【感想・ネタバレ】寝ても覚めても本の虫のレビュー

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Posted by ブクログ

 児玉清さんの遺稿集『すべては今日から』を読んだ後、もう少し児玉さんの話を聞いていたいなぁと思って、本書を手に取りました。こちらは児玉さん最初の著書の文庫です。

 タイトルからもわかるとおり、本への愛が炸裂しております。それもかなり濃密で、読みごたえがありました。児玉さんの大好きな作品、大好きな作家のことが、具体的にこれでもかというほど語られています。ディック・フランシス、ジョン・グリシャム、マイクル・クライトン、ネルソン・デミル、トム・クランシー、ケン・フォレット、ジェフリー・ディーヴァー、スティーヴン・ハンター、パトリシア・コーンウェル、などなど。

 少しだけ内容が『すべては今日から』とかぶる部分もありますが、本の話は何度読んでもいいものです。〈本は何物にも替えがたい貴重な宝であり、本は僕にとって命に次いで大事なもの〉とおっしゃる児玉さんの情熱と至福がこちらにまで移ってきて、読んでいる間ずっと楽しく幸せな気分でした。

 とくに興味深かったのは、児玉さんがなぜアガサ・クリスティを読まないのか、ということと、映画と原作についての話。結局児玉さんはクリスティを一冊も読まなかったのかどうか、すごく気になります。それから、小説を読んでその映画を見ると失望することがほとんどというところでは激しく同意。『ジュラシック・パーク』などの原作者マイクル・クライトン自身も〈最初から諦めている〉と言うほどだから、ここはやはり児玉さんも書いているとおり、映画は原作とは別物だと思っていたほうが良さそうですね。

 さて、児玉さんのおかげで、私も猛烈に本を読みたくなっております。火がつきました。すごい勢いで燃えております。この命ある限り、読み続けよう。児玉さんのように、面白い本を読み尽くす!

〈読むことも大好きだが、本そのものが大好きなのだ。だから本を買ったときの喜びは格別なものがあり、特に欲しかった本を手に入れたときなどは何度も手に取っては、矯めつ眇めつ手触りを愉しむことになる〉

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2021年04月07日

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児玉清さんが英語原書の本を読むほど本好きと知らなかった。好きな作家の本が翻訳されなくなったことを機に読み始めたそうだ。英語力がある訳じゃないと児玉さんは自分で言っている。読み進むうちに解ってくるとのこと。後半にはミステリー女流作家の話題に入るが、どの作家さんも美人らしい。ハードカバーに載る写真からも惹きつけられて手に取るらしい。それにしても、アガサ・クリスティは読んでいないとあるからビックリだ。亡き児玉清さん、生前のブックレビュー番組を見てみたかった。

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2014年11月06日

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自身としては、なんとなくこれまであまり手に取らなかった海外の著作に、魅力を感じさせてくれた本でした。文章がとても読みやすく、かつ解りやすく、たくさん本を読んできた方だからこそ、なのだと思いました。今は、R・プレストン、J・ディーヴァー、P・コーンウェルを読みたいです。

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2013年05月25日

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かわいい!
なにこのかわいいおじさま。

天敵の先輩が勧めるクリスティーを意地でも読まないとか、どこの中学生的反抗心なの!かわいすぎるよ!

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2013年05月04日

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自分が「これは面白いなあ」と思った作品の解説が児玉さんであることが多く、読書の傾向が似ているのかなあ、などと思ったりしたのだが、とんでもない話で、読書量が違うのだ。特に、海外ミステリーは半端ない量で、名が知れている作家の作品は殆どフォローしているのではないか。
本書の紹介の内容がまた秀逸。どれも読んでみたくなるようなものばかりで困ってしまう感じだ。

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2012年12月31日

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児玉さんの本に対する愛情がもの凄い伝わってきた。
レビューの質は逸品で、そんな本の感想を書くのは失礼だが、敢えて書かせていただく。
これを読めば、一層本に対する気持ちが熱くなると思う。
挙がっている本が本当に面白そうなことったらない‼読ませるレビューってこういうのを言うのか…と痛感する。いや、本当に面白そうな本ばっか。(早く読みたい!)
SF、推理小説、ノンフィクション、刑事系が多いので、そういう話が読みたい人には良本だと思う。
本を何の気兼ねなく買えるようになりたいと思うのは、児玉さんも同じだったんですね。
しかし、海外小説を原本で読んでしまう根性には感服する。英語力が皆無な自分には夢のまた夢…。

