ドドド鬼畜身分差DVハードBLから、こんな切なくてピュアな物語に65468177度方向転換するなんて……落差が激しすぎて風邪引くどころか入院する。いや、棺桶に足をつっこんでしまう……。最初を知っているからこそ、中盤から愛を知る二人から目を離せなさすぎるし、悪い方向へ悪い方向へ向かってしまう展開に、神という存在に祈りを捧げるしかない。「どうか二人が幸せになれますように」と…。
ド鬼畜男色身分高い男スンホ×純粋な身分の低い春画師のナミン。
出逢いも最悪だし、ナミンが酔ってスンホを好きな人と間違えてしまったので「ヤるか！」というノリで処女を奪ったりと、
本当にド鬼畜最低野郎なんですが、だんだんとスンホとナミンが惹かれあって二人がこれが「好き」だと気が付くシーン、
心の中で東京ドームコンサート状態。うちわ降りすぎて手が死んでる、ありがとう、気が付いてくれて、君たちの心に…（大号泣）
二人が好きあってから最大の敵、父親との決着がつくまで息もつかせぬ展開で、必ず最後も満足できます！
時代物ですが、時代背景や用語なども特に勉強しなくても読めるので、苦手意識があっても読んで欲しい作品です。
感情タグBEST3
匿名
めちゃくちゃ愛し合ってるじゃないですか！
そして街の人？たちの噂の的になるのは見ていていい気はしないな…
暗殺者を雇うのも、本当にどうかしてる。それほど若旦那のことを好きだったのか、あんな若い子に取られたのが悔しかったのか…
濃い
怖いもの見たさで読み始めたのですが、濃いです。全巻読むには私には重そうなので、「15」だけ購入してみました。最初は春画作家として見いだした賤民のナミンになんとしても自分をモデルに春画を描かせたいスンホでした。ナミンの目を通して見る「交わり」にのめり込んでいっている気がします。やがて絵を描かせるだけでなく、ナミンと関係を持つのですが、身分が高く、暴力的な男色家のスンホが少しずつナミンを大切にしていく感じがあります。ただ、スンホには敵が多すぎるのでナミンが情夫と知れれば彼に危険が及ぶかもしれません。
ここにも濃厚なHが二回出てきました。まさに現代版の春画です。作画は若い男の体つきといい、重なり合う体位といい、良くかけているのですが、わりとどうでもいいコマの手抜き具合が笑えます。アシスタントさんの力量なんでしょうかね。
