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ムーミンバレー◯ークで書籍コーナーがあり、購入して再読。装丁がおしゃれな色で揃えたくなる。
クセの強いキャラクター達が気まずい思いをしながらも少しずつわかり合い、自分を見つめ直していく様子、夏が過ぎて陰鬱ながらも美しい谷の自然の描写が緻密でとても良い。抜き書きしたくなるような台詞や言い回しも多い。
本当によくできたシリーズだと改めて思った。
某パーク、8月週末なのにがらがらだったけど、キャラクター達も本の紹介もグッズもとても良かったので、ぜひ行って欲しい。
本家のコミックやヤンソンさんのムーミン以外の小説の存在を今回知ったので、そちらも読んでみたい。
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コロナで寝込み、外出できなかった時に読みました。個人的に実家家族とのいさかいで心が疲れていたこともあり、この物語に心身ともに癒されました。ムーミンに出てくる登場人物って一癖も二癖もあるけどどこか憎めないし、自分と重なるところも沢山あって考えさせられる。フィリフィヨンカはまるで自分を見ているみたいで、ムーミンの世界でも私生きていけそう、なんて思ってみたり(笑)
スクルッタおじさんはとっても気になる存在。全然似てないけど自分の父親のことを思って涙ぐみながら読んでしまったり…。
ああ、これは大人のための物語だなと読んでいて思いました。
ヤンソンさんの挿絵もすごく素敵。イラストはそんなに多くないけど、想像力が刺激されて頭の中に勝手にムーミン谷の情景が浮かんできます。
まだ全部読んだわけじゃないのですが、ムーミン童話の中では一番好きな物語。
読後はちょっぴり寂しさを感じつつ、なぜか心に小さな希望も灯っている、そんなお話でした。
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最終巻なのにムーミンたちは一回も出てこない。
ムーミン一家に会いたくなった人たちがみんなで共同生活をする話。(勝手にムーミンの家で)
一家は一向に帰ってこないが、出会った人たちと生活するうちに心のわだかまりが消えていく。
ムーミンが出てこなくて寂しかったけど、いなくなっても私たちの心の中で生き続けている…そんな感じがした!
旅に出たくなった。
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ムーミンシリーズの中で一番好きな本。
長雨の季節に読みたくなる。沢山雨の降る薄暗い中でじっくり読む。ムーミンシリーズの最後の作品。
何度も読み返しては、新しい発見がある。
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自分を見失っていると、なんだかうまくいかない。
ムーミン谷お馴染みのスナフキンとミムラねえさん。はるばるやって来たヘムレンさん、フィリフヨンカ、ホムサ、おじさん。
この前者後者の違い、とっても考えさせられるものでした。
なぜスナフキンとミムラねえさんなのかも、興味深いです。
スナフキン、頑張ってる…!(笑)
『しないではいられないこと』に『本当の自分』が隠れていて、本当はそれを解放したくてたまらない。
『しないではいられないこと』を否定し、見失い、他人を基準に考えて動いてしまうとひっちゃかめっちゃか!
『あの人はこういう人』『自分はこういう人』と決め付けていると、本当の姿が見えなくなる。
…いつもは理想郷のような、個性と個性がわちゃわちゃしているのを楽しんでいるけど、
今回は現実でのあるあるが詰まっていて、すごく刺激的な一冊でした。
ありのままを認める、と心理学の本によく出てきます。自分にも他人にも。
ムーミンを読んでいると、そのことがよくわかる。
「怒っているの?」に「怯えているのよ」と返すのも、怒りの奥にある感情に目を向ける大切さを思う。
アドバイスとかどうにかしてあげたいとか、そういう他人のための動きがないのも、ムーミンのいいところ。
いつも答えは自分の中から湧いてきて、勝手にスッキリして、取り戻す。
私も相手もムーミン谷の一員だ!と思っていたらなんでも許せてしまいそう。(笑)
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ちょうど十一月だったので読んでみた。
ムーミンは、ほとんど出てこないけど、ムーミンの身近な仲間たちが、思い思いに何を感じているのかを丁寧に描いていて、少しずつお互いを思いやっていって一つの結末を迎えるのが、とても良かった。
一番のお気に入りは217ページ後半のフィリフヨンカの何気ない言葉。
フィリフヨンカは、気難しいし臆病だけど、お料理もお掃除も好きで、時に大胆で天然で、愛すべきキャラクターだと思う。
新装版の装丁もとてもきれい。
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ムーミン一家が出てこない短編集と聞いていたので、面白くないだろうと期待しないで読んだら、意外に面白かった。
