【感想・ネタバレ】あなたには帰る家があるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年06月14日

不倫の話。ストーリーもかなり面白かったが、特に一人称の切り替えが秀逸だった!
ほぼ全員の視点で書かれるので、全員に感情移入してしまう、それが面白すぎた。

0

Posted by ブクログ 2022年03月14日

個人的には登場人物がどの人も駄目な人ばかりで、だれか一人でもきちんとした人がいたら、違う結末になっていたのかなと思います。
打算で結婚してもいいことはない、やはりある程度計画的に進めないと本当の幸せは掴めないのかな。

0
購入済み

つらい!

2022年09月29日

有名な本だけど、やっと読めました!凄くリアルな話だと思いました。
誰も彼もが、誰かにとっては良い人で、他の誰かにとっては嫌な人で。友達の話、親戚の話、他人の話などでよく聞くような話だけど、こんなに一人一人の心情をリアルに描写されると、もう誰が悪いのか分からないのです。。。
全員に悪いところがあっ...続きを読むて、でも全員に言い分があります。追い詰められていく気持ちに同調させられて、こちらまで追い詰められてしまうような、さすがの山本先生でした!

#泣ける #シュール

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月08日

自然と移り変わる三人称により切り替わる視点、夫の気持ち、妻の気持ち、立場によってこんなにも見え方が違うのかと唖然とする。特に中盤の夫婦喧嘩シーンはリアルすぎて圧巻。山本文緒さん、やはり流石でした。

0

Posted by ブクログ 2018年08月06日

ギスギスドロドロした感じがたまらなく面白く感じてしまいました
男女のそういう修羅場(?)が好きな方には面白く感じる作品だと思います
私はもし自分がそのような状況におかれたら、、、
と考えさせられました

0

Posted by ブクログ 2023年07月25日

各登場人物の目線で描かれた感情、考え方に賛同できる反面、自身の固定概念からどうしてその考え方になってしまうの?という歯痒さを感じた。

一方的な考えを押し付け満足させた気にさせるだけではなく相手の気持ちに耳を傾けることが必要だと思った。

0

Posted by ブクログ 2023年02月09日

 数年前のドラマも観ていたが、内容はかなり違っていた。ドラマではもっと秀明は頼りないけど憎めない感じで、茄子田夫妻は本当にハマり役だった。
 好きなのに相手を思いやれず些細なことでイライラしてしまうのは、ほとんどの夫婦に共通の悩みなのだろうか。茄子田家の気味悪さはぶっ飛んでいるが、1番一途にパートナ...続きを読むーを愛しているのが茄子田太郎であるのはなんとも皮肉。少し意外なラストだったが案外佐藤家にはしっくりくる家族の形なのかもしれない。向き不向きによって、どんな道も選択しやすい世の中であってほしい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年11月28日

面白くて凄い勢いで読み切ってしまった。

本当に主な登場人物の心情が痛いほどわかる。
とくに真弓と佐藤にめちゃくちゃ感情移入してしまった。両者どちらも言ってることがわかるし片方だけ読むと相手が悪いとしか思えないところがすごいと思った。

後半狂っていくのが徐々にではなくて一気にきたのがすごく怖くてリ...続きを読むアルだなと思いました

0

Posted by ブクログ 2022年09月14日

誰かが幸せになるためには誰かが不幸にならなければいけないの、つらいなぁと
理想通りの結婚生活を送るのなんて、むずかしいよね

0

Posted by ブクログ 2022年08月27日

好きになれるキャラクターがおらず、内容も重めだが続きが気になってサクサク読める。
幸せな結婚生活を送っている夫婦は少数なのかなと少し気持ちがそわそわする作品

0

Posted by ブクログ 2022年07月02日

これ、ドラマもやってたよね?と思いつつ、内容も違うし、原作と俳優のイメージも違うような。

やっぱり山本先生の、実りのない不毛な恋愛話は好きです。

0

Posted by ブクログ 2022年01月31日

わかるー!ってなったり、全然誰にも共感できない…ってなったり。
でも、おもしろかったし、人生のふとした時に思い出しそうな小説だな、と思った。
おもしろかった!!

