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Posted by ブクログ
初めて赤川次郎先生の作品を手に取りました。
長篇処女作とのことで評価も高く期待して読み進めました。
まさかあなたがマリオネット操者なのかと驚かされると共に、切なくも素晴らしい作品でしたね。
Posted by ブクログ
1977年の作品。
とんでも展開だが勿体ぶらない展開の早さが良かった。
全部で5章あるが、どの章も見どころがあって飽きずに楽しめた。
当たり前の様にワンナイトをスルーするのも伏線だったり、いかにもやらかしそうな寝ぼけボーイが事態を暗転させると思いきや好転させたり。
フィクションもフィクションだが、これが私のイメージする小説という感じだった。
赤川次郎は学生時代に一冊だけ読んでいて、覚えているのは小説を一冊読み切った達成感だけで内容は何も覚えてない。タイトルさえも。
新しい登場人物が出てきたと思ったら殺され、また次も殺され、いちいち驚いて読んだが、読み終わった後にあらすじを見ると「連続殺人事件」と書いてあり、やっぱり先にあらすじを見なくて良かったと思うし、あらすじ不審になってる。
が、見るか見ないかは自分で決められるので特に問題は、無かった。
ちなみにこの小説のあらすじはネタバレなんかしていなくて、相当何も書いてない。
Posted by ブクログ
人が何人も殺されるのは辛いものがある。疲労すら感じてしまったが、先が気になると読みやすさも相まってページをめくる手は止まらない。この娘はサイコパスだと思っていたけど、それを操る人物がいて...まさか!のどんでん返しだった。赤川次郎さん処女長編作のようですが、傑作だと思う。
Posted by ブクログ
はじめは場面場面の関連がわからなく、面白さがわからなかったが、峯岸雅子という美少女は何者?と疑問に思い始めてからは読むスピードが上がった。また彼女の手記の矛盾などからラストで修一が彼女を見て操っていたと知って、衝撃を受けた。このラストが最も読み応えがあった。