しんみりとし的な感じで、何度も読みたいなと思いました。
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トーベ・ヤンソンによるムーミンシリーズ全九冊の最後を飾る作品。最初に出版された「小さなトロールと大きな洪水」から四半世紀を経た1970年、ヤンソン56歳の年に出版されました。
ヤンソンはその後も末弟のラッセとともにコミックでムーミンシリーズを生み続けますが、小説はこの作品で終わりです。
小説最後の作品の舞台は11月のムーミン谷。冬が訪れる直前です。例年ならば、ムーミン一家は、おなかに松の葉を詰め込んで冬眠に備える時期。しかし、前作「ムーミンパパ海へ行く」でムーミン一家は船に乗って灯台のある島に引っ越しています。ムーミン谷にムーミン一家は居ません。
本作は、ムーミン一家を訪ねてくるお客さんたちの物語です。ムーミン屋敷でムーミン一家を待ちながら、仲が良いのか悪いのか、それぞれの生活を続ける物語です。
スナフキンが
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スナフキン、ホムサ、ヘムレン、フィリフヨンカ、ミムラ、スクルッタおじさん達がムーミン一家の家に集まり、ムーミン一家不在の中を共に過ごす。
ムーミン一家に会いたくて皆集まったけれど、それぞれのキャラクター達はほとんど馴染みの無い者同士。それが一緒に過ごし、色々な摩擦が起きる中で、キャラクターの意外な一面が分かったり、心境に変化があったりするのが面白かった。
この話でフィリフヨンカがお気に入りになった。
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トーベ・ヤンソン著、鈴木徹郎訳『ムーミン谷の十一月』(講談社、1980年)はムーミンシリーズの小説最終巻である。ムーミン一家は旅に出ており、他のキャラクター中心の物語である。
ヘムレンはムーミン一家の家に行き、「警察のものだぞ。玄関をあけろ」と大声で怒鳴った(49頁)。からかうことを目的とするが、冗談にならない悪質な所業である。幸いなことにムーミン一家は不在であり、ヘムレンが雨に濡れただけでヘムレンの間抜けぶりが露呈したエピソードになる。
ムーミントロール達は過去に冤罪で逮捕され、牢屋に勾留された。ろうや番は「おまえらは、じぶんのおかした罪を白状するまでは、ここにはいっておらねばならん」と言う(トーベ・ヤンソン著、下村隆一訳『ムーミン谷の夏まつり』講談社文庫、1979年、164頁)。冤罪被害者のムーミントロールにとって悪質な嫌がらせになる。
ムーミンの世界では個人の名前と種族名が混在しており、ややこしい。例えばミムラは個人名としても使われるし、種族名としても使われる。ヘムレンも個人名と種族名がごっちゃになっている。警察官や牢屋番もヘムレンである。『ムーミン谷の十一月』のヘムレンが、そのヘムレンならば警察の権限悪用である。警察の権限を悪用した警察不祥事は現実世界でも起きている。
その後、スナフキンとヘムレンが出合う。スナフキンは心の中で「こんなヘムレンさんなんかと、ムーミンたちの話はしたくないや」と心の中で思う(105頁)。権威を利用して悪質嫌がらせをした人物への正しい意識になる。
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星の王子様とか、宮沢賢治の童話っぽくて、謎に怖くて、謎に暗く、森ににしかないような静けさや美しさの中で、孤独感や、人生観を表現する情景は、不気味でシュールでありながら、瞑想でもしているような不思議な感覚になり、何故か読後は落ち着く感じがした。どうにもならない闇という感覚は誰しもあって、なんとか消化しながら、周囲と揉み合いしながら自分自身で解決してくというような、それを強制するでもなく、問いかけるでもなく、気付かせようとするでもない、淡々と日常が描写され不思議な世界へ引き込まれる。
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「ムーミン谷」が表題となっているのは本作を入れて5冊。その中で本作はまごうことなくムーミン谷が主人公でした。ムーミン一家が不在のムーミン谷、しかし、本作の登場人物の思いや動きの隅々に、ムーミン一家を感じました。
登場人物が語る言葉にどこからか返事をしているムーミン一家の姿を思います。しかし、その返事がないので、これまでとは違う物語が展開していきます。それでもやはり、ムーミン谷での物語を支えているのはムーミン一家であったと思いました。
ミムラ姉さん、髪をほどくとこんな感じになるのか、と思いを新たにしました。リトルミイやスナフキンとの共通する何かを感じ、これまでにない納得をしました。
登場人物それぞれに心寄り添いましたが、フィリフヨンカの大掃除に、読者である私の心身も大掃除してもらったような気分です。
作者の「Varelser」の言葉にムーミンの物語の本質を感じました。「存在するもの」、それがすべてだと思います。
