感情タグBEST3
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絵が可愛く、簡単な言葉で書かれているので読みやすかったです。優しい言葉がじんわりと沁みました。失敗しちゃったり、たとえ他の人とは違う生き方だとしても、命はいつか終わるから、どんなふうに生きてもいいんだとはげまされたような気持ちになりました。
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買ったまましばらく寝かせてしまっていたこの本。
丸善ジュンク堂のX上のオンラインイベントの日に、なんだかあまりガッツリとした読書をする気分になれずに最初になんとなく手にとったのだけど、
なんでもっと早く読まなかったのか
と。
3話にわかれた構成。
どの話にもグサグサと心に刺さる言葉、文章があった。
もっと自由に生きていい。
生きる理由なんてなくていい。
今目の前にある、それが自分の人生。
それでいい。
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子どもに読み聞かせのつもりで購入しましたが、読んでるうちに、何か自分の中のわだかまりが少しずつ晴れていくような、そんな感覚を味わえました。哲学的な絵本ですね、子どもにはきっと難しい内容なのでしょうが、生きることや失ってしまうことの輪郭を掴むきっかけになってくれたらいいなと。むちろんのことながら、絵も可愛らしくて素晴らしい。とても良い本に出会えて幸せです。
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ヨシタケシンスケさんは「こうしなさい。」とか「こうあるべき。」ということを言わない作家だと思う。多様な生き方や考え方を、まるっと受けとめて「それでいいんじゃない。」と静かに肯定してくれるようだ。
「楽しいことはなくても大丈夫。そもそも楽しむために生きてるわけじゃないからね。」というところがよかった。「人はおもってたのとちがう!」ってびっくりするために生きている。おもってたのとちがうから、世界はつらいし、きびしいし、たのしいし、うつくしい。」
こんなふうに考えられたら肩の力がぬけて、ゆったりと生きられるのかなー
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たとえば、わたしたちは、いのちをつかって「バランスをとるあそび」をしているだけって考えることもできるんじゃない?
いろんなものを手にいれたり手ばなしたりしながら
それでもバランスをとりながら前にすすめると、なんだかうれしいでしょ?
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なんとまあ御守りみたいな本
誰かの自叙伝やサクセスストーリーに、自分をぐいっと当てはめなきゃいけない啓発本ではなく、自分と安心して向き合っていいよって言ってくれるような絵本だった
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ラテン語を本の題名にしてる、死までどう生き過ごすかの絵本。お皿を割ってしまい、万物未来永劫では無い。汚い雪だるまの意識は誰かの為に。つまらない映画でも考え方次第とも。
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大人の自分が読んでもすごく刺さりました。
色々悩みが多いけど、この作品の中で色々出てくる言葉を思い出すことで少し楽になるのかもと思います。
絵もとってもシンプルでかわいくて暖かいです。
度々読み直そうと思います。
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最近は、自己啓発本?っていうかなんというか頑張らなくていいんだよっていう本が増えてきてると思う。(自分がそういう本に過剰に反応して見つけてしまってるだけなのかもしれないけど)
のんびり行こうよ、とかあなたはあなたのままでいいんだよとか。すごくその言葉は助かるけどなんかイマイチ心に響かないというか表面だけ撫でてすぐ忘れちゃうようなそんな感覚で、また落ち込んだ時にはその言葉を言ってくれる人を探さなきゃ行けない、、、。そんな感じだった。
けど、今回はストーリー仕立てで絵があってすんなりと心に入ってきた。
うん、そうだよねって一緒に話の中に入りながら一緒に考えることが出来た。
この本はずっと手元に置いておきたいな。
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人の命に限らず、あらゆる物事にはじまりと終わりがあること、既知のはずなのに妙に納得した。生きていると、落ち込んだり、イライラしたりすることもあるけれど、こういう見方や考え方もあるよと、新しい視点を教えてもらった気がした。静かに心に沁みた。
大人の絵本
大人の絵本。1冊の中に人生で考えておくべきことが詰まっていて、何回でも、時間を空けて読みたくなる本。読み返す度に新しい考え方が生まれる絵本。
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ヨシタケシンスケさんの本っていつもストンと心に入ってくる。
生きる上で忘れちゃいけない大事な事が詰まってる。
私ヨシタケシンスケさんご本人のお顔も大好きで。
初めてお顔を拝見した時この人と結婚したかった!って思ったの。
こんな素敵な本を書く人と暮らしていけたら素敵じゃない?
…なんか脱線してるな。
この本の人は自分の良いところと悪いところと全部使って積み木遊びをしてるってところが凄く良いなと思って。
人生ってそういうことかって。
私の積み木は今どんな形をしてるんだろう。
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だいすきなヨシタケシンスケさんの作品。
やっぱりこのゆるい感じと、でも今の自分を肯定してもらって、その上で前に進もうかなと思えたり、もう少しぼんやりしていたいなと思えるテイストが好きだなあ。
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疲れた時に、
読み返すと良いかもしれません。
わかりやすい言葉で、
優しく書かれていて、
内容も、
優しくて、
癒されました。
優しい本との出会いに感謝。
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死を忘れるなのタイトル通り、死ぬことや生きる意味、命についてふんわりと大切なことを伝えてくれる本。
最近毎日慌ただしく、こういう事を考える余裕がないのでさらさらと読み終えたが、読むタイミングによってすごく響きそうだなと思った。すぐ読める絵本形式なのもありがたい。
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【メメンとモリとちいさいおさら】
どんなものでも、いつかは壊れたり無くなったりする
「ずっとそこにある」ってことよりも「一緒に何かをした」ってことの方が大事じゃない?
