【感想・ネタバレ】スタンフォードの自分を変える教室のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年12月08日

身近に感じやすい日常生活の内容とリンクさせて書いてあったからわかりやすかった。
また読みたい本!

ドーパミン
セロトニン、オキシトシン

同じ幸福ホルモンでも別物だと知った

ドーパミンはお菓子を見て食べたいって思う時にMAX出て。
食べてからは罪悪感に陥る。
食べたいって思って10秒我慢したら解...続きを読む消できるということもこの本に書いてあった!

ただし、心から食べたい、心から美味しい、作り手の愛情のこもったもの、念願のものだったら
罪悪感はなく美味しくて幸せだったという余韻に浸れる。

セロトニンオキシトシンはヨガや瞑想睡眠好きな人といる出てるホルモンで
行った後も幸せと思える。

このホルモンの違いがあるので、
何か疲労、リフレッシュ次第時は
ドーパミンの選択ではなく
セロトニン、オキシトシンが出る方法で行っていきたい。

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Posted by ブクログ 2023年09月17日

一度きりの人生が最高の人生に変わる講義を書籍化したものです。

私はなかなか間食というか買い食い(小学生かっ⁉︎)がやめられず、ウチの奥さまの期待も裏切り続けております。

つくづく意志力の弱さを日々痛感しているわけですが、本書はその意志力の弱さが起こる原因や持続させるコツを科学的にかつ一般の人にも...続きを読む分かりやすく書かれています。

日常生活に取り入れられるヒントが満載!
家族みんなで読みたい一冊です。オススメ!

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Posted by ブクログ 2023年05月19日

名著です。意志力について様々な実験を挙げて、どうあるべきか考えさせてくれます。

意志力を磨けば人生が変わる。誰でも感情や欲望をコントロール出来ればどんなに素晴らしい人生になるかと分かっています。
より良い自分、より良い人生になる方法を教えてくれます。
10章のパートに分かれており、10週間で出来る...続きを読むようになっています。
意志力を磨くという事は、自己コントロールすること。つまり自分の内面に目を向ける事です。
方法としては、瞑想、呼吸、運動、睡眠、など毎日続けられる目標を持つ事です。

たとえ失敗しても逃げ出すのではなく、許すことが大事で、投げやりになって誘惑に負けたり目標を諦めたりしないことが大事。自分への思いやりを持つ事が良い結果となる。

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Posted by ブクログ 2022年10月23日

意志を自己コントロールする方法、なぜ失敗してしまうのか脳科学他分野から具体的にわかりやすく解説し、研究に参加するつもりで楽しく実践できる、見直したい習慣がある方にお勧めの本です

2日目で効果絶大…
三日坊主にならないといいな^^;

再読

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Posted by ブクログ 2022年09月11日

意志の力というどうにもならない気がするものを、科学的にわかりやすく説明してあった。
鍛えたり向き合ったりする為の具体的な情報が豊富で、実践しながら読んでいくとこの本の内容がより理解できた。
何度も読み返したい本です。

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Posted by ブクログ 2022年07月05日

心理学者による意志力コントロールの本。
疲れ、落ち込み、欲求。。。意志は色んなものに左右されやすい。
欲求を乗り越える感覚は、瞑想と同じ。

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Posted by ブクログ 2022年02月19日

わかりやすい様々な実験結果を事例に、自分を変えるために、意志力を強化する事をまとめ、実践できる良書。
結構、大学生にウケそうな親しみやすい身近な事例をも含んだ語り口は、飽きさせず、どんどん先が知りたくなって一気に読み進められる。
チンパンジーと人間の対決は結構衝撃的。大波の衝動がきても抗うことなく、...続きを読む波と向き合い、受け入れ、それからどうすると言う事が、結局、将来に渡って意志が続くんだなぁと納得。
自然体で前向きに捉えていきたいと思った。

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Posted by ブクログ 2022年02月07日


本書を読み終えた時には、自分の目標を再確認にして、これからどのように行動していくべきかが明確になりました。今後も自分の選択を振り返って、最適な選択を実施していきたいです。そして、意志力を強化していき、限界を超えていきたいと思います。是非皆様に一読をお勧めします。

