感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年12月04日
星5つ!赤川次郎さんは初めて。物語の随所に驚きの展開があり、読んでいて先がどんどん気になる。登場人物もキャラクターが立っていて、非常に魅力的。どんでん返しと知っていたので身構えながら読んでいたのだけれど、キレイに騙された。
Posted by ブクログ 2021年09月29日
本当に失礼な話なのですが、「今更、赤川次郎は無いかな」と思いながらも買った記憶の一冊でした。
少し前に読んだ"毒 poison "も、限定カバーに惹かれて長編の合間の箸休め的に読んだものだったし・・・。
読んでみて、反省です。
ごめんなさい、「今更無い」ではなく、「今でも有り」...続きを読むでした。
出てくる小道具などは時代を感じさせますが、物語に引き込む展開や、帯にも書いてあるのに騙されたどんでん返し、脱帽です。
解説に有りましたが、赤川次郎の中では異質の作品みたいですが、私には見直すきっかけになる一冊になりました。
Posted by ブクログ 2021年09月06日
大学院生の上田修一という人間が主人公で進んでいく物語。
連続殺人犯の雅子が黒幕候補として進んでいくが、最終的に刑事によって殺されてしまう。
物語はこれで終わったと思った矢先、実は雅子は黒幕によって操られてたマリオネットだった。
その操っていたのが修一とは、、すごい笑笑
さすがに鳥肌立ちました、、、...続きを読む
完全にやられた、、、
赤川次郎さんすごいですね、違う本も読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ 2024年03月12日
ページをめくる手が止まらなかったです。
建物や登場人物がリアルに想像できて
怖かったけどスリル満点でした〜。
最後まで、まさかの展開にびっくり。
面白かったです。
Posted by ブクログ 2023年12月19日
元祖!どんでん返しと謳うだけあり、正しくその通りでした。1977年の作品らしいんですが、すごく読みやすくサクサクすすむ
今風のどんでん返しというよりかは、
2時間サスペンスの様な、金田一少年の事件簿の様な、古畑任三郎の様な
そんな感じです!良い!
Posted by ブクログ 2023年10月15日
1977年の作品。
とんでも展開だが勿体ぶらない展開の早さが良かった。
全部で5章あるが、どの章も見どころがあって飽きずに楽しめた。
当たり前の様にワンナイトをスルーするのも伏線だったり、いかにもやらかしそうな寝ぼけボーイが事態を暗転させると思いきや好転させたり。
フィクションもフィクションだが、こ...続きを読むれが私のイメージする小説という感じだった。
赤川次郎は学生時代に一冊だけ読んでいて、覚えているのは小説を一冊読み切った達成感だけで内容は何も覚えてない。タイトルさえも。
新しい登場人物が出てきたと思ったら殺され、また次も殺され、いちいち驚いて読んだが、読み終わった後にあらすじを見ると「連続殺人事件」と書いてあり、やっぱり先にあらすじを見なくて良かったと思うし、あらすじ不審になってる。
が、見るか見ないかは自分で決められるので特に問題は、無かった。
ちなみにこの小説のあらすじはネタバレなんかしていなくて、相当何も書いてない。
Posted by ブクログ 2023年08月25日
郊外の館に広がる非現実的な光景から俗世間で巻き起こる殺人事件、謎の組織、そして海外までも事件に内包されながら全てが風呂敷に収まっています。 ミステリーであると同時にサスペンスフルな映画を観ているようです。
ミステリは展開を推理する、先読みしていくのが勿論一つの楽しみでありますが、今作はそんなこと...続きを読むしていられませんでした。 章によって主人公が替わり、常に危険に満ちていて、気付いた時には解決編です。 ラストの解決も素晴らしいですがそこに至るまでの疾走感たるや、閉鎖的で荘厳なミステリでは中々味わえないでしょう。
Posted by ブクログ 2023年05月14日
彼女が華麗に引き起こす連続事件と、その彼女の心情だけでも見応えたっぷりで魅力的。
「マリオネットの罠」にかかった彼女が、読後はとても切ない存在に思えてならない。
Posted by ブクログ 2023年04月25日
赤川次郎の処女長編小説で、1977年の作品。
刊行順としては、「死者の学園祭」の方が一ヶ月早いが、実際に書き上げた順番は「マリオネットの罠」の方が先なのだという。
森の館の地下に幽閉された少女と、一見関連のない人物たちが次々と犠牲になっている連続殺人事件。
この館の主人である峯岸家と、そこに家庭教...続きを読む師として関わることになった上田、その婚約者の美奈子、事件を追う刑事、そして犯人自身など、様々人物の視点から物語が紡がれていく。
論理的な謎解きなどはないが、スピーディーな展開と次々に変わる視点で、読者を飽きさせずに引き込んでいく魅力ある作品。
今読んでも古さを感じさせないところも素晴らしい!