【メメンとモリときたないゆきだるま】
今度、もしボクが人間だったら
世界中を旅してきたないゆきだるまの
写真を撮ってまわろう。
ガッカリされたものたちを、探してまわろう。
ボクがしてほしかったことをしてあげるんだ。
だから今、ボクがしてほしいことを
沢山考えておこう。
【メメンとモリとつまんないえいが】
人に、自分に、世界に、未来に、
期待しすぎたり、しなさすぎたり。
「自分の中のイメージ」と「現実」は、
どうしてもズレちゃう。
だから人はいつも予想が外れてびっくりしてる。
つまり人は、「思ってたのとちがう!」って
びっくりするために生きてるのよ。
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どんな自分も肯定してくれるような、自分で自分を肯定していいよと言われてるような、気持ちが楽になる大人向け絵本。
子どもは意味がわからなくても絵が面白いと言って読んでました。
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整体に置いてあったので読んでみた。
ヨシタケシンスケさんはやっぱり大人向けの絵本作家なのかな。
大切なものが壊れても大丈夫、大切なのは一緒に過ごすことなのだから、というのが素敵だと思った。人生は思ってたのと違う!ってことばかりだけど、うまくいかないなぁって嫌なことだけじゃなくて、良いこともたまにあるから多分大丈夫みたいです。買おうかしら。
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はじめてヨシタケシンスケさんの本を購入しました。かわいいイラストと子供にも分かりやすい文章なのに、どこか大人の胸にささる本でした。子供から大人まで読める本ですね!読む年代によって感じ方が変わりそうな本でした。これからもっと歳を重ねたときに、再びこの本を読んでみようと思います。汚い雪だるまのお話が、じーんときました。
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134ページ
1600円
1月9日〜1月9日
メメンをモリの姉弟が、ちいさいさら、きたないゆきだるま、つまんないえいがを題材に人生について考えていくお話。
日常のちょっとしたことから、人生の深いところまで考えさせられる話。ほのぼのとした絵に、クスリと笑わせられて、あったかい気持ちにさせてもらえた一冊。
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冷静な姉メメンと情熱家の弟モリ。絵は子供も楽しめるかもしれないけど、文は大人にこそ読んでほしい。「さいごまであきらめずにがんばってもいいし、一度決めたことをコロコロ変えたっていい」一度決めたことは変えちゃいけないという謎の呪縛に縛られ謎の罪悪感を覚えて大人になった人は多いと思う。そう、変えたっていい。
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なんでもうけいれてくれる本。
自分はこんな人と決めつけないで、自由に楽しく、自分や家族を大切にしながら、誰かのためにも頑張れる人でいたいな。と思いました。
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絵本だと知らずに手に取った。
さすがのヨシタケシンスケさん。
子ども向けではなく、これは大人向け。
お皿、雪だるま、映画と題材を変えながらもモノのあり方から生と死についてどう生きるか、深い話の展開に驚かされる。
発想の豊かさや、柔軟性が素晴らしいなぁ。
わたしたちはびっくりするために生きているのか!
わたしたちは綱渡りのようにいいことと悪いことのバランスをとりながら生きているのか!
ヨシタケシンスケさんの考え方を取り入れられたら、人生もっと肩の力を抜いて生きていける気がする。
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テレ東の「美の巨人たち」で取り上げられていたので気になっていた著者。本屋でも絵をよく見かけていた。
読もうと思えば電車2駅分で読める絵本。人生を肯定的に捉えるのがテーマなのかな、と勝手に解釈(電車2駅分とか言っているヤツが何を言うか、という感じもあるが)。「美の巨人たち」で糸井重里氏が「この人の本は余白がよい」と言っていた記憶があるが、たしかにそれは感じた。余白で一呼吸置いて思いを馳せるような。
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モリはメメンのお母さんなのかと思っていたら、途中でモリも小さな女の子であることがわかる。
二人には両親との別れがあったのでは?ということも。だからモリはこんなに達観しているのか……。
生きていると、思いがけない展開に苦しむことが多々ある。立派でなくても、がんばれなくても、そのままを肯定してくれる本。
理解しきれていないところもあるので、また間を空けて読んでみたい。つらいことがあったときにも。
Posted by ブクログ
深い…!!とにかく深すぎた!!!刺さる言葉が多くあった。これは子供向けの絵本ではなく哲学本だ!!
ラテン語の「メメント・モリ」=「自分がいつか必ず死ぬことを忘れな」という言葉をメメンとモリの姉弟に置き換えて優しい言葉と絵で表現するヨシタケさんの想像力に脱帽した。
内容は、「メメンとモリとちいさいおうち」「メメンとモリときたないゆきだるま」「メメンとモリとつまんないえいが」の話が収録されている。それぞれの話は深いが、クスッと笑えるオチを最後に持ってくるところが安定のヨシタケさんすぎた(笑)
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〈刺さった言葉〉
・「ずっとそこにある」ってことよりも、「いっしょに何かをした」ってことのほうが大事じゃない?(メメンとモリとちいさいおうちより)
・人は「思ってたのとちがう!」ってびっくりするために生きてるのよ。
・思ってたのとちがうから、世界はつらいし、きびしいし、たのしいし、うつくしい。
・わたしたちは、いのちをつかって「バランスをとるあそび 」をしている。(メメンとモリとつまんないえいがより)
Posted by ブクログ
よく聞く言葉だけど、知らなかった。
人はいつか死ぬということを忘れるな
って意味なんだ。
確かに、それをベースに子供に諭すように優しい絵と文字で、生きるって。いつかなくなるって。というのを語りかけてくれる、久しぶりにヨシタケシンスケ作品読んだ。