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Posted by ブクログ 2021年03月09日

タイトルに惹かれたが、直訳すれば意思力の本能。精神論ではなく、極めて科学的な見解で意思力が語られる。かなりの良書。
意思力と言っても、目標をやり遂げられなければただ弱いだけ、と言うのではなく、脳の仕組み上様々な誘惑があり、それらに正しく対処出来るかが意思力の強さになるという。
以下気になったワード。...続きを読む
呼吸のコントロール、疲れやストレスを取り除く、罪のライセンス、欲望は大切、どうにでもなれ効果、10分待つルール、将来の報酬を意識する、意思力は感染する。皮肉なリバウンド効果。

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Posted by ブクログ 2020年09月14日

できない理由を特定する
もう1人の自分に名前をつける
選択した瞬間を振り返る
失敗する瞬間に気づく
意識の中に組み込む
瞑想をすると注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己認識といった自己コントロールの様々なスキルが向上する

5分で脳の力を最大限引き出せる瞑想
椅子の上でもクッションの上でも...続きを読むいいので、吸って、吐くことに意識を集中する。
5分から始めて慣れて来たら毎日10〜15分やる。習慣化するために時間やタイミングを決める。
呼吸しているときの感覚を掴み、気が散り始めたら意識する。

瞑想が苦手だった人が、瞑想した日としなかった日を比べて、瞑想した日は集中力が高まっていることに気づく。

意志の強さは心拍変動でわかる

心拍変動とは、ストレスを感じて交感神経が活発になると心拍数が上昇して変動が低下、自制心を上手く発揮できたときは副交感神経が活発になり、ストレスを和らげ、衝動的な行動を抑えるられるとき、心拍数が減少して変動が低下する。

呼吸を遅らせ、ゆっくりと息を吐くことで自制心を発揮できる

睡眠不足は酩酊状態と同じ。睡眠不足だと脳が吸収できるエネルギーであるグルコースを使用できない。細胞に吸収されにくくなる。すると細胞はエネルギー不足になり、疲労を感じ甘いものやコーヒーを欲するようにかる。

瞑想が睡眠の質を上げる。
寝る1時間前にいろいろなことをやらない。
意志力の一つである、「やらないこと』を決める。
リラックスできることをする。
心拍と呼吸のペースが遅くなり、血圧も下がり、筋肉の緊張がとけること。
仰向けに寝て、膝の下に枕を入れ、足の方を少し高くする。
目を閉じ、深呼吸して凝っているところがあればぎゅっと力を入れて力を完全に抜く。これを毎日やる。

意思力は限られた資源で、何かを頑張ったり選択をするたびに減っていく。アスリートが疲労を感じるたびにそれを乗り越える方法を学ぶ。

重要で緊急ではないタスクを朝やるなど、最もエネルギーが溢れている時間に大事なことをやる。

極限状態にある競技中のアスリートがの体で何が起きているのか実験して、筋肉には何ら不具合が見つからなかった。脳がもう無理だ、と体に命令をおくって、強烈な疲労感を感じたとしてもそれは感覚や感情というべきもので、筋肉はまだ動けるのに早めに脳がブレーキをかける。

これは、意志力の限界とも似ていて、実際にはまだ動ける力があるのにもう無理だ、となってしまうのは、気力を振り絞ればまだ頑張れる。
限界は見た目よりもっと先にあると考えるのは魅力的だ。疲労感を気にしない。
諦めそうになったとき、どれだけそれを望んでいるか思い出してみる。

何か良いことをしたあと、人はそれを言い訳に悪いことをしたくなる。モラル・ライセンシングという。なぜ自分はそれをやっているのかを思い出すと、悪いことをしなくて済む。

あとで取り返せる、と思って自分に甘い選択をしても取り返せることはない。常に自分に甘い選択をし続ける。挽回すると決めたなら必ず挽回する。

選択を行うたび、これを一年、毎日このままやってもいいのか、自分に問いかける。先延ばしして、ツケが回って来てもいいのか?問いかける。

ドーパミンが出ると動物は衝動に動かされて、何度もドーパミンの出る行為を繰り返してしまう。ドリンクやフードの試食は、無料であることと、食べ物でドーパミンを出させて、よりお腹が空いたり喉が乾いたりさせて報酬を求める状態にしてしまう。

