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Posted by ブクログ
基本、自分の眼で選んで買っている漫画は、当たりだ、と感じる私。そんな漫画の中でも、ここ最近で、特に大当たりだったのが、この『令和のダラさん』だ。
系統で言うと、オカルトコメディ。コワらえる、が楽しみたい人には、ぜひ、お勧め。
まぁ、ちょっとばかし、エロスが強めなので、耐性が低い漫画読みは顔が熱くなってしまうが、その辺りは自己責任ってことで、丸投げ。
ストーリーは、どう説明したもんかな・・・ざっくり言うと、とある祠が天災で壊れて、そこに封じられていた存在と、美少女と美少年が出会う、そんな感じだ。
隠すので、ネタバレをかますが、表紙を飾っている金髪の子、パッと見は美少女だが実は男の子で弟、黒髪の少年に見える方が実はJCで姉。つまり、姉弟だ。魔性MAXな男の娘と、ボーイッシュなJCが好きな人、つまり、私みたいなタイプには堪らん!!
表紙の大部分を占めているデカ乳の巫女さんは多腕で蛇身と来ているので、モン娘がストライクゾーンど真ん中な人、つまり、私みたいなタイプにはグッと来る。
しかも、このダラさんが、天真爛漫な姉と、天衣無縫な弟に振り回され、本来の怖さが吹っ飛ばされてしまい、かわゆい感じになっているので、ますます、「好き」が強まっていくのだ、この『令和のダラさん』はッッ
しかし、この『令和のダラさん』がパないな、と感じるのは、単に、怪異が人間の明るさで変わっていく姿を描いているだけじゃなく、そういう存在に“人”が落ちていく理由と過程も、きちんと描いている点だ。
振り幅っつーのか、明と暗の描き分けが、このともつか先生、実に上手い。
これから、ダラさんと姉弟の日常が、どう騒がしくなっていくのか、楽しみ。
この台詞を引用に選んだのは、私も言われてぇなぁ、と思ってしまったので。
ぶっちゃけ、これを言われたいって事は、私、精神的な疲れが溜まってきてるのかな、と自己分析で不安にもなる。
ただ、誰かに、こう言って貰えるだけでも、気持ちが楽になるってのは確かじゃなかろうか。
明確な立場を決めてしまうのはよろしくないだろうが、あえて言うなら、ダラさんは「神」に括っていい訳だから、その効果は強そうだ。
次の巻のオマケも、ダラさんと筆木先生が絡む内容にして欲しいなぁ。
「お前は悪くない」(byダラさん)
怪異当人が一番常識人
Twittertで最初の作品を見てから書籍化したらいいなあと思っていた作品が本当に形になって嬉しいです。
若干の変更などはあれど些細なもので、ダラさんの振り回されっぷりが変わらずとても良い。
ホラーも交えつつ、生きてる人にとことん振り回される特級怪異の常識人ダラさんを今後も楽しみにしています。
令和のダラさん 1
禍々しき存在…のはずなのに陽気なきょうだいに混乱させられっぱなしの伝説級怪異であるダラさん。
たまにダークな感じもあるもののほっこり楽しい禁足地ライフ。
楽しそうでなにより。