甘いけど、ほろ苦い。まさにチョコレートのような恋愛模様を堪能できる作品です。
オンナの可愛さの裏にあるしたたかさ。それが分かっていても落とされるオトコの性。水城せとな先生は、ヒリヒリするような恋愛を描くのが本当に上手い!
人妻になったサエコを諦めきれずに、押したり引いたりして彼女の気を惹こうとする主人公・爽太に呆れることがありつつも、常識や理屈ではどうしようもないのが恋愛か…としみじみ(´-`) 一見幸せそうなサエコの満ち足りなさや、陰ながら爽太を想う薫子の踏み出せない気持ち、セレブ王子なオリヴィエでさえままならない恋…。その人が幸せか不幸かなんて、他人からは本当のところは分からないものですね。
片想いだらけのこのお話も、巻を追うごとにそれぞれの心境に変化が。最終巻まで一気読み間違いなしです。(書店員・鮭)
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ぐわー( ゚Д゚)サエコが根っからの天然腹黒真っ黒!なのが発覚。
そこに乗せられてるの判ってて、それでもサエコが好き!恋に正も誤も無い…とか言っちゃってる爽太がなんか…気持ち悪い。いや、なんか、全キャラサエコカラーに染まっていくような展開でこの巻全体が気持ち悪いです…(笑)。
そしてえれなが可哀想すぎ。
今後の展開が楽しみではあるんですけどね♪
Posted by ブクログ
*
糾結又都符合情理~看了後會覺得「真是厲害啊!!」絕對不誇張
所以自己喜不喜歡~只是個性不合(?)吧?
類似被評價超好吃知名牛肉麵店...但我不喜歡牛肉麵那樣XD!?
是說~幾乎所有人都踏2條船~@@
才會造成選A讓B不幸~幸福來了也抓不住~這樣吧@@;
要不然會對裡面角色可以自然而然地跟複數人交往
覺得很佩服~想說應該要學學(!!)之類的哩XD
Posted by ブクログ
わーえれな裏切ってサエコいったー!と思ったけど、長年思い続けてた人に不意打ちで頼りにされて求められたらそうなっても仕方ないのではと思った。人間だもの。無理だってと言いながら抱いちゃう爽太はとても人間らしいと思う。オリヴィエの人生最終回宣言うけた。2期あるからダイジョーブ!て。それよりも無理なのはやっぱり薫子さんで。私には本当に合わないんだなーと改めて思った。ここまで読んで薫子さんをいいと思った事がない。爽太のお父さんに連絡するとかサエコに物申すとかどの立場で言ってるのとか思っちゃう。えれなに本当の事話すのも薫子さんの役目ではない。苦手。しかしただいまーと帰ってこれるサエコもなかなか図太い神経してるなーと思う。
Posted by ブクログ
突然家出してきた紗絵子が爽太の店の前にやってきた。
実家に紗絵子を連れて帰るわけにはいかない爽太は、紗絵子を店の従業員控え室に一晩、泊めることにした。
エレナと約束していた爽太は、その紗絵子を置いて、そのままエレナとの約束の場所に向かおうとするも、紗絵子の寂しそうな様子が気になってしまう。
その想いを振り切ろうとするも、結局は携帯を落としたことに気がつき、店に戻るとそこにはタオルを巻いただけのお風呂上がりの紗絵子の姿が……。
結局、エレナとの約束をすっぽかし、紗絵子との一晩を選んだ爽太。
そのまま紗絵子と身体の関係を結んでしまう。
紗絵子の夫の吉岡氏が爽太の店を訪ねてきても、爽太は何食わぬ顔をして彼をやり過ごす。
という泥沼の様相を呈してくる事態。
おまけに、頼りの唯一の常識人・薫子さんはうっかり一ヶ月後に返ってきたメールの返事を紗絵子に相談したせいで、自分が間違っていて、紗絵子が前向きで正しいような気分にさせられて結局頼りにならない……。
でも、確かに薫子さんの言うように、実は恋愛に対して前向きかつ貪欲な紗絵子の方がある意味正しいのかもなあ……とは思ってしまいます。
でも決して私は紗絵子のキャラを好きになれないし、ああなれるか、なりたいかどうかっていうのはまた別問題だよね……。
このまま泥沼化していく事態。
それにも関わらず、爽太のショコラティエとしてのアイディアはどんどんと泉のように湧き上がってきて……という話でした。
この恋にはどういうオチがつくのかとっても楽しみですね。
Posted by ブクログ
相変わらずいい意味で期待を裏切られる。最初は全然いいと思わなかったサエコさん。いつの間にか私も彼女を応援していた…不思議。
簡単に流される男ってどうよ!とも思うけど、たまには流されてもいいんじゃない?とさえ思えてしまう、これまた不思議。
でも個人的には薫子さんと関谷くんがどうなるかも興味津々。