ドーパミンは脳の報酬システムから放出されるが、脳の報酬システムが壊れてしまった人は何しても楽しくない、「無快感症」に陥り、生きる気力さえ失ってしまう。
パーキンソン病やうつ病の原因ではないかとされている。

シロクマの話

幼いレフ・トルストイに昔、兄がシロクマのことを考えなくなるまで部屋の隅でじっとしていろ、と命令して離れたあと、トルストイはかなり時間が経ってもまだその場所で座っていた。
『シロクマのことを考えない』と思うほど、その考えが頭から離れなくなる現象。禁じられた恋ほど燃え上がる、ロミオとジュリエット現象。
眠ろうとすればするほど眠れなくなったりする。
『皮肉なリバウンド効果』
好ましくない考えや感情をコントロールしようとするのをやめれば、感情に振り回されなくなる。

「ダイエットは体重を増やす』という逆説

カロリーの高い食べ物を自分に禁止すればするほど食べたくなって、ダイエット前よりも食べてしまいリバウンドする。ダイエットでは何を食べないか、よりも何を食べるべきかを決めて、やらないことよりやることを実行する。

タバコを吸いたくなったり、カロリーの高いものを食べたくなったら、『〜〜したい』という気持ちや波のようにうねる衝動を静かに観察し、その時の気分をノートに毎日記録する。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月28日

ほんっとに面白かった!!

題名は自己啓発っぽいですが、しっかり科学に根ざした信頼性の高い本だと思います!

主に、意志力や自己コントロール能力の話をされています。なぜ、私達は先延ばしにしてしまったり、自分を正当化してしまうのか。

そして、そんな弱い部分をどう改善していくか。

誰しもが先延ばしに...続きを読むしてしまったり、叶えたい長期的な目標があっても目の前の誘惑に負けてしまうことがあるのだと知りました。

大事なのは、自分の弱さを受け入れることで、自分への優しさを持つこと。

自分もこの本をきっかけに考え方を改めていかねばならないと思いました。

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Posted by ブクログ 2019年08月13日

意志力の取り扱いについて。その意志力がどのようなものか、その傾向と対処方法についての記述。売れた本だけあって非常に面白い。以下、読書メモ。
・「難しいほうを選ぶ」ことを繰り返す
・意志力の問題とは善と悪の戦いにほかならない→「モラル・ライセンシング効果」→よいことをすれば、ちょっとくらい悪いことをし...続きを読むてもいいだろうと思ってしまう。
・「やることリスト」がやる気を奪う
・「意志が強い」と思っている人ほど失敗する
・「あとで挽回できる」と思ってしまうと、自分に甘い選択をしても気がとがめなくなってしまう→「あとで取り返せる」と思っていないか?
・人には「明日はもっとできる」と考える習性がある→「明日も同じ行動をする」と考える
・メインディッシュにヘルシーなものを選んだ人の多くは、逆に太りやすい飲み物や副菜やデザートを注文する傾向がある→かえって普通のメニューを頼んだ人より総カロリーが多くなってしまう
・意志を骨抜きにする「魔法の言葉」→健康第一!でも楽しみたい!的モラルライセンシング→誘惑の「キーワード」を見つける
・「携帯ドーパミン装置」が生活を埋め尽くしている →ドーパミンの引き金を探す
・目新しいものほど「報酬システム」を刺激する
・ドーパミンを刺激する「戦略」を見抜く → 心を動かすものの正体を暴く

・ちっともやりたくないものを”ドーパミン化”する →「やる力」とドーパミンを結びつける
・「欲しいもの」は反射的に不安を生み出す → 欲望のストレスを観察する
・「すぐに」手に入れないと気がすまない → 将来の報酬を低く見ていないか?
・どんな誘惑を感じても、必ず10分間は辛抱して待つようにする。その10分間のあいだに、誘惑に打ち勝ったらいつか手に入るはずの報酬の事を考える。
・「自制心をもって行動するのはみんなが当たり前にやっていることだと思うこと」→「ソーシャルプルーフ」
・要求を受け入れる → すぐに気を紛らわそうしたり、否定しない
・「やらない力」を「やる力」に変える → 「~しない」というチャレンジを、「~する」というアプローチに変えてみる