0

Posted by ブクログ 2021年11月20日

タイトルから不倫の話だろうなと想像はしてたけど、主要人物4人みんな想像以上に馬鹿でクソでひどい笑
それがもうコミカルな域で、最後はもうドッカーンて感じ。
現状に不満を持ち、ないものねだりをして、こうしたいという明確な意思もないまま、相手の気持ちを考えず自分勝手に生きた夫婦の末路を描いた小説って感じ。...続きを読む
だけどエピローグで少し救いがあるというか、お互いの気持ちや立場をやっと思いやれたのはよかったかなとか。
90年代、結婚して家庭に入るのが女の幸せで役割、働きに出るなんてもってのほか、みたいな時代に不器用ながらも自立を目指した女性の生き方は、少し応援したい部分もあった。
馬鹿みたいな話だったけど、教訓を得た小説でもありました。うまいなあ。

0

Posted by ブクログ 2021年11月07日

【家庭と仕事、多面性、不倫】

とにかくリアルで、あーわかる、あるよなーっていう描写の連続。
続きが気になってどんどん読んでしまう。

最初はすっごい魅力的に感じても、接していくうちにちょっとずつイヤなところが見えてくる。
その逆もしかりで、イヤな奴と思ってたけど意外といいとこあったりして。

こう...続きを読むいう人間の多面性を分かっていると、例えば仕事しててイラッとした時も、その背景を想像したり、良い面を探したりできるようになる。

自分は仕事をして16年ぐらい経つけど、これに気づいてからは気持ちに余裕ができて、本当にイライラしなくなったなぁ。

不倫の是非はおいといて、心の引き出しを増やしてくれるような一冊で非常に面白かった。

0

Posted by ブクログ 2021年01月31日

ミステリ、ミステリ、ミステリ・・・・
と来たから、ちょっとテイストの違うものを読みたいなぁ~

と思い、web で恋愛小説の上位を検索してみた。
うーん、ほぼほぼ既読作品(-_-;)

下位の方を見ていくと、知った題名だった為目についた。

そういえば、ドラマ化されていたなぁ。
ドラマCMで、中谷美...続きを読む紀が夫に言っていた文句にもの凄い共感を得て、ドラマの1話を見たのだが、あまりにもドロドロな感じで、見続けられなかった作品だった(笑)

映像作品程、本の方が心が痛まずサクサクっと一気読み出来た。


これは佐藤家と茄子田家のぐちゃぐちゃドロドロな話(笑)

ねちっこい茄子田の奥さんを、ドラマでは木村多江さんが演じていたが、はまり役過ぎないか?!www
私は一話しか見ていないから、ドラマがどうなったのかは知らないが、本を読んだら、あの女優さんなら滅茶苦茶役に嵌るだろうなぁと感じた(笑)


佐藤秀明は住宅メーカーのセールスマン。
妻の真弓は年上で、安全日だと騙され子供が出来て、結婚する羽目に。
小さな女の子が一人の家庭。

妻の真弓は、育児と家事のルーティーン、夫の理解の無さに鬱憤が溜まっていた。

この妻の旦那への文句は、結婚して子供が居て、主婦業をする女性なら一度や二度感じたことはあるんじゃないかなぁ。
読んでいるだけで、そーだ!そーだ!!と応援したくなるような(笑)

私もずっと正社員で働き続けながら、二人の育児をしてきたので、ウンウンと思わず首を縦に振ってしまう場面がいくつか(笑)

が・・・この奥さんはちょっと強烈すぎて(^-^; 
キツすぎる(^-^; 旦那さんを追い込み過ぎる。。。
共感できる部分もあるのだが、心は旦那さんの味方になってしまった自分が居たり(^-^;


一方旦那さん、秀明の方は、客の妻茄子田綾子の美しさに目を奪われ、恋に落ちる。
茄子田の夫は我儘放題、粗暴で下品、何故こんな男にこんな美しい妻が!?
茄子田の描写は、兎に角気持ち悪い(-_-;)
登場する度に、重苦しく嫌~な雰囲気になる。


