【感想・ネタバレ】あなたには帰る家があるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自然と移り変わる三人称により切り替わる視点、夫の気持ち、妻の気持ち、立場によってこんなにも見え方が違うのかと唖然とする。特に中盤の夫婦喧嘩シーンはリアルすぎて圧巻。山本文緒さん、やはり流石でした。

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2020年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くて凄い勢いで読み切ってしまった。

本当に主な登場人物の心情が痛いほどわかる。
とくに真弓と佐藤にめちゃくちゃ感情移入してしまった。両者どちらも言ってることがわかるし片方だけ読むと相手が悪いとしか思えないところがすごいと思った。

後半狂っていくのが徐々にではなくて一気にきたのがすごく怖くてリアルだなと思いました

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2022年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマ後の読破。ドラマの印象が強かったんですが、こちらも楽しめる一冊。
女と仕事、男と仕事、概念をはずしたら違う夫婦ができるのだろうけど。
ラストはちょっと歯がゆいというか、微妙なところ。
黒白のない終わりっぽく感じてしまった。
ドラマでは離婚してたけど。
離婚てそんな簡単じゃない。浮気男の心理ってこんな感じなんだろうな、と思いつつ読み進めた。

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2018年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚したのならば
やっぱり添い遂げるべきだし
好きな人が出来たら別れてから付き合うべき。

保険のセールスではこんなにも
稼げないと思うけどな。

わたしは暇なのは気にならないけど
子どもがいるとしんどくて仕方ないのかな。

自立はしたいけど自信過剰の
有言不実行の人にはなりなくないと思った。

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2023年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマと違うんだな。

1つ言えるのは、佐藤家・茄子田家の誰にも共感できない、好感を持てない。むむむ。

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2018年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

introduction───
毎週日曜日の朝、茄子田太郎は犬の散歩に出る。
私立中学で社会科の教師をしている彼にとって、日曜日は貴重な休日だ。いつもより二時間ほど朝寝坊をして、愛犬のゴブリンと共に家を出る。彼はその犬の名を気に入ってはいなかったが、息子達が勝手に付けてしまったのだ。ゴブリンとはロールプレイングゲームに出てくる、あまり強くない妖怪らしい。
─────────

今期観ているドラマの原作が気になって購入。
放映分までで止めようと思っていたのに、一気に読み終えてしまった。
山本文緒も唯川恵もそうだけれど、さらっと流れていってあとに残るものがほとんどないというか、読んだ端からこぼれ落ちていくというか。
読みやすさと読みごたえって両立しないのかもと思ったり。

映像化にあたっては、原作をだいぶ脚色している印象。
登場人物の設定こそある程度原作に沿っているものの、主題が変わっているように思う。

ドラマでは愛情をベースにした家族のありかたが描かれているのに対し、小説は個人の生き方から派生する家族のありかたに焦点を当てている。
執筆された1994年という時代背景を反映してか、女性管理職や主夫への視点も、2018年現在にくらべると多少否定的だったり差別的だったり。

そして驚くほどにどの登場人物も幼く、人間としての魅力を一切感じなかった(かろうじていい人だと思えるのは樺木くらいかな)

佐藤真弓も茄子田綾子も子どもを結婚の切り札にしている点では嫌悪感しか感じないし、佐藤真弓にいたっては、あまりのわがままぶりに怒りさえ覚えた。
薄っぺらい正義感をふりかざさないぶんだけ、まだ愛川由紀のほうが可愛いと思う。
そう感じるのは、私が未婚であることと、結婚制度に肯定的でないことも関係するのかもしれないけれど…。

あなたには帰る家がある。
小説内では、秀明と麗奈の帰る場所として佐藤家が描かれていたけれど、「あなた」を様々に置き換えて考えてみると、なかなかに意味深なタイトルだと思う。

ドラマの最終回を待って処分予定。

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2018年05月24日

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