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Posted by ブクログ 2019年01月21日

東大生がもっとも読んでいる本だと紹介されていたので、これは読まないといけないと思って購入。

自己啓発の本だと思ったら、ぜんぜん違う。いや、こういった啓発系の本の中だと一番よくできている。

やる力
やらない力
望む力

もう一人の自分の名前

株価が気になって見てしまう

瞑想を1日5分してみる。...続きを読む呼吸で吸って・はいての繰り返し瞑想などで心拍数を落ち着かせることで、自制心が整う。(怖さ・恐怖も取り除かれる)

5分間の簡単なエクササイズ、家の外に出てみる。

睡眠不足とストレスが、達成したいことの妨げになる。
→だから、そんな時は寝る。ストレス解消。

自制心は一定量になっていて、使うたびに減っていく。つまり、無限ではない。ただし、自制心は筋肉のように鍛えれば強くなっていく。

普段から困難なほうを選択する癖をつける。
→たとえば、右利きなら左手をなるべく使うなど。

疲労や限界は、脳の思い込み。まだ限界は来ていない。脳がいやなことをシャットダウンさせようとする。

人はがんばっていると、反対にサボりたくなる。
→ちょっとくらいサボるのは良いことと勘違いする。

進捗があると、サボりたくなる。進歩が与える影響が妙に達成した気分を生み出す。
→進歩がおのずとサボっても良い理由を探すきっかけになる。
→進歩ではなく努力する姿勢を見続ける
→なぜ、自分はがんばっているのか『理由』に着目する。

どうにでもなれ効果
→一度失敗すると、もっとダメになりたくなる。

未来に行って将来の自分に会う

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Posted by ブクログ 2018年12月22日

「意志力」に関するベストセラー。
日常でも役立ちそうなアレコレが説明されている。

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できない理由を特定する
「時間がない」
・教えてくれる人がいない
・断片的な知識でまとまりがない

「もう一人の自分に名前を付ける」

(ついメールをチェックしてしまう女...続きを読む性)メールをチェックすると、なぜか脳や体の緊張が和らぐような気がしたのです。

 ストレスは意志力の敵。

 意志力のチャレンジが失敗しそうになると、私たちはそれをつい自分の性格のせいにしがちです。(略)けれども、たいていの場合は、たんに脳と体が自己コントロールに適さない状態にあるだけです。(略)つまり、ストレスから回復するために必要なものを自らに与え、最高の自分を引き出すエネルギーを確保するのです。

 自己コントロールの過画布によって明かされた、厳然たる、気がかりな研究結果。
 それは、人は意志力を使っているうちに「使い果たしてしまう」ということです。

「意志力は限られた資源である」

 朝の最初の1時間はほかのだれのためでもなく、自分のビジネスプランのために使うことに決めたのです。

 自制心を要する小さなこと(姿勢をよくするなど)を継続して行った場合、意志力が全般的に強くなるという結果が出ています。

・「やる力」を強化する

限界を感じるのは脳に騙されているだけ

「意志力」が弱まっていると感じたら、自分の「望む力」を利用してやる気を出しましょう。
?チャレンジにせいこうしたら、どんないいことがありますか?
?ほかのだれの利益になりますか?
?続ければ楽になると想像しましょう。

?目標に関係のある強化法をやってみる
 きちんと記録をつけてみる

(人は)少し良いことをすると、こんどは自分の好きなように行動してもいいだろうと思ってしまいます。

 私たちはなにかよいことをした気分になって(あるいはそれを思いついただけで)正しさに対する鵜判断が甘くあいまいになってしまうと、衝動に従っても構わないと思うようになります。

 進歩にばかり注目しているとかえって、成功から遠ざかってしまいます。(略)自分のやってきたことを振り返り、目標を改めて心に深く刻み、その目標に向かって自分が一層努力したくなるように仕向けなければなりません。

