感情タグBEST3
続きが楽しみ
これはとてもおもしろい作品ですね。転生物で現代日本人女性がマリー・アントワネットになってしまうお話ですが、中世と現代、王族と平民、ある意味主人公は失言のオンパレードになってしまうときもあり、ドキドキハラハラします。(2巻でまだ正式な夫婦になっていないとは思っていませんでしたが。果たして何巻まで行くのか・・・)。作者のコラムもとても楽しみです。ためになりますし。アントワネットのギロチン回避に期待です。ルイ16世の隠れた名君ぶりが表に出るといいなぁ。
彼女が悪役令嬢ならデュ・バリー夫人は平民出の~の発想が、なるほど昨今の流行に合わせるとそうなるのか、と発想に笑いました。
デュ・バリー夫人と和解するばかりか夫人が王宮を去る時にも見送るやり取りがあるのが個人的には好きでした。
章ごとにはさまれる作者さんの手書き文字でのコラム・豆知識にも想いと意気込みを感じられて良かったです。
残念
いくら前世が世界史赤点のアラサー喪女でももう少し常識や知識はあるはず。転生ものが流行りで似たような作品が溢れている中で面白い設定に惹かれ購入した1巻。次の展開が楽しみと購入したこの 2巻は主人公がただただバタバタしているだけの中身のない2巻で残念。時代や人物、事件、心理の描写が浅いし軽い。なんだろ?これならわざわざマリーアントワネットじゃなくてもいいよね?って感じです。折角の面白い設定が生かし切れていなくて勿体ない。ぜひ次巻(3巻)ではルイ君が国王に即位していよいよ王妃となった主人公がどう活躍するのか面白い展開を期待しています。