ブラック企業に勤める冴えないリーマン・佐々木は、スーパーでレジ担当の山田を仕事終わりの癒しとしていた。ある日、いつものように癒しを求めてスーパーに立ち寄ったが、レジに山田はおらず、仕方なくタバコの力を借りようとする。しかし、喫煙所が見当たらず困っていたところに、店員"田山"から「ここならタバコが吸える」と声をかけられ、共にタバコを吸うことになる。実は"田山"は仕事終わりの山田なのだが、鈍感な佐々木は気づかないまま、"田山"とスーパーの裏でタバコを吸うのが習慣となっていく。
はじめは、山田さんの2面性のギャップや、佐々木のからかわれている様子にハマって読み始めたのですが、読み進めていくにつれて、2人のつかず離れずの距離感や、忙しない現代社会の中でも「タバコを吸う」ことで流れるゆったりとした時間の雰囲気など、そういったゆるさが良いなと思うようになりました。
忙しさで休み方を忘れてしまった方、ゆっくりとした時間を過ごしたいという方におすすめです。
感情タグBEST3
線を引く
にぶす木のほうはもう一歩自覚はしてないようだが、
山田のほうはこれはもう・・・!?かなり心情が進んだ印象。
新人の頃の相手が彼だと確信したら線を越えていくのかも。
匿名
少しずつ物語が進んでいます。登場人物の情動を感じられる巻でした。今後も“煙草”がどのような転機に使われていくのか、とても楽しみです。
匿名
二人の進展を心待ちにしてます
読者をやきもきさせるのがお上手ね!
田山さんも佐々木さんも自分の気持ちに気づかないよう蓋をして
今の関係を保とうとする
あぁじれったい!!
ブラック企業で毎日上司に怒鳴られる疲れ切ったサラリーマンの佐々木。
そんな彼の唯一の癒やしは、近所のスーパーの店員、笑顔が素敵な山田さん。
ふと煙草が吸いたくなり彷徨いていた時、スーパーの店員専用喫煙所から声をかけてきた田山。
実はその正体は笑顔が素敵な山田さん!
色々なことを話し、少しずつ打ち解けていく佐々木と田山。
鈍す木の佐々木は田山の正体に気づかないものの、佐々木への想いを募らせる田山。
二人の関係はどうなっていくのか…!!
んむ。
凄く、微妙なココロの動きが描かれた今巻。
漫画家先生の思い出も、とても好き。
田山さんのキモチも、とても好き。
Posted by ブクログ
今までは、「あーっもう佐々木さん鈍感!!」ってヤキモキする感じだったけど、何となく、何か違った方向に行ったような…何か田山さんの正体に気づくことより大事なことが変わった気がする。
匿名
じれったい
本当にこの2人の関係性は焦ったいけど今の関係に満足だと、そこから発展させると今迄の空気感が無くなる感じがして出来ないのもよく分かる。
山田=田山や昔の人が佐々木さんだと気付く時はあるのか?