Posted by ブクログ 2023年04月18日
読みやすく、面白い。非常に良い本でした。なんとなく、予想していたような展開でしたが、それでも魅力に溢れていると感じました。登場人物が、多く出てくるようになっていますが、それでも、読みずらいことはなく、むしろ物語の深みが増すばかり。物語の後半を読んでいて抱く読者の感想は一貫して、この本を高く評価する感...続きを読む情ばかりでしょう。読者の感情すらもこの本にかかれば、マリオネットです
Posted by ブクログ 2022年12月07日
「私のことを、父は”ガラスの人形”だと呼んでいた」
森の館に幽閉された美少女。ガラスのように脆い神経を持った美少女を助け出そうとするが、それは新たな連続殺人の始まりだった。錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開。赤川次郎の処女長編ミステリにして、サスペンスの最高傑作。
伊坂幸太郎さんの...続きを読む”3652”で、影響を受けた本として、紹介していたため、手に取ってみました。
まず、冒頭。
トラックの運転手が雨降る森の中で殺されるシーンから始まる。不気味な描写だけど、興味を惹く表現の数々に、「あっこれ、当たりだ。絶対、面白い」と確信しました。サスペンス系の作品はあまり読んできてないけど、大満足。
ページ数も350ページ程度と比較的読み切りやすいボリューム。本作は四章構成で,それぞれの章ごとで雰囲気が異なっており、ドキドキハラハラしながら僕の興味を離さない展開。切れ味鋭いサスペンス。後半に驚きの真相が明らかになる。
これが赤川次郎さんの長編処女作とは恐るべし。脱帽です。早く他の作品も読んでみたいと思えるほどにハマりました。(赤川次郎さん、これからよろしくお願いします。)
みなさんもこの、サスペンスの最高傑作。ぜひ、手に取ってみてくださいね。
Posted by ブクログ 2022年11月30日
人が何人も殺されるのは辛いものがある。疲労すら感じてしまったが、先が気になると読みやすさも相まってページをめくる手は止まらない。この娘はサイコパスだと思っていたけど、それを操る人物がいて...まさか!のどんでん返しだった。赤川次郎さん処女長編作のようですが、傑作だと思う。
Posted by ブクログ 2022年08月21日
はじめは場面場面の関連がわからなく、面白さがわからなかったが、峯岸雅子という美少女は何者?と疑問に思い始めてからは読むスピードが上がった。また彼女の手記の矛盾などからラストで修一が彼女を見て操っていたと知って、衝撃を受けた。このラストが最も読み応えがあった。
Posted by ブクログ 2022年06月26日
皆さんが仰るように、40年前の作品とは思えないほど引き込まて、一気読みしました!他の赤川次郎の作品と比べると、なんというのな‥いい意味での重みを感じます。とんでもない男に操られてしまった雅子、ただひたむきに彼を想って命をかけた美奈子‥ふたりのことを考えるとちょっと切なくもなります。
Posted by ブクログ 2022年05月09日
はじめての赤川次郎作品でした。
読みながら随分古い設定だな〜なんて
読んでいたらなんと生まれる前の作品でした。
でも読みながら何と何がどう繋がるの?!