「よく頑張った、さぁ、もう本当にやりたいことをやっていいぞ!」ではなく「自分が望んでいることだから、頑張ったんだ」と思いたいものです。

マクドナルドのメニューにヘルシーな品物を加えた途端、ビックマックの売り上げが驚異的に伸びたというレポートに、研究者たちは興味をそそられました。(略)人は目標にふさわしい行動をとる機会が訪れただけでいい気分になってしまい、実際に目標を達成したような満足感を覚えてしまうのです。そうしてヘルシーなものを選ぶという決心はどこかへ吹き飛び、まだ満たされていない欲求-目先の楽しみ-が最優先になってしまいます。

 厄介なのは、食べ物にせよほかのものにせよ、「いい」や「悪い」で判断すると、いい気分になったせいで常識が吹っ飛んでしまうことです。

 自己コントロールを求めるあまり、意志力の問題を何でもかんでも善悪で考えるのは間違いです。私たちはよいことをしたり考えたりしただけで、すぐに遺文のことをいい人間だと思ってしまい、挫折しても正当化するのがうますぎるからです。自分が本当に望んでいることを忘れ、物事をだた良しあしで判断していると、抑えるべき欲求が強くなって、自滅的な行動をしてしまいます。

「ドーパミンには報酬を期待させる作用があるが、報酬を得たという実感はもたらさない」

 脳は「報酬の予感」を抱かせることによって、被験者がうっかり報酬をもらい損ねたりしないようにしたわけです。報酬システムが作動した時、被検者たちが感じたのは「期待」であり「喜び」ではありませんでした。

 私たちは欲望を「感じたい」のです。

 報酬を設定することによって、つまらない作業を楽しくすることができます。

 闘争・逃走本能によって発生したストレスホルモンも、ドーパミン神経細胞の興奮を高めます。つまり、ストレスを感じている状態では、どんな誘惑もやたらと魅力的に感じてしまうのです。

 米国心理学会は最も効果的なストレス解消法として、「エクササイズやスポーツをする」「礼拝に出席する」「読書や音楽を楽しむ」「家族や友達と過ごす」「マッサージを受ける」「外へ出て散歩する」「瞑想やヨガを行う」「クリエイティブな趣味の時間を過ごす」などの例を挙げています(最も効果が低い方法は、ギャンブル、タバコ、お酒、やけ食い、テレビゲーム、インターネット、テレビや映画を2時間以上見る、などです)。

 ほんとうに効果のあるストレス解消法は、ドーパミンを放出して報酬を期待させるのはなく、セロトニンやγアミノらく酸などの気分を高揚させる脳内化学物質や、オキシトシンなどの気分をよくするホルモンを活性化させます。また、脳のストレス反応をシャットダウンし、体内のストレスホルモンを減らして治癒反応や弛緩反応を起こします。
 そのようなストレス解消法を試した場合は、ドーパミンが放出された時のように興奮したりはしないためどんなにきぶんがよくなったか、はっきりとは気づかないことが多いのです。(略)ストレスを感じているときの脳は、どうすれば気が晴れるかについて正しい判断ができないからです。そのため、確実に気分転換ができる方法を私たちは選ばないことが多いのです。

驚いたことに、罪悪感を抱くよりも自分を許すほうが責任感が増すのです。(略)失敗したことについて、自分に思いやりを持って振り返った場合のほうが、自分を厳しく批判した場合よりも、失敗したのは自分のせいだったのだ、と認めやすくなります。

 親しい友達が同じような失敗をしたら、どんなことばをかけてあげたいか考えてみましょう。

 楽観的になるとやる気が出ますが、ほんの少し悲観的になれば成功に役立ちます。
 自分がいつどんな風に誘惑に負け、誓いを破って暇うかを予想することによって、決意を持続できる確率が高くなります。

 失敗に備えるのは自分に自信がないからではなく、ある意味では自分に対する思いやりです。

(タバコを吸うのは)「いいよ、でも10分後だ」と自分に言い聞かせると、頭ごなしに「ダメ」とはねつけた時に比べて、パニックやストレスがいくらかやわらぐようでした。

「あなた2.0」は物事を先延ばしにするなんて考えられません。どんな退屈な仕事や難しい仕事でも、溢れんばかりのエネルギーでさっさと片付けてしまいます。
 (略)ひとは「将来の自分」を過大評価している。