本好きって映画も結構観てる確率が高いような気がする。

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2012年07月17日

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児玉清さんが亡くなられてもうすぐ1年です。
去年の秋にこの本を本屋さんでみかけ手にとってみました。
読んでみて、「こんなに本が好きな人がいるんだな」と感じました(月並みな感想です)

映画評論家の淀川長治さんのように作品に対して批判的なことは何一つ言わない紳士な姿勢に感服します。決して宣伝上手とは言えない文章でも一生懸命、好きな作品の良さを伝えようとする気持ちが、文章全体から伝わってきます。

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2012年03月17日

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「アタックチャンス」でお馴染み、故・児玉清さんの『寝ても覚めても本の虫』を読んだ。小学生から晩年まで、欠かさず毎日やったことが読書だったというほどの読書家。英米文学を中心に、読書愛をこれでもかと、愛を込めて滔々と語る姿に笑みがこぼれる。あとがきで書かれていた、まだお金がなかった新婚時代。高額な本を買いたい児玉さんが、奥さんと口論になり放った一言、「こういう本は女房を質に入れても買うべき本なのだ」。

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2017年05月06日

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児玉清さんの「目利き」で紹介された珠玉の海外ミステリーが紹介されています。ここで紹介されている本は、どれもすぐ読みたくなっちゃうから、要注意!!

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2016年04月30日

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おもしろかったー!ほんとうに本が好きで、ほんとうにたくさん読んでる方は言葉の端々にその豊かな教養が滲み出ますね。素敵な方だった。もっと早く、児玉さんが読書家だったことを知っていればなあ。

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2015年05月16日

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本を読むわくわく感があふれていて、読んでいるとこちらまで楽しい気持ちになる。そして、本読もう〜とうきうきする。自分が今まで読んでこなかった方面なのだけれど、児玉さんの楽しそうな文章に誘われて、早速本屋さんに行きたくなります。

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2015年03月01日

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児玉清さんの、いかにアメリカのミステリが好きか、という本(笑)
何て言うか、私があまり読まない作家ばかりだったけれど、この人が子どものように読書が好きで、すごく面白いんだよ!!と興奮しているようすが可愛らしかった。
読むのはちょっと疲れた。この本はここがこんな風に面白いんだよー!てなことを延々と聞かされた気持ち(笑)

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2014年07月27日

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とても面白かった。
児玉清さん自身が良い文章を書くなあ、と思いました。本への愛情と温かな人柄が行間に滲んでるからかなあ。
これは…海外小説を無性に読みたくなる!原書で!そのためには英語を勉強しなければならない、その根性はない!!
姉と少女小説とか、先輩とクリスティなど、リアル文学青年じゃ…!というエピソードにほっこり。

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2014年09月16日

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本自体が好きなんだなぁというのがひしひし伝わってきた。本が捨てられないの言葉には、奥さんさぞかし苦労しただろうなぁと思うとともに、私は私なりに本と付き合い断捨離してくはよと誓う。
アメリカのサイコスリラー系って映画はよく見るし好きなジャンルだけれど、本で読んだことはあまりなかった。けれど、こんなに愛情をもって語られたら読まずにはいられない。手始めにコーンウェルの検屍官あたりから始めようかしら。アメリカのサスペンスをよみはじめるのにはとってもいい指南書である。
ゆくゆくは私も著者が語る、作家自体がもつ独特のリズムを英文からダイレクトに味わえるようになりたいものだ。

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2014年01月05日

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ミステリー、しかも米国英国に偏っているきらいは、ありますが、かなり秀逸なブックガイドだと思います。本に対する愛情と人柄が偲ばれる良い本だと思いました。こんな本をもっと、書いてほしかった。

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2013年12月27日

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ネタバレ

分類としては書評本になるのだろうか。
評論というよりは、お勧めの本を紹介しているブックガイド、という方がしっくりくる。
紹介されているのは海外の作家が大半を占めていて
自分の読書傾向とは少々方向性が違うのだが
そこに挟まれているエピソード、書籍や作家に対する愛情というか執着心というものに
いちいち共感しながら読み進めた。
クリスティを読まない話、蔵書のことで奥様と喧嘩したエピソードなど
本のことになるとあのダンディな児玉さんがこんなにも少年ぽくなってしまうのか、
と意外に可愛らしい部分が見えたのも楽しかった。

読み手の興味をそそる掴み(というかマクラ)、
内容を紹介するときにどこまでネタバレにするかという匙加減が絶妙。
海外モノは訳者との相性もあるのであまり手を出さないのだが
児玉さんが本書で紹介していた海外ミステリをいくつか読んでみたくなった。
ホントは原書で読めるといいんだろうけどなぁ…(´・ω・`)

