感情タグBEST3
切ないが
19世紀のイギリスが舞台なのでファッションがとても素敵です。
そしてとてもいい話。
ローリーの告白は当然と言えば当然なのかもしれない。
でも愛人にも優しくしてあげていい人なんだよなー。
匿名
ポケットからの視界と現実
リジーには不思議な叔母がいる。
彼女、ローリーは母の姉で美しい金髪の女性である。
子供心に彼女に憧れているリジーはある日、夜会に行く準備をしているローリーに自分も早く夜会に行けるようになりたいと告げる。
それをきっかけにローリーの手で小さくされたリジーは彼女のドレスのポケットに入れられて夜会に行ったのだった。
夢心地の体験だったが、大きくなって思い返してみると夢と現実を混同していたのかもしれないと思い始める。
そんなリジーもいよいよ社交界のデビューが迫っていた。
そしてデビューの夜。
ローリーの夫であるオーサーが最初のダンスの相手という心強さを感じていたが彼の母親、ローリーの義母が意地の悪い人であることと、結婚して7年経つのにローリーにまだ子が宿らないことなどを知る。
そんななか母国がドイツと戦争をすることとオーサーが出征する事を知り……。
不思議さとほろ苦さを感じる話だった。