主人公のフルットは、人間に餌付けされつつ自称「野良」の半端な猫である。エサをくれる一応の飼い主は鯨井先輩。安アパートに居を構え、ギャンブルに興じるちょっぴり残念な大人の女性だ。
フルットの自由気ままで時々シビアな野良猫生活と、鯨井先輩のやっぱりちょっぴり残念な人間生活が、独特の画風と視点で描かれる。
私のおすすめは、1巻で野良仲間と釣りをする話。川底に釣り針が引っかかり、「おれは地球を釣ってしまったということか!?」と妄想。釣り上げると地球が太陽に飲み込まれるし、離すと下に落っこちるし…と、恐怖に震える姿が愛らしい。
釣りの最中に針が川底に引っかかるなんてよくある話だが、それがフルットの視点を通すとこんな物語が広がっていくのかと驚かされる。さらにわずが2ページでオチをつける構成力にも脱帽。読み終わる頃には誰もが、普段の日常の中に潜む想像力の種を、探したくなってくるはず。
感情タグBEST3
ゆるゆるな、ニートと猫の日常
作者のファンなので購入しました。そこそこダメニートの鯨井と、微妙にポンコツな猫のフルットさんのゆるーい日常の話です。鯨井さんのダメニートなりの生活力や、フルットさんのゆるくも厳しい猫社会など、クスッと笑える日常を切り取ってくれています。見所は各話冒頭のタイトルとコマ外の諸注意です。
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和みます。ちょいちょい『それ町』ですが、それは触れちゃいけないんですかね。いいですよね。亀井堂静さんが出てました。62~63頁の「鯨井風汁なし麺」を作ってみようと思いました。
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猫が主人公のちょっとシュールなギャグ漫画(=゚ω゚)ノ
スローでほんわりしている雰囲気ながら時折しっかりしたオチをもってくるスタイルは「それ町」と同じく楽しませてくれます♪
じわりじわりと好きになっていく漫画ですね。
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現代の藤子・F・不二雄。
藤子・F・不二雄先生の影響を多大に受けた石黒正数先生が描く、猫と人間のシュールなギャグマンガ。
本当にF先生の影響が色濃く出ており、キャラクターの表情やオチの一コマで笑わせる技術は素晴らしい。
猫のフルットは非常に愛らしいし、人間の鯨井先輩は憎めないダメ人間。この一人と一匹の日常はゆっくりいつまでも読みたくなる不思議な魅力があります。
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とにかくフルットがかわいい。
動物マンガにあんまり興味のない私が言うんだから、相当かわいい。
ギャグも笑える。キャラに頼らず面白い。
久しぶりに肩の力抜いて楽しめるマンガに出会えたなーって感じでした(θωθ)
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石黒正数が週刊少年チャンピオンで連載している漫画の第一巻。
基本的に見開きの2ページで一話となっていて、たまに2ページ以上の回もある。あとは書き下ろし(?)のイラストと、一言解説付き索引。と、キャラ紹介。
フルットという間の抜けた猫とその仲間達、ライバル達、そしてフルットをちゃっかり利用する飼い主もどきでダメ人間の鯨井先輩(女)と、彼女に関わったり関わらなかったりする人間数名が登場人物。
話としてはまあ、ページ数からして壮大なものは無理なので、何気ない日常をユーモアを交えて描くほのぼのとした話。
ただ登場人物達が個性的な面々なので、どちらかというと「何気なく変な日常」と言った方が良いかもしれない。
なんというか、ドラえもん的な和み感と、関西風のテンポの良い掛け合いと落ち、そしてちょっとした毒(風刺、気持ち悪さ)をひっくるめた感じ。
新聞の4コマ漫画を思わせるような緩い味わいだ。
鯨井先輩は見た目は「それでも町は廻っている」の紺双葉なのだけど、鯨井という名字からたぶん「響子と父さん」「ネムルバカ」の鯨井ルカなのだと思う。
「ネムルバカ」後の彼女の生活を切り取っているのかも知れないが、実際には全く関係のないフルット用に作っただけの人物なのかも知れない。よくわからない。
連載が始まると聞いたときは確か何週間かの限定だと書かれていたように思うから、こうして単行本が出るとは思わなかった。人気があったんだろう。彼の実力だよなあ。凄い。
毎回「木曜日のフルット」のタイトルを色々な書き方で遊んでいて、そのアイデアの多さには感心する。自分だったら途中からネタが無くなって何事もなかったかのように普通の書き方に直してしまうが。
2ページとはいえ毎週きちんとネタを考え出して一定以上の質を書き続けると言うことは素直に素晴らしいと思う。
自分は買ってから毎日ちょっとずつ読んで楽しんでます。
結局「デクノボー」とは何者だったのか、終わり方からして怖い。あの本の中で一番インパクトがあった。
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「大丈夫! きっと助かるから落ち着いて!」(声:平野綾)
時効警察並のフィクションネタが毎回とは恐ろしい。
ネムルバカだけでなく、それ町とも世界観共通してるのね。。
とても面白かった。
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他の石黒作品のどこで見た事があるようなビジュアルの鯨井先輩と
ネコのフルットを中心とした、1話2ページ完結のコメディ。
鯨井先輩よりも、ネコ達よりも何よりも
読み進めていくと登場するピンク色の河童が可愛くてぞっこんです。
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それ町と同作者のショートコメディ作品。半(?)のら猫フルットと鯨井先輩に自堕落な日常にほのぼのしながら、たまに挟まる軽いブラックジョークも楽しめる。
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見開き2ページで1話のほのぼの系マンガ。ネムルバカで出てきた鯨井先輩が登場。設定が微妙に異なるのでスピンオフではなく、スターシステム。タイトルがその話に関連した内容だったり、いちいち気が効いていらっしゃる。
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絵がデフォルトで可愛らしいです。お話はシュール?