 未来へ行ってみることで、賢い選択ができるようになります。
?未来の記憶を作る
 「将来について想像すること」は欲求の充足を遅らせるのに役立つ。

 欲求を受け入れる
 思考や感情は必ずしも自分でコントロールできないとしても、それに対しどう行動するかは自分で選択することができる、と認識しましょう。

 食べ物について最も柔軟な態度をとれるようになった女性たちの体重がいちばん減ったということです。あれこれきんしするのをやめたら、見境なく食べるどころか、以前よりずっと食欲をコントロールできるようになったのでした。

 ボーウェンは喫煙者らに対し、衝動というものは、こちらがそれに負けようと負けまいといずれ去っていくと説明しました。

 「やらない力」を「やる力」に帰る
 「〜しない」というチャレンジを「〜する」という「やる力」のアプロ―チに変えてみましょう。

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購入済み

人生の実用書

2013年07月18日

意志の強さ/弱さに関する思い込みを数々の科学的根拠をもって論破し、意志力を高めるためのヒントを紹介してくれる本です。

文章は読みやすく、自己コントロールに関するあるあるネタ(考えまいとすればするほどドツボる…など)も豊富で、心理学の啓蒙書の域を軽く超え、意志力向上という人生に役立つ実用書と言えます...続きを読む
まだ1回読んだだけですが、読み返して意志力向上のトレーニングを実践したくなります。

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Posted by ブクログ 2022年03月22日


大分前に買った本の再読です。
発行年数と照らし合わせると、本書で扱われる数々の実験は、最近の健康本に書かれている内容のパイオニアとも言えます。
各エピソードごとにやるべき課題が独立しており、わたしたちが陥りがちなミスを事例とともに解説されます。
早速要点をまとめて実践していきます!

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Posted by ブクログ 2021年01月25日

ダイエットに成功したかったら、食べ物について考える事を無理に止めるのではなく、むしろ食べ物について考える事を受け入れた方が良い。そうすれば成功する。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

行動心理学を大学の授業で行い、実験で裏付けを取っているので、納得する点は多い。自己の意識はひとつというか、ひとりじゃないからこそその理解と、どう自分なりの意志力を発揮するかが大事だとわかる。
意志力の存在と自分自身と向き合うことがわかることが、本書の良い点ではないかな。

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Posted by ブクログ 2019年04月26日

文字通り自分を変えたくて読んだ。多くの感想で寄せられているような、目からウロコを体験がまだないのが残念。
ここにあるtipsを全部覚えていて実践するのは無理があるだろうが、自分に引っかかったものは取り入れたい。私には、最後の章「シロクマの実験」だ。いやな事で考えたくない事程考えてしまう。その状況を受...続きを読むけ入れ、観察する。波に乗る想像をして乗り越えるって斬新!やってみたいし、効果実感する自分に会いたいなあ。

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Posted by ブクログ 2019年05月02日

10分我慢してそれでも欲しているか判断する。
10分ルールを取り入れる。

瞑想する。

計画をして満足してしていないか。

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Posted by ブクログ 2019年01月10日

意思を鍛えるための様々な方法や考え方を紹介してくれている。実験例も豊富でいかにしてい意志力を奪われるのかということがよくわかる。

特にびっくりしたのは、人からの影響は非常に強いということで、これはミラーニューロンの影響なのだろうかと思った。だらしない人がそばにいれば自分もだらしなくなってしまうし、...続きを読むきちんとしたい人がいれば自分もきちんとするというところがあるようだ。

意志力は筋トレのように鍛えられるそうなので、この本を参考にして意志力を鍛えるということもやってみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2023年10月22日

意志力について書かれている。
日本では精神論に傾きがちですが、それを科学的に説明してある。
外国だと個人主義だと思っていたのに結構精神論的な考えを持っているんだと気づきました。


スタンフォードの超人気講義を完全書籍化!
明快な説得力と斬新な語り口と実践的な方法論に 「本当に人生を変える」「生涯で...続きを読む最も重要な一冊」 と絶賛の続く全米ベストセラー!

