【感想・ネタバレ】けものみち(上)のレビュー

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Posted by ブクログ

思った以上に読みやすい作品でした。上巻が終わった瞬間に下巻が読みたくて仕方なくなりました。

かなり昭和の感じがする時代背景ですが、男女の駆け引きから主人公の女性がどんどん悪女になっていくのが面白い。そして政治がらみが出てくると、そんなに古い時代とは感じなくなりました。今も同じような感じが残っているのでは・・・と。

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2022年09月09日

Posted by ブクログ

主人公は中風のろくでなしの夫を持つ妻。夫とはホステス時代に出会って結婚。その中風の夫を放火で殺害。中居として務めていた料亭で出会ったホテル支配人の仲介で中居を辞め、高齢の大物のもとで仕えることに。しかし、仕えた高齢男性も寝たきりの中風だった。放火に不信を持った刑事の思惑も主人公に接近。

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2019年10月24日

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鬼頭洪太の存在は、政治的な黒っぽい雰囲気の中に影絵のように泛んでいる
/この一文だけでも、松本清張節が感じられる。

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2014年04月15日

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私も、けもの道に紛れ込んだんじゃないかって…考えさせられる本です。
しばらく、呆然としてしまい、余韻が中々消えなかったです。
こわい、こわい。

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2011年05月02日

Posted by ブクログ

良い人っていうのが見当たらない。そこがいいのかな。面白かった。
民子さんの旦那さんを殺す気持ちは理解できますね……。

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2010年03月22日

Posted by ブクログ

私が、高校1年生の時読んで私は、少し胸が打たれてしまいました。
なぜなら、母が学生時代の時に読んでいたので、母親に勧められました。

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2009年10月04日

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主人公の民子はしたたかな女である。地味な生い立ちとは裏腹に、彼女は日本の黒幕の心さえ揺れ動かし、己の欲望を満たそうとする。しかし、・・・・・

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

今木曜日にドラマではいってます!オススメオススメ!松本清張さんのふぁんなんでオススメ!人間の汚いところみれます!

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2009年10月04日

購入済み

楽しめる作品だった

ドラマも見ずの初見。「こいつが黒幕か?」など予想しながら楽しめる作品だった。最後に残った者を見て「クックッ」とほくそ笑んだ。

#ダーク

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2023年03月10日

Posted by ブクログ

男と女の駆け引き。民子が徐々にいやらしい女になっていく。昭和を感じる作品。下巻で、色々な事柄が一つに繋がっていくのだろう。楽しみ

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

夫「昔に映像も本も鑑賞済みだったが、改めて面白いと思った」
妻「かなりグロテスクだよね。民子の夫といい、鬼頭といい・・・」
夫「登場人物の一人一人がもれなく個性的。というか癖が強いよね。すごくイヤなキャラだが久垣刑事がとても人間臭く、悪寒が走ります」
妻「民子を詰問してるはずが襲いかかったときはオイオイって思ったよ・・・。よくあるミステリーの刑事さんとは一線を画してるよね。容疑者側と同じくらいヤバい」
夫「後編に期待」

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2010年10月28日

Posted by ブクログ

人間とは強欲な生き物であるということがありありと描かれている。
貧しい環境、豊かな環境、それぞれ置かれた環境内で欲望が高まる。
特に主人公の民子の小滝への執着は寛次と過ごしていた旅館で働いていた頃の面影もなくなっていく。

環境が変わったから、強欲になっていたのか、それとも貧しい環境で覆われていた本性が現れたのか。。。


秦野の「女はとにかく浮気の相手をひとりに決めたがる」という科白は、いつの時代も変わらない気がする。

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2010年06月14日

Posted by ブクログ

久恒刑事のせこい悪人ぷりに、いたく共感。
一般市民のできる悪党とは、こんな感じでしょう。

政界の黒幕、それをとりまく巨悪を描きつつ
こういうキャラクタ(巨悪からしてみれば消しカスのレベル)を配置しているところが、とても惹かれるところ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

やっと上巻を手に入れて。笑
上巻は面白かった。
けど、下巻に向けて自分の中では面白さが下降気味のような。
歴史的背景とかが弱いからかな・・・
でも実際にはなかなか体験できない世界をのぞくのは面白いです。
(08/07/28)

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2009年10月04日

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病気の夫を抱えながら、旅館の女中として働く民子。
そこに現れた一人の謎の紳士によってガラリと運命が変わる。
誰もが一歩道を間違えれば踏み入れてしまう道。それがけものみちだという。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

身分を変え夫を殺し、別の人生を読むことにした民子隠居した大物の世話をしながら、 ホテルオーナーの小滝に惹かれていく。
上巻ではあまり印象深いシーンがなかった。
下巻に期待。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

初、松本清張小説……!
かなり読みやすく、先が気になる展開でスラスラ読めた。結末は結構泥沼そうだけど……
下も読んでみたいと思った。

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2022年04月23日

Posted by ブクログ

今読むと、背景に多少古臭さを感じるのも否めないが、それでもやっぱり松本清張はおもしろい。
最後、余韻を残さない(私だけがそう思った?)終わり方がよかった!