最近思うのは、役者さんには文章のお上手な方が多い、ということ。
文体がどうこうではなく、エピソードを読ませる力がある文章を書かれる。
児玉さんもそうだし、先日読んだ六角精児さん、鈴木砂羽さん、
CREAだったかな、どこかの女性誌でエッセイを連載されてた
堺雅人さんの文章も面白かった。
何かを演じることと文章を書くことには共通項があるのだろうか。

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2013年07月06日

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読み上手は勧め上手

作品を褒めなさいというスタンスが、淀川長治さんから、というエピソードが印象深い

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2013年05月11日

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アタックチャンス!のイメージが強い、渋い俳優の書評本。もっと古典どころばかりかと思ったけど(まあ、最初の方にその片鱗は覗かせているけど)、取り上げられているのは海外ミステリーばかり。その意外性もあったけど、本当に本の虫なんだなって思える熱い語り口につい惹きこまれる。海外文学は苦手の範疇だけど、何人か手に取ってみたいと思わせる作家も現れた。故人だから、とかはなしに、楽しめる書評集でした。

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2013年01月07日

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昨年亡くなった児玉清さんの本。タイトル通り、児玉さんが読んだ本の書評がメインに据えられつつ、中盤では映画の話ばかり出てきたりしていて、本に限らず文化芸術というもの全般に深い造詣があった方なんだなぁと、納得しながら読めました。

この本で紹介されている限りでは、児玉さんの興味の対象は古典ではなく現代の海外作家によるフィクション作品がほとんど。しかも原著のまま、新刊ハードカバーで購入して読んでおられたようです。なんかもう、それだけで凄い。

この本のオリジナルが出版されたのが2001年、文庫版が出版されたのが2007年。主に紹介されている作品は、オリジナルが出版された2001年以前のものですが、面白そうなものがいくつもありました。本をたくさん読んで土台がしっかりしている方の書評を見て、今まで知らなかったジャンルの本に出会えるというのが、この手の本を読む楽しみです。

読書の幅と視野を広げるために、一読してみてはいかがでしょうか。

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2012年07月24日

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本への愛情が迸っていて嬉しい。
そうだ私もページを捲るのももどかしいくらいに引き込まれるのが好きだったんだと思い出させてもらった。
わくわく楽しむ読書をしたいな
海外ミステリーは読まないので紹介されていてもそうよ、そうと思いながら読めるものがなかったのが残念だったかな
「タイムライン」「黒と青」は読みたいと思った。それ以外も児玉さんの本の紹介に熱がこもっていて微笑ましかった。

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2012年06月30日

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猛烈な読書家、俳優の児玉清氏による大好きな「本」の話。子ども時代の読書体験から、注目の海外作家まで紹介。あとがきの「女房を質に」の談は笑えた。初めての著書だそうだが、文章が簡潔でスッキリしているうえ、本に対する熱い情熱が伝わってくる。本文中には<(作品の良さが)うまく伝えられない>ともどかしげだったが、どうしてどうして。膨大な量の読書の賜物か、はたまた才能か?しかも題名がイケてる。児玉氏の語り口を想像しながら文を追うのも楽しい。…読みたい本が増えたのは嬉しい悲鳴。

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2012年04月27日

Posted by ブクログ

アガサ・クリスティー『杉の柩』を読んだが
まあ、いつも通り達者、なにほどか言うこともなし
クリスティーは文庫本で約86冊あるが、そのうちの54冊目だということぐらいかな
(全作品を読破したいということをやっているので)

ところであのクイズ番組で有名な、しかも
超読書家でも有名になって、TVで読書案内、文章も、ものなさっていらした
亡児玉清さんはクリスティーを読まず嫌いだったそう、、、、

ふぇ~~~!とびっくり

そのわけは

大学時代の大嫌いな先輩がクリスティーを大変にあがめていたらしい
おせっかいにも、違うものを愛読していた彼を小ばかにしたものだ
そのことに反発して「読むものか!」と思ったのである
そして一冊も読まずに、半世紀もたってしまったとのこと

「果たして読まずに死ぬのか」
とこのエッセイに記している

そうだったんだろうか??

