感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かつての文豪たちは、なにを食べていたのか。
楽しみながら、当時の生活に思いを馳せることができます。
文豪たちの以外な一面も。
楽しい一冊です。
Posted by ブクログ
絵柄は今風ではなく、ともすればやや野暮ったと感じる方も多いだろうけど、テーマは秀逸。
「文豪と食」は調べるとより深い背景がわかったりするので、こういう漫画はありだと思う。
むしろ、活字にすると効果が薄まるテーマではないだろうか?
個人的には永井荷風のエピソードが好きかも。
太宰治の酒に関するエピソードはなるほどと思った。
Posted by ブクログ
文豪と、そのゆかりの食べものとの逸話を、一話完結でまとめた短編集。
漱石、子規、一葉、荷風、芥川、太宰が取り上げられている。
そして現存する文豪縁の店やメニューも紹介されていて、ちょっとしたガイドブックにもなる。
主人公が新聞記者で・・・という設定は、「美味し○ぼ」を思わせて、何かかえってそういう設定がなくてもいいんじゃないかと・・・。
一葉の話はしみじみとして、味わいが深かった。
ただ、全体には、もっと紙数を割いて、じっくりと文豪に迫っていくような描き方なら、もっとうれしかったかな。
何分にも青木玉「小石川の家」を読んだ直後に読んだので、どうしても比較してしまうし、比較すると・・・やっぱりこの本は分が悪い。
全く違う状況で読んでいたら、もうちょっと高く評価したかもしれない。