シリーズ全作を読み終えました。この後も何度も読むことでしょう。未読のものはコミックですが、そちらも読んでみようかと思います。
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まさかのまさかで、最後までムーミン一家が出てこないびっくりの一冊。しかも普段は脇役の更に脇役的な子たちが集まり特に何も起きないというなんともシュールな展開に戸惑いが隠せない。
どうも話自体を楽しむというよりは乏しい展開のなかで変化していく登場人物(妖精?)たちの心具合を読み解く哲学的なお話でした。最後は心が柔らかな灯りで燈されているような穏やかな最後に読みつがれるものにはやっぱり理由があることに気が付かされました。
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ムーミン一家がいっさい登場しない物語。
ホムサも、ヘムレンさんも、フィリフヨンカも、
みんな ムーミン一家に会いたいけど会えない。
自分も無性にムーミン一家に会いたくなってしまった。
しかし、登場人物たちは 自由奔放過ぎる。
やりたくない事はやらないし、やたらと癇癪を
おこしたりする。
あのスナフキンだって パニックになったりするんだ。
自分を大切にしてもいいよ と言われてる気持ちになりました。
ああ、とにかくムーミン一家に会いたい。
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ムーミンシリーズ最終巻。
なのにムーミンは出てこない。
でも常にムーミンたちを感じる。
何かを求めて、ムーミンの家に集まり、
目的とは違う形で得て帰っていく。
各章のタイトルも良い。
ホムサトフトのちびちび虫だけ理解が難しかった。
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五つの音色をムーミン谷に忘れたスナフキン。幻想でなく本物のムーミンママに会いたいホムサ。ムーミン一家に会うため会いに旅に出かけるフィリフヨンカ、ムーミンパパに話したいことがあるヘムレンさん。さあ、あの谷へ、あの一家のもとに行こう。そうして彼らはムーミン谷に向かうが、そこにムーミン一家の姿はなくて――果たしてムーミン達は帰ってくるのか、それともこの谷を捨てたのか? ムーミン不在の冬迫る谷で、一家の帰りを待つ人々の奇妙な共同生活が始まった。ムーミンシリーズの最終作。
これまでのムーミンシリーズに比べて章が細かく分かれていたので読みやすかった。読書のペースがとみに落ちてるので一日一章か二章くらい目標を定めて読めたのがよかったね。
ムーミン原作の最終巻、なのに肝心のムーミン一家が不在!どことか、前作のことを考えるとムーミン谷に永遠に戻ってこない可能性もある……不在によって存在を描くといった「タイトルロールの不在」型の物語ですな(そんな類型ちゃんとあるんかいな)
フィリフヨンカ、ヘムレン、ホムサ、そしてスナフキンまでもどこかしら欠陥を抱えた人たちがみんなムーミン一家に会いたいと思って谷に集うのに、そこには誰もいない……(スクルッタおじさんとミムラ姉さんはいたけど)なんか一家が望んでも得られない奇跡や理想のように描かれてて、でも徹底して登場する気配は見せないので、ああ……もうムーミンたちは永遠にいなくなっちゃったんだなあ……ととにかく切なくなった。なんでこんな終わり方にしたんだよー!ヤンソンのばかやろー!そもそも海に行くの時点でなんかおかしかったんだよー! って精神的に泣きわめいてた
でもムーミン一家に成り代わったかのようになし崩し的に共同生活をするって言う筋書きは好き。考えてみればそれぞれがなんかムーミン一家の存在として描かれているような。フィリフヨンカはママ、ヘムレンはパパ、そしてホムサがムーミン……かな? ある意味では「海」と対比出来そうな気もする。ちびちび無視がモランっぽいなと感じたもので。
最後の方、それぞれが自分のやるべきことやしたいことを見つけて家へ帰っていくっていう筋書きもすごくいい。こういうのにも弱いんですよ。そんで最後のさいご、深い森の中でホムサの幻想が失われていくっていうのも一見残酷なようだけど新しい世界が開けたような感じがして前向きに感じた。何より、ラスト!ラスト!!あれはホントにムーミン一家なのかな?って疑いもあるけど、一つ成長したホムサへの最高のご褒美のようだったし、何より私も救われた。ガチでもう帰ってこないんだろうなって思ってたら…! なんか帰ってきたドラえもんみたいだけど、希望の灯りを灯してくれてよかった。これがなかったらムーミンは今ほど世界で愛されてはいないでしょう…… 今度はコミックスも読んでみたいな!あとアニメも見たい。
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ペパーミントのにおいのするようなミムラ姉さんと、スナフキンは素敵だな、っと。
ところで、前作の後半が10月半ばとして、そこからムーミン谷に帰るまで、そんなにかかるのでしょうか。その後もしばらく島にいたってこと?