わたしは違う、読まず嫌いはしたくない!
しかし身体は一つ
読みたくても、読まずに死んでしまう本の数万冊のことを思うと
(世の中に日本語になっているものだけでもこんな数ではないだろうが)

死んでも死に切れないよ

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2020年06月16日

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本への想いと愛情がよく伝わってくる。自分も、妻との戦いを30年続けているし、何より、寝転んで読むスタイルが同じで嬉しい。

本書で紹介されているのは海外のスリラー、サスペンスが中心だが、この分野、一時、内藤陳さんのお勧めに夢中になり、かなり読んだ事がある。

ここ暫く、特に翻訳物はあまり読んでないが、また読んでみたい気持ちがふつふつと湧いてきた。

たしか、数年前にお亡くなりになったとおもうが、紹介されている本を読む事でお弔いしたい。

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2015年09月06日

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「レビュアー」としての児玉清の文章を
最初に読んだのは有川浩の作品の解説文だったと思うが、
今のところ、自分がこれまで読んだ小説の解説の中で
この人のが一番読みやすくて面白かったという
印象をもっている。

この本はそんな児玉清さんが
最初に出した本であるブックレビュー集。

とにもかくにも引き出しが多い、という印象。
更に(仕事の関係もあるとは思うが)
海外の作家に直接会いに行くなど、
かなりアクティブに作品だけでなく
その著者の人柄も含め
味わっている様が伝わってくる。

まさに書評家としてのモデルとなりうる方。
ただ、残念ながら解説対象が海外もの、
更にスパイものやらサスペンスといった
自分の興味の対象外の作品が多くて
ちょっとこの本は自分にはもったいなかった。
(そのせいもあって数年積読だったという…)

おそらく売却予定。

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2015年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトル通りの本の虫の著者。
読んだ本への愛情があふれるエッセー。
すぐに読みたくて原書を読みこなすという熱意には恐れ入る。
古典やビジネス本を読まなければならないと思い込んでいた自分に、「面白本を読みなさい」と肩の力を抜いてくれた本である。

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2014年04月13日

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前半はエッセイ的だが、後半は洋書を一冊ずつ紹介してお勧めするような内容。氏の海外ミステリへの強い愛情がひしひしと感じられ、そんなに面白いのかと紹介本を逐一読みたくてたまらなくなる。

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2013年11月28日

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この本、児玉さんのあとがきが面白い。
本が好きすぎて仕方がない児玉さん、わかります。
アメリカやイギリスで洋書のハードカバーを買い込み、重くて仕方がない話、洋書をなんとか読みこなしている話…ためになります。

児玉さんはなくなったけど、今でも本を読んでると確信を持てます。

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2013年10月20日

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 トーハンのPR雑誌に連載していたエッセイを加筆して発行された本。意外にも著者初の単行本だったらしい。

 90年代後半の連載なので、その当時の流行作家がほとんどだ。もう消えてしまったような作家もいれば、今も現役バリバリの人気作家もいる。好きな作家の新作が発売されるや、邦訳を待ち切れず原書で読んでしまう貪欲さ。本の虫という言葉も、この人が言うと本物だ。


 紹介される作家は海外エンタメ作家ばかりで、当時の自分の趣味と合っていなかったので、読んだことがあるのは数作しかなかった。(映画を観たものはいっぱいあったけど、それは読んだと言わないから) レビューを読むと、読みたくなってしまう本が多い。正直困る。あ〜、どうしよう。
 
 本の紹介だけでなく、本好きが共感できる数々のエピソードもある。
 新婚当初に妻に内緒で、豪華な全集を買ったのがばれたときに言った台詞が最高だった。内容は伏せるが、本好きには納得できても、妻にとっては人でなしに聞こえたことだろう。


 他の著作も出ているようなので、今度はそのあたりを期待して、読んでみたい。

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2017年08月15日

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本への愛情あふれる1冊です。本の世界だけに没入して閉じこもる事なく、読書に熱中した上で、そこから世界と視野を広げる著者のスタイル。これこそ、読書家としてのあるべき姿ではないでしょうか。「あとがきにかえて」と銘打たれた「本のある日々」の章は、本好きな人ならば必ず頬がゆるみ、憧れを感じる事でしょう。児玉さんは読書家である以上に、この上ない愛書家なのです。

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2012年09月17日

Posted by ブクログ

読書の習慣がない頃から、なぜか毎週見ていたNHKBS 週刊ブックレビュー。
司会をされていた児玉さんは、子供ような笑顔で作家達にインタビューしたり、評論する。
本当に本が好き何だなぁとこちらまで嬉しくなる。

このエッセイも、児玉さんの本好きがいかんなく表現されている。
ただ、ほぼ全て海外ミステリー小説、作家について語られています。
このジャンルが好きな方は間違いなく堪能、参考になり、より一層広い読書の世界へ誘ってくれるでしょう。

私はほとんど馴染みのないジャンルだったので正直少し退屈でした。
この本の中で大量の海外ミステリー小説を推薦してくれているので、何冊か読んでみようかなと思う。
もしかしたら、その後読んだ方が面白いかもしれない。

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2012年07月29日

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