【感想・ネタバレ】木曜日のフルット(3)のレビュー

主人公のフルットは、人間に餌付けされつつ自称「野良」の半端な猫である。エサをくれる一応の飼い主は鯨井先輩。安アパートに居を構え、ギャンブルに興じるちょっぴり残念な大人の女性だ。
フルットの自由気ままで時々シビアな野良猫生活と、鯨井先輩のやっぱりちょっぴり残念な人間生活が、独特の画風と視点で描かれる。

私のおすすめは、1巻で野良仲間と釣りをする話。川底に釣り針が引っかかり、「おれは地球を釣ってしまったということか!?」と妄想。釣り上げると地球が太陽に飲み込まれるし、離すと下に落っこちるし…と、恐怖に震える姿が愛らしい。
釣りの最中に針が川底に引っかかるなんてよくある話だが、それがフルットの視点を通すとこんな物語が広がっていくのかと驚かされる。さらにわずが2ページでオチをつける構成力にも脱帽。読み終わる頃には誰もが、普段の日常の中に潜む想像力の種を、探したくなってくるはず。

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2013年12月04日

Posted by ブクログ

少しずつキャラが増えてきてますね。カッパちゃんが割とかわいい。12~13頁の鯨井風読書法が面白かったです。一貫して無職。

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2013年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3巻でもフルットのダメかわっぷりがでてました。

今回は
カッパが登場したり
たまに道端に落ちてる片方の軍手の謎だったり
バタフライ効果だったり

おもしろ話が満載。

癒されたー

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2013年07月14日

Posted by ブクログ

◆家族で愛読しています。ノミのダニーが最高に愛されています。
◆シンプルなのに何度も読んで楽しめるシリーズ第3巻。

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2013年07月12日

Posted by ブクログ

 先輩こと鯨井さなと、彼女の飼っている(?)半野良猫フルット、その周辺の人々(猫ゝその他動物)たちの日常。を描いた漫画の第三巻。

 いつも通り2P一話の構成で、ドラえもんとかサザエさんとかああいう雰囲気のまったりとした、読みやすくて愛嬌のある漫画。
 非常にライトな内容なのですごく読みやすい。どこから読んでも大丈夫。だけど読み終わったら何も残らない。
 そんな感じの漫画。

 ちょっとした暇つぶしに最適。
 それ以上でも、それ以下でもない。

 個人的にはダニーがお気に入り。白川先生も。
 狂闘先生!が昔に比べて面白そうに見えてきた。白川先生も連載の中で何かを掴んだのだろうか?

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2013年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2ページなので4コマとも違う難しさがあると思いますが、よくまぁ毎週ネタが出てくるなぁ。

鯨井先輩の巻41(高級スーパーの話)、42(ハンバーガーの話)は特に好きです。フルットの巻では44(見栄っ張りの話)にクスリとしてしまいました。

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2013年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯でダメダメ押しているが、「こんなダメな私たちでも日々楽しく生きてます、テへ」では単純にないと思うんだよね。
ネムルバカがあるからだろうけど。

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2013年07月20日

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