【感想・ネタバレ】ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 V 信頼できない語り手のレビュー

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Posted by ブクログ

シリーズ全作品おもしろいが、前作のⅣで少し勢いが弱く感じていたところにQと櫻木沙友理の登場。とてもわくわくする展開だった。ヒロイン探偵モノで、こんなに成長する姿がはっきり分かる小説は初めて読んだ。次の作品も楽しみ。

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2022年11月12日

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ネタバレ

本作も五作目。本当にスピードが早くて驚きます。なのに、内容も凄い濃くて面白い。
今回が一番好みの話だった。
都合の悪い人物全員消し去る。恐ろしい。
難解な犯人探しでは無くてなんとなく
こいつしか、いないよなって思って
その通りだった。
なのに面白い。次回作が楽しみ。

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2022年08月15日

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 日本小説家協会の懇親会会場で大規模火災が発生した。生存者はわずか2名。現場に放火の痕跡が残っており、大御所作家を狙った犯行説が持ち上がる。ネット上では「疑惑の業界人」の一覧なるサイトが立ち上がり、その中に李奈の名前もあり…

「万能鑑定士Q」の莉子が登場でかなりテンション上がりました。小笠原が出ないのは残念でしたが、かなり出世したみたいで驚きました。白金に住んでるとは!Qのラストの桜は莉子顔負けな感じの鑑定眼でしたが、今は何だか大人しくなってしまいましたね。

 ベストセラー作家の櫻木沙友理が莉子と知り合いだったのも意外でした。そして、緩々のセキュリティ会社とクリーニング会社にはゾッとしました。ありえない話ではないのが怖い。

 李奈が少しずつ探偵の素質が備わってきて、莉子との出会いが李奈の成長を促した様で今後も期待しています。
 

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2022年07月26日

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今回は大規模火災事件を解決する話で、手がかりや証言から李奈が解決に導く様子は見事。動機は現代社会に対する警鐘のように思えた。

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2022年07月09日

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いつもながら面白かった。有名作家がこぞって事故で亡くなるという大事件からの物語でしたが、本当にありそうな事件かも…ライバルっぽかった櫻木との友情が描かれるのも心温まる。

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2022年07月02日

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タイトル通り❗
信頼できない語り手とは…
ひどい犯人でしたね。こんな大量殺人は思い付くものでもないですし、実行できるなんて…

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2024年05月01日

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ネタバレ

ある作家になりすます為に関係者をまとめて殺すのに放火した。富への憧れでこんな大量殺人するのかと思いました。あとは李奈と莉子の共演がとても良かったです

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2023年09月02日

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いつもと違って最初からとんでもなく重たい始まり方が印象的。
そして推理小説史上でもトップクラスの理不尽で自分勝手な犯行理由。
最後の最後まで胸焼けがする感じが凄かった……その分、李奈のあのシーンにはよくやった!と拍手を送りたくなった。
今作は今まで一緒に謎を解決してきた2人とは別に新しい仲間が入ってるのだけど、彼女達との絡みも今までと違って新鮮でよかった。
どこの世界にも上と下があるんだね……としみじみ。

今回活躍していたあの人は別シリーズの登場人物だと知って、そっちも読んでみたくなった。
こうして読みたい本が永遠に増え続けていく……。

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2023年07月24日

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ネタバレ

杉浦李奈の推論第五弾。日本小説家協会の懇親会会場が火災に巻き込まれ、小説家、編集者などの出版業界の人々が亡くなり、生き残ったのはたった2人。犯人は信頼できない語り手がトラップかもしれないと思いながら最後の方までからくりに気づけなかった。警察を信用できないと思ってから情報を仕入れることもできず、今回は信用できる兄、友人もいなく、周り道をしてしまった感じだった。人気作家櫻木沙佑里とは前回から絆ができ、今回から鑑定士の凛田莉子も登場してきた。鑑定士の方はまだ読んでいないのだが読んでみようかな。

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2023年04月12日

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5作目なのに冒頭からぐいぐい引き込まれました。今回はいつもの作家友達ではなく、3作目との絡みで進んでいったのもまた違った感じで良かった。主人公の推論に対する迷いや怖れ、それでも信念を突き通すべきだと己を奮い立たせる姿が今まで以上に迫ってきました。
スマホが作中でとても自然に使われていることや、業界の話の分かりやすさには作者の力量を感じずにはいられません。フィクションなのに、リアリティがすごい。

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2023年02月04日

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タイトルの「信頼できない語り手」で最初から犯人を公言しているようなものであったのに、それが却ってひっかけかもしれないと妄想させながら、最後のネタバラシまで一気に引っ張ってくれたのは、流石としかいいようがない。