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Posted by ブクログ 2023年06月28日

「しない力」をつけるのは難しいは実に納得。ゲームやマンガをついつい読んでしまう。やめようと思ってもつい手を出してしまう。
そんな自分をどうコントロールするかと言うヒントが書いてある。本当に強い意志を持てるのかは自信がないがとりあえず1日5分瞑想することは決めてやっている。

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Posted by ブクログ 2023年03月01日

スタンフォード大学の心理学者の著者が自身の講義で述べた自分の潜在能力を引き出すための方法をさまざまな研究や実験などをもとに書いた一冊。

意志力の3つであるやる力とやらない力と望む力をどのようにして高めるかを10回の講座から楽しく学ぶことができました。
自制心が落ちないようストレスを発散させる
こと...続きを読むや自分を見失わないための強さを与えてくれる望む力をつくり出すために睡眠を取ったりグリーンエクササイズを行うことなど実践的な内容が多く参考になる部分がいくつもありました。
そして、呼吸で力を引き出すことができることや誘惑に勝つために10分待つことなど自分の工夫次第で意志力を高める方法も学ぶことができました。

脳の習性を活かして誘惑とうまく付き合う方法や落ち込んだ時に罪悪感を緩和するようにすることや欲求を抑えつけるとリバウンドして余計に考えてしまうことなどは本書の中でも印象に残りました。

本書にある数々の実験から人間の意志力について多くのことを学び、その習性から自身が取るべき行動も学ぶことができました。
本書で学んだことを活かしてこれから自身をよりいい方向へ導いていきたいと感じた一冊でした。

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Posted by ブクログ 2023年01月22日

こういう本が売れるという事は自分を変えたい人が多いという事だろう。でも特効薬はないと思い知らされる。

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Posted by ブクログ 2021年05月13日

意志の力は消耗する

鍛えれば強くなるし、良くも悪くも伝染していく

自分の周りから自堕落な人を遠ざけ、努力する人の近くにいることが大事

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Posted by ブクログ 2020年09月25日

[2020.09読み終わり]
こんな時に挫折するのは自分だけかも…と思っていたことが実はそうでもないという事が分かってホッとしたのと同時に、それだけ皆意志力の強化に悩んでいるんだなぁと思った。

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Posted by ブクログ 2020年04月05日

〜自制心、意志力回復のために〜

①呼吸を遅らせる(4〜6回/分)
②グリーンエクササイズ
③たっぷりとした睡眠
④身体へのリラクゼーション(瞑想)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年03月03日

共同体で生きていくにはみんなで協力し、資源を分かち合わなければなりません。欲しいからと言って、何でも好き勝手に手を出すわけにはいかないのです 意思が強いと思っている人ほど失敗する 悪い習慣も好ましい変化も、ともに人から人へウィルスのように感染すると言うこと。そして、その影響を全く受けない人はいな...続きを読むいと言うことです

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Posted by ブクログ 2018年12月31日

【要約】


【ノート】
・アレン→意志力の科学から、久々に手に取った。実は未読だったんだな。また、その後、Y村君とのGTD談義で話題になったこともあって再確認。自分で、近いことを考えたり試行してたので、手早く読めた。ただし、継続してなかったので結果の検証は、これからリブートという感じ。

・ゆっ...続きを読むくり呼吸は、自律神経のバランスを取るにも有効な方法というつながり(というか同根か?)があったので、これから毎日、やろうと思う。

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購入済み

なるほどそうだわねー。

2015年12月13日

「わかっちゃいるけどやめられない」悪癖
「明日から明日から」の先伸ばし癖
これらの実験、傾向、対策。
解りやすい文章だ。スタンフォードだ。著者が美人だ。
しかし私の衝動性の前には考え方を変える方法は無意味。
運動と瞑想は大賛成。これに関してはずっと前から私にも良い実験結果が出ています(笑)
しかし瞑...続きを読む想の効果に触れているのは意外だった。またしてもこれ、アジアの身近なものたちの有効性を遠くの人から再認識させられる感じ。

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Posted by ブクログ 2021年06月24日

各章のまとめが良くまとまっていたので
最初と最後とまとめだけ読んだ
意志力を高めるための具体的な方法が述べられてる。

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