【感想・ネタバレ】オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dogのレビュー

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面白かった。
展開が目まぐるしく変化していき、疾走感が止まらない。
MSSとの顔合わせのシーンが熱すぎた。
オイレン自体は終わるみたいだけど、これからどうなっていくのか楽しみ。

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2022年09月28日

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ネタバレ

こちらも初読の際にレビューしなかったので再読でレビュー。二つの物語が相互に連携しながら同時進行するストーリーで、電話という手段で言い合う主人公たちの語りが相互の謎に大きく関与し、二つで一つの事件という構図となっているが、これが発展的に次作のテスタメントですべての物語が一つの話という途方もない挑戦に繋がったのがよくわかる。ライトノベルの様な体裁でありながら途方のない話であり、是非、早めの次作の刊行をお願いしたい。

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2014年09月27日

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オイレンシュピーゲル4巻を再読。涼月が機械化された体や自らの境遇に対して持つコンプレックスに、潰されそうになりながらも立ち向かう姿が印象的。テスタメントで、受験によって自らの道を「選択する」ことが涼月にとっていかに重要だったか、4巻を再読してより理解できた。

涼月と共に行動することになるパトリックは、普段身近にいない「大人」として涼月に影響を与える。パトリックが自らを米国民であることを意識したアーカンソーでの出来事と、アメリカの善が試行錯誤中の「最前線の善」であるとの考えは、涼月とは立場が違うけれども、示唆に富んだ言葉だった。

涼月の言う「あたしの都市」という言葉が、テロリストの言う「我が国」「我が民族」等と同様の、劣等感にまみれた欺瞞の言葉にならないためにはどうすればよいか。涼月の葛藤と、拷問嫌いの涼月が「あたしの都市」でそれを許すまじと突撃するシーンは、痺れる!

あと、脳内チップと機械義肢との関係や、レベル3のフロー状態の関係などは、結構忘れていたんで読み直せてよかったw

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2013年11月19日

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特甲猟兵の登場によって、戦闘が半端無く過激になり特甲児童の内面に更に迫る巻。小隊メンバーそれぞれが現状を受け入れて精神面での成長を果たす姿も素晴らしく、それを支えるミハエルとパトリックがまたかっこいいです。あと陽炎の行動と内面のギャップも見ていて面白いです。そしてスプライトとの結びつき、特に涼月と鳳の電話による会話とその姿の対比の仕方が見事。これだけ多面的に物語を破綻なく書ける作家はそういないでしょう。物語が統合されるというテスタメントにも期待です。

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2011年05月02日

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禁断の力<レベル3>を手に入れた涼月たち。同時多発ストーリー第4弾!!
空港でハイジャックが勃発。領空内に正体不明の戦闘機が侵入。蠢き出す、中国暗殺部隊〈蟲〉。空港内で大量の人質を取るテロリスト集団。発動する〈レベル3〉――! 涼月たちの闘いは新たな局面へ――!!

うおお…!
と読んでいて素直に、率直に、ストレートに驚かされました。

スプライトシュピーゲルとの物語のリンクが今回は(いや、毎回ですが)特に重要なキーです。
涼月と鳳、事件と事件を結ぶ携帯が物凄く重要な役割を果たします。
二つの事件に見えて、最終的には1つの事件として収束していく…。
沖方さんにのその手法に唸らされました。

そして、"特甲猟兵"という強大な敵に対するため、遂に猋のメンバーも"特甲レベル3"の使用へ。
精神汚染をきたすレベル3…猋のメンバーはどうなってしまうのか…!

涼月達の"強さ"と"弱さ"が見えた今回。
都市の"暗部"に立ち向かう少女たちの運命やいかに…。

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2009年10月04日

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3頭で一つの猋なのにこの巻ではそれぞれがそれぞれの状況に置かれてる。スプライト側とのリンクはより強固になってきた感じ。

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2017年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4巻
 もう一つの物語の4巻とリンク

 こちらにも猟兵2人、偽脳兵器1、中国の蟲さんも参戦
  切れた子供たち、それに過去の女
 黒犬君がメイン?己の劣等感と対峙
 謎解きの部分は少な目、すでにスプライト読んでいるのでわかっているし。
 話は収束せずにまだまだ発散中。

 メインの筋は同じでもサブの物語が違うとだいぶ趣が変わるかな。

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2013年01月11日

Posted by ブクログ

のめり込みました。
途中かなりエゲツない事になりますが、ちゃんと克服して、前に進みます。
只々頑張れと読み進むのみです。

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2011年02月25日

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