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Posted by ブクログ
「伝わる」プレゼンをするための資料作成方法を指南する本書。
要は「徹底的に相手に寄り添う」ことがコツだと。その方法は特に書かれていないが。
自分のゴールを決め、相手のゴールを想像し、その間の架け橋を探る。これがシナリオの作り方。
それを元にキーとなるスライドを作成し、それを補助するスライドとあわせてどこに持ってくるかを決める。これがストーリーの作り方。
いくつか参考になるところがあったので抜書きしておく。
「楽しい」×「まじめ」はかけはしになる
「箇条書き」「名詞化」「熟語化」で強い言葉を作る
Goal→Analyze→Result→Propose→Future→Schedule
巻末に添付されている「伝わる図解 設計図」のテンプレは参考になるし、途中に纏められていた「5W2H別 図解使用例」はわかりやすくて良い。
Posted by ブクログ
プレゼンテーションのスライド資料を用意するための手順とコツ。
自分のゴールだけでなく、相手のゴール(期待)を調べ、双方のかけはしをつくる点は、伝わる資料のコツだと感じた。
キースライドと補助スライド、キースライドのタイミングや右脳タイプと左脳タイプでの説明の展開の違いなど、なるほどと感じたが、実際に伝わる資料を上手に作るスキルを身に着けるには、新聞やヤフーニュースなどのお手本を意識しながら、実体験を重ねるしかないのではと思う。
13-25
Posted by ブクログ
この本の著者は,前著である『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』で知っていて,コンセプトがわかりやすく印象に残りやすいと思っていました.それもそのはずで,プレゼンテーションの作成に携わっていたのですね.
私は,上司に対するプレゼンテーションがなかなかうまくいかないので,どこが悪いのか,どうすれば良くなるのかをよく考えていました.
ちょうど本文でも上司と部下のやり取りのシーンが出てきますが,ポイントは以下のとおりです.
①自分ルール(自分が何を伝えたいのか)を明確にする
②相手ルール(相手が何を望んでいるのか)を明確にする
③相手とのかけはしをかける→私が何のために話をするのかを始めに伝える
④話の流れを考える→そのまま時系列でなく,考えたことを抽出してわかるように話す.
これを考えてまとめてからプレゼンするだけで,十分な効果が得られそうです.
とくに納得したのは,自分は時系列で話すことが多かったということです.
ここでは夫婦の会話の例が出ていまして,妻の話になかなか結論が出ないので,夫が要点をまとめられずにイライラするという例が出ています.
夫は何かアドバイスをしようと要点が知りたいのですが,妻はそんなことは考えておらず,起こった出来事と感情を話してそれで十分なのです.
こういった伝える側と受け取る側のずれを認識することで,伝わるプレゼンができるそうです.
これはさっそく取り入れて,上司にプレゼンします.