後半はハラハラドキドキ。
心臓バクバクしながら読み進めました。
面白かったです!
他の作品とは全く作風が違う様なのです
少しずつ読んでみたいと思いま...続きを読むした。
Posted by ブクログ 2022年03月05日
まず率直に面白かったです。
今まで読んできた赤川次郎作品の中で、一番
暗いというか、ホラー的観点で描かれた作品
だなと、感じました。ユーモアのイメージが
あった赤川次郎作品なんですが、ここまで
用意周到に組み込まれた伏線回収、そして
ミステリーの醍醐味である、どんでん返し。
そのすべてが、本格的とい...続きを読むうか、少し怖い
印象にストーリーが進まれているなと私は
感じました。マリオネットの意味を知るとき
驚愕の展開を楽しめると思います。
Posted by ブクログ 2022年02月01日
読み終えたー!
なかなか本屋で探しても売ってなかったので、電子書籍で読みました。
面白くてサクサク読めました。
期待しすぎてたので、そこまでビックリは無かったかな〜でも、ストーリー的には面白かった!
一言で表すと、美奈子が本当に可哀想すぎた。
Posted by ブクログ 2021年09月06日
40年以上前の作品と読んでから知りました。
たしかにタイプライターや公衆電話など年代を感じるアイテムは出てきますがストーリーなどに古臭さは全くなく、とても読みやすかったです。
ラストの真相解明、修一の黒幕発覚はおどろきました。
雅子、特に美奈子。修一に翻弄された女性たちが可哀想でなりません...続きを読むでした。
Posted by ブクログ 2024年03月13日
赤川次郎さんの本を恐らく20年ぶりくらいに読んだが、以前の印象よりずっと良かった。と思ったら、あまり軽いところのない読みやすい本だったみたい。話としても面白かった。かなり詰込みではあり、凄い数の人が出てくるしころされるし、最後の数ページでそこまで語る!?という感じ。あとがきを読んで、最初の長編だった...続きを読むことを知って気合が入っていたんだろうと納得した。今や著書は650冊を超えるらしい。凄すぎる!
Posted by ブクログ 2023年12月14日
順当すぎて不安になりながら読み進めたが、しっかり驚かせてくれた。
全く示されていない背景を最後にガッツリ盛り込まれ、多少無理矢理な感じがした。
Posted by ブクログ 2023年09月10日
赤川次郎さんの本を読んだのは何十年振りだろう…「晴れときどき殺人」だったかな。内容は覚えてないけど、まだ子どもでドキドキしたのを覚えてる。
こちらの本もドキドキハラハラ。
手記読んだ後に推理した結末と違った。自信あったのに(笑)当たらなくて良かったけど。
タイトルの意味を考えると、なるほど納得。
...続きを読むちょっと苦手な分野もあったけど面白かった。
Posted by ブクログ 2023年05月20日
★3.3
ミステリー要素あり、ホラー要素あり、エンタメ要素があっておもしろい。
展開はおもしろいけど、人物の設定に無理があるから、その分ストーリーに説得力がなくなってしまい、もったいなく感じました。
オチは、割と早めに気付けた。
Posted by ブクログ 2022年07月08日
赤川次郎初の長編で、既に40年以上前の作品になります
ネットのどこかで、どんでん返し作品の1位か2位になっていてずっーと気になってたので読んでみました
お話し的には本格的なミステリー調に進んでいき、昔読んだ赤川次郎作品とは違う雰囲気があります
読み進めて残り3分の1くらいで、あーーどんでん返しっ...続きを読むて多分この事だろうなーって思ってたことがその通りになってしまいました(^o^;
ちょっとヒントが多過ぎてしまったかなと…
なんだか可哀想な登場人物ばかりで、読後感はあんまし良くない作品でした
Posted by ブクログ 2022年06月03日
★3.6
面白い。途中ストーリーにはそこまで関係ないような話も含まれているような気もするけれど、なぜか冗長にならず夢中で読める。程よいハラハラ感となるほど感がある。
初めて読む赤川氏の作品としてとても良かった。