランスだと思う。
終盤はやや駆け足感があるけれど、一冊の本として後味悪さが完成しているので続編は読まなくてもいいかな…というのが...続きを読む正直なところ。
Posted by ブクログ 2017年08月05日
タイムトラベルもの。割と何も考えずに展開を追って行って楽しい。
しかしながら、この手の小説は、娯楽としては読めても、内面の向上というジャンルの内容ではないなぁ、と思う。
Posted by ブクログ 2017年04月22日
少女の純情×タイムパラドクスSF。頭の中が混乱でごちゃごちゃになるのが心地よい。未来の世界もヘテロセクシャルが”普通”なのかな…未来の世界観も、拗れた文学少女の行く末も気になるので、続編もこれから読みます。
Posted by ブクログ 2017年03月16日
途中までは頭の中で整理できたので面白かったが、途中から誰が誰だかわからなくなって興が削げた感はある。
しかし発想は面白い。
未来人の同級生を助けるための過去が書き換えられてるのは、自分が助けられないかもしれないと思うと怖い。
「時を翔る少女」といいラベンダーの香りといいどこかで聞いたことのある設定だ...続きを読むった。
未来人の文化(漢字を使わない等)がとても気になる。
当然、現代語と未来語の翻訳機のようなものは存在するのだろうか。
続きも読みたい。
Posted by ブクログ 2017年01月10日
SFタイムリープ物ですが、主人公はタイムリープしないで、操られているさまを見るような物となっていました。 物語の序盤から、名前があべこべになっていて、なぜ主人公だった女性だと思って読んでいた物語が実は違う女性だったという、読み手の心理の裏を突く用な進み方というのがなかなか面白かった。思っていたものと...続きを読む違う展開に進んでいくのは、これからどうなっていくかを想像しながら読み進めるの、非常に面白かったです。 ただし、最後のシーンである、怒涛の説明は読み手のことを考えずに理解しにくく作られているため、読むのが大変で疲れました。その情景に合っているといえばそのとおりなんですが、大雑把な大筋の理解だけするのだと嫌な人には残念なポイントになると感じます。読み終ったときに、物語が完結していなかったので、調べてみると案の定3部作でした。ここで終わるのも、納得行かないので、残り2部を見ることにします。
確かに『時をかける少女』のバッドエンド版であり、書き直し(リライト)である。タイムパラドックス物のミステリーとして読むべきか。衝撃の終わり方は、昔読んだロバートシルヴァーバーグのSF作品『時間線を遡って』のラストをどこか彷彿とさせた。
良くも悪くも続きが気になる作品。
Posted by ブクログ 2023年11月13日
読んでいるとだんだん違和感に気づき始める感覚が楽しかったです。
大まかな真相はわかったものの、言葉がこんがらがって自分では説明できませんが、きっとあのカラオケボックスにいた人たちも同じ気分なんだろうなと思いました。
理不尽SFというカテゴリーに納得でした。
Posted by ブクログ 2023年08月25日
さくさく読めたし、面白い。しかし、パラドックスという言葉で落ちがうやむやになっている気がする。タイムリープものの落ちは難しい。過去は改竄できない縛りの中、理屈はあっているのか?理不尽SFでも理屈は正しくないと膝を叩けない。
以下 ネタバレと矛盾点の考察
旧校舎の瓦礫から見つかった保彦は一人。それ...続きを読む以外の保彦はどうなった?
崩れる瞬間に過去にタイムリープした?
でも病院のあと、銘々にフォロー会話しているから、
未来にショートタイムリープ?
茂は保彦と同時にタイムリープしていた?そうしないと、それぞれの保彦に
次の動きを伝えられない。あれ?タイムリープは保彦以外5秒では?
2002年に自分が表れない理由はリライトされたから?
友恵が本の中身を知ったとしても、未来が書き換わる必要は無いのでは?
唯一の理由が同窓会へ出席させるためというのは苦しい。
そもそも過去は改竄できないというタイムリープもののルールを破っている。
リライトされたのに、リライトする前の記憶(未来に5秒だけ行ったじぶん)
はあるのも変だよね?
本書が正しいタイムリープものになるには
・保彦はクラス全員の古い携帯電話を充電されて稼働できる新品にすり替え。持ち去られたあと、古い電話を同じ場所に置いておく。クラス全員は携帯電話が持ち去られていないと思い込み、歴史が改竄されたと勘違いしてクラス会に全員参加。桜井さんと長谷川さんは保彦が用意した携帯を持ち帰るが、滞在時間が5秒の為自分が死んでいることには気づかなかった。運悪く?室井君だけはじぶんが死んでいるのに気づいてしまった。
こうすれば、リライトされたようだが、実は歴史は改竄されていないと思いますがいかが?