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2023年01月25日

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「信頼できない語り手」という副題ですが、本来の意味とはちょっと違うものですね
言ってしまえば、嘘つきは誰だです

本巻では、3巻の登場人物と親交を深め、万能鑑定士が登場します(これも著者の得意技)
話を聞く人物と都合よく知り合えていくのは、ご愛嬌

ミステリーとしては割と正統な感じですが、「出版業界の事情」を知らないと絶対に解けないトリックです

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2023年01月10日

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今回は小笠原(凜田)莉子が出ており、それだけでも嬉しくなってしまいます。実は、紗崎玲奈もちょっとだけ出ており、松岡圭祐さんのシリーズを読み漁っている私としてはとても面白かったです。当然、本筋の内容もシリーズで一番面白かったです。主人公(杉浦李奈)の作家としての立場での葛藤を持ちつつも、謎を解き明かし、真実に迫る場面は本当に読み応えがありました。さらなる主人公の成長と他のシリーズの美少女との絡みを楽しみに、次巻を早く読みたくなりました。

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2022年12月27日

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星3.5

死んだ人の数に比べて、
あまりにも動機が弱い気がする

218人死んでいるんだよ…

まあ、万能鑑定士Qの莉子ちゃんが出たので、
評価は少しオマケ

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2022年09月03日

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シリーズ第5作。ホテル宴会ホールの火災は小説家協会懇親会の最中であり小説家を始め218名の関係者が犠牲になる大惨事となり生存者は2名だけ、警察は放火殺人とし捜査、売れない新人作家 23歳の杉浦李奈にも刑事が来る。第3作のベストセラー作家の櫻木沙友理が再登場し李奈とタッグを組む。
毎作品で趣向を変えて読者を楽しませてくれるが今作は出版業界の内幕が多く描かれる。なんと言っても万能鑑定士Qの凜田莉子が結婚し2児の母の小笠原莉子として登場し李奈にアドバイスを送る場面は世代交代を思わせ感無量だ。
★★★★✩ 4.0

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2022年08月12日

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火事というシリアスな場面があったものの、莉子も出てきて名前だけなら他のキャラも出てきて、主人公の成長も見れてよかった。
そして内容も、面白かった。
ちゃんとミステリーだし、キャラクターの個性も際立ってるし、トリックも良かった。

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2022年07月18日

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主人公の本の知識が相変わらず凄い!
小説の一部を引用して話しをしたり、里見八犬伝の版元まで知っているのはすごいと思った。引いていえば、作者も知識が豊富にあるということだと思います。
細かな伏線が張り巡らせてあり、私のように鈍感なタイプには伏線だと気づかない部分があり、少し戻って読み返してみて「あぁ~~そうだったのか」と思いました。ノートにメモをとりながら読み進めました。とても面白かったです。

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2022年07月16日

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巻を追うごとに事件が大きくなってきた。

凛田莉子の登場など読みどころが満載。

ただ、犯人を見つけるのはかなり難しい。。

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2022年07月03日

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気持ちよく騙されることには定評があります
読んでいない巻で大作家と友達になったらし
い、いつの間にか凛田莉子(小笠原と結婚済)
も登場させるし、会話中であるが特級添乗員
まで出てくるので楽しい(*´▽`*)

・・・ラスト、ひっくり返る

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2023年02月27日

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莉子がでてきたのは嬉しかったし、内容は楽しめた。でも、事件が大きすぎて最後いい感じに終わられても…って感じでモヤモヤが残る。

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2023年01月11日

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表紙を見て、この人が誰か分かった人は、著者の作品をよく読んでいる人に違いない。
そう、万能鑑定士Qこと、凛田莉子だ!
登場する際、「ちょっとふっくらしていて、もう少し痩せていたらモデルのような美女だったろう」、というのは正直余計なお世話で、(著者に対して)ムッとしたが…。
この、それぞれのシリーズ世界がクロスする手法は嬉しい。
内輪受け、あるいは自己宣伝(NHKみたいな…)と受け取ることもできるだろうが、ずっと読み続けている身としては、単純に喜ばしい。

さて、本題に戻ろう。
本作は文学界の大惨事から始まる。
こんなことがあったら、と思うと恐ろしい。
そして謎解きについて。
本作では副題にあるように「信頼できない語り手」が登場する。
初めから信頼出来ない語り手の目処は立った。
だが、私は目星をつけても、その理由や、どこが怪しいとまでは答えられなかった。
どこに見落としが…破れたサイン本のトリックも分からずじまいで答え合わせ。
こんなこと、できるの?

あとがきから読む人には朗報、答えは後書きにはありません。
ピースは散らしてある、とのことだがパズルの縁は作れても、内側が埋められるか、いや、そもそもその縁はあっているのか?
謎解きも十分楽しめる一作。

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2022年11月13日

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