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2015年05月28日

Posted by ブクログ

悪女、刑事の執念、権力者の老人とサスペンスの具材がぶち込まれたピカレスクストーリー。
男は肉体を求め女は保障を求めるという真理は不変。

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2013年08月29日

Posted by ブクログ

米倉涼子が主演してテレビドラマ化されましたが、ラストは原作と大きく違っていましたね。
でも、個人的には原作本来の終わり方こそ、この物語にはふさわしい気がします。
こういう「男を食いモノにしてるつもりで結局のところ食いモノにされ、落ちるとこまで落ちていく」汚れ役は米倉涼子みたいないかにも愛人顔の女じゃなくて、松嶋奈々子みたいな正統派の女優さんに演じてほしい。

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2013年09月11日

Posted by ブクログ

無性に、松本清張が読みたくなって未読なこれを読んで見ました~。
超長編。

本当はもろ殺人事件バリバリの本を期待してたんだよね~。
これはこれで面白かったけど、半ばあたりで、じじぃと民子とかのシーンが出てくると「またかよ~」とうんざりした箇所もちらほらあったな~。
でも、政治の裏のカラクリは、やっぱり昔も今もこういう感じで変わらないのよね~。
話自体は結構、先が読めるような感じなんだけど、こんなに長編をスラスラ読めるのは、やっぱり松本清張だからだよね~。

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2012年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

脳軟化症の夫を放火で葬った旅館の女中である主人公は、ふとしたきっかけで政財界の黒幕の愛人としての第二の人生を始めることになる。夫殺しの疑いで執拗に付きまとう刑事、黒幕の二の腕、ホテルの支配人など、登場人物が次々と不幸な目に遭う展開。「黒革の手帖」や「わるいやつら」のようにあまり救いようのないストーリーなので、気分の落ち込んでいる時に読まない方がいいかも。

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2011年09月04日

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 割烹旅館で働く31歳の民子は、病気で回復の寝たきりの夫に縛られた暮らしから逃れるべく、知り合ったホテル支配人・小滝と共謀し夫を焼殺した。民子は小滝に思いを寄せつつも、政財界の大物・鬼頭の女になっていた。
 一方、火事に不信を抱き民子を疑う刑事・久恒。物語は政財界を巻き込みどろどろに・・・。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

完全に昼ドラのドロドロ展開。
どん底から這い上がろうとする女性のイメージは
どこか白夜行を彷彿とさせる感じ。
全員が全員腹の探りをしている状態で終わり。
下巻はちょっと休憩してから読みます。

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2010年04月21日

Posted by ブクログ

病で床に伏せながら妻への異常な束縛心を募らせる夫。
そんな彼を養うためだけに生きる妻、女中の民子。
自分の人生を浪費しているとしか思えない日々を送る民子の前に現れたホテルマネージャーの小滝。

ふとしたことがきっかけでほんの一歩を踏み出してしまう。
境界線を越えてしまう。誰にでもありえること。だからこそ引き込まれる。

この先の彼女に何が待っているんだろう。

下巻が楽しみ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

政権の裏。主人公、民子の生き方。
最初の上巻はおもしろかったけど下巻から話がちょっと難しくなって、いまいちかなぁと思った。ラストが怖かった。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

米倉涼子ちゃんが主演したドラマでも知られている「けものみち」
内容は、暴力を振るう旦那を焼き殺す所から始まる^^;
行くも地獄、帰るも地獄。どちらの道も地獄には違いない・・・

嗚呼・・・・恐ろしい名言。ダークですな(-。-;) 是非ともご覧アレ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

平凡な女の人が、ほんの些細なきっかけから、どす黒い世界に足を踏み入れる。 きっと、政界とか上の方って今でもこんな風にどす黒いんだろうなぁ。 登場人物は、みんながみんなコドク。人を信じられない世界って生きてて苦しいだろうな。
それにしても主人公の女は頭わるいな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

実家にあったので、読んでみた。どろどろ系・・・ドラマで佐藤浩一が演じている役は、なんだかつかめない存在で、そのまま一気に下巻へ突入。

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2009年10月04日

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