Posted by ブクログ 2023年06月18日
こういうSFっぽいミステリ?久々に読んだので、ページをめくる手が止まらなかった。だが、いかんせん種明かしが難しい。結局どゆこと?ってなった。あと、いくら未来の技術発達してても記憶を変える道具とか、何でもアリなのはどうなのかな…
Posted by ブクログ 2023年06月02日
「SF史上最悪のパラドックス」という触れ込みは間違っていなかったです。
ページを進めるごとに違和感を感じつつも読み進めて、ページを行ったり来たりして人物名を確認して読み進めて、徐々に、徐々に空気が変わってラストは一気読み不可避。
このパターンは予想してなかったです。
卵が先か、鶏が先か、そんなこ...続きを読むとはどうでもいい。とにかく最後はそうなってしまう。わかってしまう。最悪の辻褄合わせ。えげつないタイムパラドックス。
最後の最後に笑うのは誰なのだろう?
Posted by ブクログ 2023年05月07日
もう何年も繰り返し読み続けています。
いろんな方の考察やレビューもみました。
妻にも読ませて感想を聞きました。
最近やっと理解してきました。
そんな本です。
難解ですが、スルメみたいな本です。
私が証明しています。
Posted by ブクログ 2022年01月08日
2022/01/08
読み進めていくうちにあれ?てようわからんようになってきて,終わりの種明かしでさらにあれ?てようわからんくなった笑笑
タイムリープ、タイムパラドクス系は難しい…
けど、物語自体、読んでるとハラハラというより少しずつゾワゾワと、解らないことへの恐怖が迫ってくる感じがして、2時間半...続きを読むでどんどん読み進めてしまった。勢いがあったなー
なんか、スッキリというよりはかなしい気持ちで読み終わってしまった。
Posted by ブクログ 2021年06月14日
タイムリープもの。前半はいろいろな名前が入り乱れるので、何だかよくわからないまま読み進めていた。
かと言って後半になったらよくわかったかというと、そうでもなく(笑)。タイムパラドックスは難しいな。
展開は面白くて、後半は一気読み。でもラストは唐突に終わった感じで、『ここで終わるの!?』と思ってし...続きを読むまった。どうやら4部作みたいだから、続編に続くってことなのかな。
ざっと読み返してみて『そういうことか』と大体は理解したものの、ちょっとおかしく感じる記述もあって、そこはよくわからない。全作読めばわかるんだろうか。
80ページ
なくなちゃった→なくなっちゃった
Posted by ブクログ 2021年05月30日
何だか勢いに圧されて、一気読み、だったし楽しかった、けど、終わってみて振り返って、何だかなぁって気持ち。たぶん、クラスの女子たちに感情移入しちゃったせい(笑)
Posted by ブクログ 2019年03月22日
ラノベ感覚の軽い気持ちで読み始めたが、途中から疑問符の連発。SFであり、ミステリーであり、ホラーでもある。結末は…想像以上にハードなタイムパラドックスものではあった。4部作の続編を読むには覚悟が必要かも。
Posted by ブクログ 2017年11月13日
面白く読んだ。しかし、タイムリープとパラドクスの理論が難しすぎて、頭の悪い自分にはイマイチ納得がいかないというか理解しきれない。それでもおもしろく読み終えられたので著者はすごいなーと思う。
身勝手さや邪悪さが全てを超えるのがまたいいね。
Posted by ブクログ 2017年06月12日
バッドエンドのタイムリープもの。途中で違和感を感じ始めて名前を何度か確認した。気になる点は何点かある。未来に整合性をもたせるために過去を改変するというのもパラドックス?因果律とは?SFだがミステリーみたいでもあり面白かった。最後の後味の悪い感じもいい。続編は未来を知ることと同じような怖い気分になるの...続きを読むで、読んでみたいような読みたくないような微妙な感じ。
Posted by ブクログ 2017年03月20日
今日の日のこの時間、10年前の私が携帯電話を取りにタイムリープしてくる。それを私は知っている。10年前にそうしたのだから。
しかし、私は来なかった。
10年前のあの日、300年後から来た少年を助けるために中学生の私は、携帯電話が必要なはずだったのに。
中学三年生の同級生から、同窓会の連絡が...続きを読む届く。
そこで知ったのは同窓生が10年で三人も死んでいるという事実だった。
二人が同じ手口で何者かに殺され、さらに一人も同じ手口で殺されそうになった。
いったい、過去で何が起きている。
300年後から来た少年、園田はある小説のシナリオが再現されていると言っていた。
だとすると、過去が書き換わっている。
決定論のタイムパラドックスを書き換えるには。