「〜なのは××ションですが、この物語はフィクションです」が毎回違ってそんな細かい所が好きです。
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続刊
フルットのもってりしたフォルムがたまらない。
全体的にダラダラ・のんびりしてて、一話ずつが短いので読みやすい。
時々ブハッとくるシーンがあってツボにはまる作品。
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ちょっとヤンキーっぽくてギャンブラーの鯨井さんと、半分ノラネコ、半分鯨井さんの家にお世話になってるフルットの日常。
1話2ページのゆるいお話しが満載。
個人的には好きです。
めちゃくちゃ面白い訳ではないですが、ちょっとした小話を読んでるだけで結構面白いです。
トイレに置いて、ちょっとずつ読んでようやく読み終わりました。
次巻が出たら是非また読みたいですね。
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それ町アニメ→それ町 原作→フルット
って流れで読みました。
フルットは可愛いし鯨井先輩は
まんま紺先輩だし(笑)。
現時点では石黒作品で1番好きです。
尤も未だ他の作品を
余り読んでないんですがね(^^;ゞ。
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アニメ「それでも町は廻っている」を視て、面白かったので原作コミックではなく、同じ作者の新作コミックを購入してみた。毎回、2ページに半野良猫のフルットとフリーターの鯨井を中心としたショートストーリ(ギャグ)が展開される。オチてない話もあるけれど、連続物でないので、どこから読んでもOK。
自分的には、鯨井と頼子という正反対の性格の二人がどうやって知り合ったのかが知りたい、今後の話で語られるんだろうか。
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大爆笑はできない2ページ完結漫画。
とにかくフルットの抜けてるところが可愛い。寿司屋がすっころんだ時の反応の遅いフルットにキュンと来た。
実は毎回仕込まれている~ションとフィクションの部分が一番面白いのではなかろうか。
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面白かったです。見た目よりすごく凝ってます、たぶん。読むの時間かかりましたw
鯨井先輩は「それ町」の紺先輩の顔をした歩鳥ちゃんですね。
みんないい人(猫)なのがありがたい。ダニーがちょっと気に入っています。
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紺双葉→鯨井早菜そっくり
亀井堂静→頼子そっくり
即席猫コタツ 略してネコタツ!
ゆるーい見開き程度。
最小限の線でここまで飛んだり跳ねたりの可愛さが表現されているのに感動。
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見開き1ページで1話の話。
半野良で半飼い猫フルットとダメな飼い主が
回りの人達とユルッとした雰囲気の作品。
気軽に読めてゆるゆるなる。
ネコのデザインが可愛い。特にフルットは可愛い。
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フルットがかわいくて良い。みんな良い人で平和。雰囲気が良い。ギャグに浮き沈みが無くて安定している。題字と欄外コメントの工夫が凄い。
読んでるとたまに藤子Fを思い出す。
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久しぶりに表紙買いしました。表紙のフルットが可愛いので。
この可愛い絵柄でほんのり毒やシニカルな成分が入っております。主人公の女の子がまた生活力があるのか無いのか分からない感じで珍しいし。週刊誌で2ページだけの掲載なら2巻はいつになるだろうか。
読んだ感触が何かを思い出すのですが、やくみつるの4コマまんがを思い出します…なんでだろ?
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ゆるーい猫漫画だが、さすが石川先生。読んでると「ほんわり」してきます。
「面白いからオススメ!」とは強く言えないけど再読したくなる感じ。
若干人を選ぶかも・・・。
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石黒正数先生による2ページほのぼの漫画。
主人公の猫、フルットのドラえもんのような、冷静にかまし続けるボケと、
周囲の人間達のドタバタ劇が相成ってる。
『金持ちさんとビンボーさん』みたいなノリもあり。
それ町ノリが大丈夫なら楽しめるでしょう。