出てくる登場人物、それぞれが本当に自分勝手(^-^;
ほんの少しずつ譲れたら、ここまで大事にはならなかったのに。


ドタバタハチャメチャな話だが、この話の続編があるのならぜひ読んでみたい(笑)
彼らは一体どんな生活をこれから送るのか。

どこか自分とは別世界の話だったが、面白く読ませて頂きました~。

0

Posted by ブクログ 2021年01月25日

楽しかった。
ドラマ化されているので、俳優さんや女優さんを思い浮かべながら読んだら、ドラマを見ている様だった。

0

Posted by ブクログ 2019年10月24日

たまたまこの本の前に読んでいたのが、
「これは経費で落ちません 3」で...
二冊続けてテーマは「恋愛って面倒臭い」(^ ^;

さらに本作は、読み進むと「生活って面倒臭い」
「人間って面倒臭い」に行き着く(^ ^;

好きな人と一緒にいたい。
これは人間と言うより、生物としての本能。
でも、一緒に...続きを読むいると、「生活」というものが発生する。
現代日本で「生活」するためには、お金が必要になる。
お金を得るためには「仕事」をしなければならず、
仕事と「生活」のバランスを取ろうとあっぷあっぷしてると、
「好きな人と一緒にいる」喜びが蔑ろにされ...

そうか、金が無いと暮らしていけないのが悪いのか(^ ^;
こうなると「人生って面倒臭ぇ」(^ ^;

思わずそう叫びたくなるような、恋愛 vs 生活の小説(^ ^;

登場人物みんなが、深刻度の度合いは違うが
多かれ少なかれ「壊れていく」様が怖い(^ ^;
そして明確なオチも無い(^ ^;
読み終わっても、実は何も解決していない(^ ^;
そこがまた「リアリズムの極致」なわけですが...(^ ^;

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月01日

ドラマ後の読破。ドラマの印象が強かったんですが、こちらも楽しめる一冊。
女と仕事、男と仕事、概念をはずしたら違う夫婦ができるのだろうけど。
ラストはちょっと歯がゆいというか、微妙なところ。
黒白のない終わりっぽく感じてしまった。
ドラマでは離婚してたけど。
離婚てそんな簡単じゃない。浮気男の心理って...続きを読むこんな感じなんだろうな、と思いつつ読み進めた。

0

Posted by ブクログ 2018年08月14日

 普段テレビを視聴しないので、このタイトルのドラマは知らなくて、新聞でドラマ化された小説の情報を得て原作をその後、ネットでドラマのあらすじを読みました。
小説はプロローグからクライマックスまでの過程が長く、エピローグで、どう決着するのかが楽しみの一つです。因みにTVはコメディータッチでハラハラドキド...続きを読むキでの連続だったようです。
登場人物の綾子役を演じたのは、女優の「木村多江」さんでした。
視たかったなぁ~(笑)
偶にはこういう本も面白い。

0

Posted by ブクログ 2015年09月23日

ドロドロしている。仕事、プライベートの両立はお金、成果より気の持ち様だということがわかった気がする。

0

Posted by ブクログ 2014年03月30日

姉に貰った本。山本文緒はエッセイが好きな感じじゃなかったから興味がなかったけどなかなかどうして面白かった!

0

Posted by ブクログ 2013年07月15日

この人の作品は、大抵読んでて憂鬱になる。
結婚に持ってた夢も打ち砕かれる。
でも読んでしまう。
リアル。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月19日

結婚したのならば
やっぱり添い遂げるべきだし
好きな人が出来たら別れてから付き合うべき。

保険のセールスではこんなにも
稼げないと思うけどな。

わたしは暇なのは気にならないけど
子どもがいるとしんどくて仕方ないのかな。

自立はしたいけど自信過剰の
有言不実行の人にはなりなくないと思った。

0

Posted by ブクログ 2022年10月01日

不倫もの

コロコロと視点が変わるけど案外混乱せずに読める。
むしろ色々な人の考え方が自然と入ってくる分作品にのめり込める。

1つの出来事を様々な視点で見れて、考え方や捉え方の違いがリアルで面白いけどちょっと怖くなる。
☆3.0

0

Posted by ブクログ 2019年06月26日

登場人物がみんな自分勝手だと感じた。
でも仕事や家族を抱えると自己主張もあって仕方ないのかな。
終わり方がイマイチだった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月10日