余りにも有名作「時をかける少女」のラベンダーの香り広がるオマージュ作品。
時間移動を題材にした小説には、そのタイムパラドックスの説明が二種類ある。
決定論は、起きた事象は過去に戻っても変えられないというもの。
パラレルワールド論は、未来は無限に分岐するというもの。
で、今作は決定論のはずだが、過去が書き換わる。
ではどうやって書き換えていたのか。
作者の作品はほかに「忘却のレーテ」を読んだことがある。
本作も併せて思ったのは、高度なテクニックを使う作者だということ。
ただそのテクニックが分かりづらい。
何軸もの時間軸を取り扱おうとし、最後の説明口調のネタ晴らしが分かりづらいのだ。
たぶん、構造がすんなりと理解できれば面白い。
ただ、読み終わった後、よくわからんかったなで終わってしまう可能性も高い。
ちな、俺、後者。
Posted by ブクログ 2017年01月29日
過去は変わらないはずだったー
1992年の夏、未来から来たという彼を助けるために10年後へ跳んだ。そして10年後。跳んでくるはずの自分へ託す準備をしたはずなのに、10年前の自分は現れない。不審に思い調べる中で記憶と現実の違いに気づき…というのが粗筋。
”SF史上最悪のパラドックス”という文句に惹か...続きを読むれて手に取った本書でしたが、色々な意味で何とも悩ましい作品です。人によって最悪と感じる部分が違うんじゃないかな。”バッドエンド版時をかける少女”という文句も見かけたけど、こちらの方がしっくり来るかもしれない。
そう、爽やかな終わり方はしないのです。
ただ、これが一作目となっており、物語は続刊”リビジョン”へと続くそうで、お話としては四部作として完結するようですね。だから、本作のみで”史上最悪”と評するのは早計かもしれません。もちろん、更にバッドな終わり方をするかもしれないけども。
当初は、”私”と”彼”の時間物語として読み進めていったのだけど、暫くするとどこかおかしいことに気づきます。彼らの認識する現実が違っているということによるサスペンスもあるけど、少々違う意味で「おや?」と思うのです。
現在と過去の描写を行き来する中、その違和感から謎が提示され、読み易い文体と相まってついつい読み進めてしまう作品。割と短い作品なので、タイムリープものがお好きな方はお試しください。
ですが、SFや時間の行き来について興味が湧かない方にはお薦めしません。と、いうのもパラドックスの話が大変ややこしいからなんです。個人的には本書のラストにおけるまとめ方は強引かな、なんて思います。そして、過去は変わらないという定義の中、パラドックスの問題は解決しない。終わり方としては若干中途半端でもあるのです。
このお話は”リビジョン”へと続くそうなので、そちらで、或は更に続く物語でこれらの問題は解決されていくのかもしれません。
機会を見つけて続刊を読んでみたいと思います。
できれば、最後はそれなりにハッピーな終わり方をしてほしいなあ。そして謎に対するモヤモヤもすっきりさせたい。
Posted by ブクログ 2016年11月19日
1992年の中学校、小説さがし、300年後の世界から来た転校生、タイムリープの薬、旧校舎崩落事故。10年後、過去からタイムリープしてくるはずが、来ない。小説家となり、過去に経験を書いた原稿を出版。同窓会に集まる。皆が同じ経験をしていた。
なぜリライトなのかの理由づけのところが、いまいちよく理解でき...続きを読むませんでした。解説者の驚愕と興奮、私も味わいたかったのに。
Posted by ブクログ 2016年07月02日
爽やか学園モノSF…では全くない本。結末も決して気持ち良いものじゃないです。
「時をかける少女」があるからこそ、引き立つというか。
舞台装置の仕掛けは、緻密と言うよりも巨大さ・豪快さにビビりました。
そんな仕掛けを組まざるを得なかった焦りや、悪意の存在、それが少しずつ表に出てきて、世界にヒビが入っ...続きを読むていく。
終盤の引き込まれるような疾走感もなかなか味わえないものでした。止まれない坂道を進んでいくような、冷や汗が出る感覚。
色々SFを読みたい、という場合にはこういう1冊を挟むのも良いのではと。
ん?と前のページを振り返ることはぼちぼちあると思いますが、文章はとても綺麗ですいすい読めます。
Posted by ブクログ 2016年06月11日
ノー!
たぶんなんだかすごく凝った作品なんだろうけど、普段SFを読まない人間には敷居が高ーい!
タイムリープによって過去が、未来が書き換えられることによって起こるパラドックス。
うーん、勉強不足(てか理解不足)ですみません。
また何年かしたら再読します。
文章そのものが読みにくいわけではないが、プロットが込み入っていてかなりわかりにくかった。
ここまでこらなくてもいいのに と感じてしまった。