感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前から気になっていた本。夏目漱石「こころ」から、栞子さんと主人公の関係が始まります。これを読んで、はじめて「こころ」を読みました。
このテイストは良い。本好きには堪らない。ちりばめられた蘊蓄、本好きにとっての「あるある」。
一つの本毎に一つのストーリーとなっているので、空き時間にも読める。それでいて、全体のストーリーも考えられている。売れているのも納得の一冊。
原作が好きなので、漫画版ってどんな感じかな?と読んでみました。少し変えてる部分もあるけれど、まぁ原作通りの展開で普通に面白かったです。ただ、アクション物などの様に文字よりも画で見るとよりシーンが解り易い…というような物語ではないので、小説(原作)で楽しく読んでいる読者がわざわざ漫画版を読む必要は無いかなと思いました。漫画版で楽しむ読者や逆パターン(漫画から原作へ)もあるから、コミカライズ自体は否定しませんけれどもね^^♪
Posted by ブクログ
ドラマを見てからの本。ドラマの時も思ったけど、私は古本好きの人がとても好きだという事。というか何かに夢中になってその知識が半端ない人に憧れる。古本も好きだし、雑貨も洋服も、テレビも音楽も映画も…なんて八方美人な私には到底できないから。
古本の物語だけじゃなくその本の手に届くまでの物語にも興味深い。ホントにそう思う。だからつい古くてきたない本ばかり手にとってしまう。
この本を読むたびにそんな気持ちをきちんと思い出させてくれるような気がしてつい購入してしまった。
ミステリーとして見るとちょっとあっさりだけど、小説としてみるととっても楽しい。読みやすいところもストレスなくて楽しい。
続きも読んでみようーっと。
Posted by ブクログ
装画の本棚に惹かれてコミカライズ版も購入。
栞子さんのキャラが個人的には小説のしっとり感とは
違う感じがして違和感があったものの、「漱石全集」と
「落穂拾ひ」を丁寧に取り上げてくれていておもしろかった。
古本も古書店も大好きだけど、アレルギーがあるので
状態がいい本でないとくしゃみや涙が止まらなくなってしまう。
五浦さんと理由も原因も違うけれど、私にも一部の本を
読めない辛さがあるので、五浦さんはせめていつか
本が読めるようになってほしい。
本棚に並んだ本の背表紙を眺めるのが大好きだから
本が並んだ絵が出てくるたびにうっとりとうれしい♡
Posted by ブクログ
栞子さんについて、越島 はぐの原画の印象とはかなり違うのですが、これはこれでありかなと思いました。
作品自体の雰囲気はかなり忠実に再現しているように思いました。
絵柄がいまいち
原作がそれなりに面白いのでコミック版も読んでみた。
原作に忠実な描き出しかたで様々の蘊蓄も含めて十分楽しめた。
もっとも、このコミックの作家の絵柄が、今一つしっくりこない。栞子さんはもっと楚々とした美人であってほしい気がする。