ドラマと違うんだな。

1つ言えるのは、佐藤家・茄子田家の誰にも共感できない、好感を持てない。むむむ。

0

Posted by ブクログ 2018年06月17日

男性目線で読んでいくと、
男性達の心理は共感でき、
女性達の心理はそう来るかぁ〜と勉強になりました。

2組の夫婦だけでなく、祖父母、子供たち、仕事仲間など、皆んなが色々と抱えていて途中から混乱してきて、終盤の修羅場でドカーンとなる感じがドキドキハラハラの連続でした。

スッキリはしない終わり方だっ...続きを読むたが楽しめました。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月24日

introduction───
毎週日曜日の朝、茄子田太郎は犬の散歩に出る。
私立中学で社会科の教師をしている彼にとって、日曜日は貴重な休日だ。いつもより二時間ほど朝寝坊をして、愛犬のゴブリンと共に家を出る。彼はその犬の名を気に入ってはいなかったが、息子達が勝手に付けてしまったのだ。ゴブリン...続きを読むとはロールプレイングゲームに出てくる、あまり強くない妖怪らしい。
─────────

今期観ているドラマの原作が気になって購入。
放映分までで止めようと思っていたのに、一気に読み終えてしまった。
山本文緒も唯川恵もそうだけれど、さらっと流れていってあとに残るものがほとんどないというか、読んだ端からこぼれ落ちていくというか。
読みやすさと読みごたえって両立しないのかもと思ったり。

映像化にあたっては、原作をだいぶ脚色している印象。
登場人物の設定こそある程度原作に沿っているものの、主題が変わっているように思う。

ドラマでは愛情をベースにした家族のありかたが描かれているのに対し、小説は個人の生き方から派生する家族のありかたに焦点を当てている。
執筆された1994年という時代背景を反映してか、女性管理職や主夫への視点も、2018年現在にくらべると多少否定的だったり差別的だったり。

そして驚くほどにどの登場人物も幼く、人間としての魅力を一切感じなかった(かろうじていい人だと思えるのは樺木くらいかな)

佐藤真弓も茄子田綾子も子どもを結婚の切り札にしている点では嫌悪感しか感じないし、佐藤真弓にいたっては、あまりのわがままぶりに怒りさえ覚えた。
薄っぺらい正義感をふりかざさないぶんだけ、まだ愛川由紀のほうが可愛いと思う。
そう感じるのは、私が未婚であることと、結婚制度に肯定的でないことも関係するのかもしれないけれど…。

あなたには帰る家がある。
小説内では、秀明と麗奈の帰る場所として佐藤家が描かれていたけれど、「あなた」を様々に置き換えて考えてみると、なかなかに意味深なタイトルだと思う。

ドラマの最終回を待って処分予定。

0

Posted by ブクログ 2015年03月13日

終盤の綾子の壊れっぷりがすごかった…。
彼女は結局茄子田家に帰ったかどうか気になる。。

眠れるラプンツェルの汐美と本作の真弓は同い年で同じマンションの部屋の隣どうし。
そういった共通点はあるけど、物語の結末や二人の性格には明らかな違いがあって、あえて対比したのかなと思う。
山本文緒さん好きで片方し...続きを読むか読んでないって人はぜひもう片方も読んでほしい。
色々な違いが面白いから。

真弓は最後の方で、働いてた頃の秀明の苦労がわかって、本当の意味で働くことの大変さを実感したのだと思う。
この作品は三人称、というか複数の人間の視点から描かれた小説。
それが興味深かった。
あなたには帰る家がある、ってタイトルが印象的。
個人的には綾子が秀明に言ってるイメージが強い。
表紙のイラストの影響かな。

20年後のあとがきを読んで、巻末の作品紹介を読んでたら、他のも読み返したくなった。

0

Posted by ブクログ 2014年01月11日

教師である茄子田家と ハウジングメーカーに勤める佐藤家のお話。
既婚者にはいろいろ共感するシーンもあったが、みなが自分本位。
相手の立場になって考えたり、勝手に憶測だけで行動せず、言葉にすることも必要。話さないとわからないこともある。
途中までは、先が気になって読み進めてきたが、最後が何だかしっくり...続きを読むこない。

読者に1番伝えたかったことは何なのか?

0

「小説」ランキング