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文庫版で再読。
ムーミンシリーズの最終巻になってはいるが、実はこれが幻の第一作目で、ムーミンの物語はここから始まる。これには他のおとぎ話の要素も含まれており、まだ確固としたムーミンの世界は出来上がっていないが、これはこれで楽しい。この本も含めムーミンシリーズで一番重要なのは、ムーミンママの偉大さということではないかと。わがまま勝手な登場人物を、懐の深いママがしっかりまとめている。かといって口うるさいわけではないし、パパよりもむしろ責任感が強いママは母親の鑑だなと思う。それが一番分かるのがこの幻の第一作目だと思う。
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ムーミン一家の存在感って他の登場人物にとっても大きかったのですね。
それぞれが自分を見つめて、そして自信をつけていくのを感じました。
特にフィリフヨンカには拍手を送りたいです。
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ムーミン一家が出てこない最終回、ちょっと寂しいけど、何かを求めている人々が、ムーミン一家に会いに来る。共同生活を送りながら、何かを感じ、考える。淡々とした生活の中だけど、新たな発見があるのです。
最終回にムーミン一家がいないのは寂しい。そんな寂しさを全編抱えながら進んでいくお話。
ちょっと大人になったかな
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ムーミン一家のいないムーミン谷。
暗くて魅力のないキャラクターばかりが活躍するお話( ほめてます)だけど、一生懸命に生きていてよかった。ずっと本を読み続けるホムサが印象的。
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秋なので。
11月の物悲しい空気と、脇役たちの自由さ。
最終巻のつもりもなく最初に読んでしまったーけどそれはそれで。
ほのかなあたたかさの残る、静かなラストがよかった。
新装版の装丁が美しすぎて、箱買い。
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ムーミン一家が登場しないで、ムーミン一家を想う
登場人物たちが集ったら、それぞれにムーミン一家を
語って「そうそう!」と意気投合するのかと思いきや。
みんなが、めいめい勝手に行動して、キャラが強くて
思い込みと自己主張強くあまり相手にあわせないもので、
浮いたり沈んだり、兎に角衝突。
ようやく、満足して?帰路に着くころになって
初めて、自分がなしたかったことにすっきりして
別れていく。なんだこれは!?
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ムーミン一家が旅行に行って誰も出てこないという話。
出てくるのが脇役ばっかりで、いちいちリーダーシップを取りたがる青年ヘムレンさん、神経質だけどおだてに弱いフィリフヨンカ、種族不明の名前を忘れて自分でつけた頑固なスクルッタおじさん、想像したものが現実になるホムサ・トフト、そしてスナフキンとミムラねえさん。
先の3人がトラブルを起こす一方、ミムラねえさんが一番落ち着いてます。ミイ以外のことに関してはワリと寛容なんですね。
というかこの一部の人たちはムーミン一家に会いに来たというよりは、悩みがあってすっきりしたかった、という感じがしますね。
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「ムーミンパパ海へ行く」を読んだ後だったので、いつものムーミン谷のほのぼした雰囲気に少しほっとした。ムーミン一家がいなくなった家に友達が集まっていつの間にか共同生活が始まる。不思議な事にムーミン家の人達は誰にも何も告げないで灯台の島に渡ったようだ。
ここに集まった人達はミムラ姉さんを別にして、本来1人でいることの好きな人達なんだ。誰かと関わるのは少々面倒で煩わしい。それでいてやっぱり誰かと関わっていたくてムーミン家の雰囲気を求めてやってきた。お互いの存在を気にかけ、時に気に障り、時に気遣う中で、それぞれ自分らしさの断片をみつけて、少しほっとしていつもの生活に戻って行く。
「ムーミン谷の夏祭り」にしろ「ムーミン谷の冬」にしろ、このシリーズはキャンプをしているようなムードが漂う。誰しも通常の生活の中で生きている。しかし時にいつもと違う暮らし方をやってみると、それまで見えなかった自分の暮らし方や自分自身が見えてくる。
このシリーズ、「夏祭り」までは楽しく読み進めることができたが「冬」以降はだんだん読むのがキツくなってきた。
でもせっかく出会えた本なので、いずれ時機を見て読み返してみたい。
Posted by ブクログ
今回は一度もムーミンが出てこないお話しです。いえ皆の回想の中や、ムーミンのおうちは出てくるのですが、家族が具体的に登場したりしないのです。
秋、もう普通ならすっかりお腹にたっぷり食料を詰め込んで、冬眠に入るはずのムーミン一家がおうちにいないのです。
その不在のおうちにスナフキン、ミムラねえさん、フィリフヨンカ等々が集まり、ひと時を過ごし、
また時が経ち、ちょうど雪が降り始める前に皆それぞれの家へ帰っていくまでのお話しです。
内容は哲学書のように、様々なことを考えさせられるものなんだけど。
でもそれよりなにより(順番に読んでいないせいなんでしょうか)ムーミン一家が、冬を迎えるというのに、ムーミン谷に居ないことが不安で不安でたまりませんでした。
ムーミン一家はどこへ行ってしまったんでしょう?