【感想・ネタバレ】いつか、虹の向こうへのレビュー

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Posted by ブクログ

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伊岡瞬4冊目。落ちぶれ、荒んだ元刑事・尾木遼平。彼の家には訳ありの若者が同居する。理由は尾木が放っておけないからである。同居人の早希(美人局)が殺人容疑で逮捕される。尾木のハードボイルドっぷりは新宿鮫・鮫島を超えるほどで、彼の優しさや同居人(家族)想いが、尾木への感情移入を容易にさせた。ヤクザ、刑事と対峙し、早希の無実を命がけで勝ち取る。その背景には同居人や刑事時代の彼と関わった者が助け、糸口を広げる。尾木とヤクザのボス(檜山)との対決にはシビレタ。彼は確実に「虹の種」を持っていて、純平に渡すだろう。

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作中に出てくる絵本がタイトルと繋がっているのだけど、その絵本、実際に販売して欲しいくらい美しいお話だった。

外で読んでいたのに、泣いたり笑ったりしてしまった。主人公が優しかったり人間臭かったりしてて好き。一気読み。

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2023年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めて西村寿行が浮かんだ。

変わっているのは、主人公の尾木は、孤独でありながら、3人の他人と共同生活を続けていること。

5人目の早希が3日泊まった後、尾木は自宅に乱入してきた久保にボコボコにされ気を失った。

気づくと、早希は殺人容疑で拘留され、殺されたのは久保だった・・・。

ささくれ立った感があったので、前半読むのに少し時間がかかった。

尾木が脅され、真相を調べざるを得ない状況となってから、グイグイ物語に引き込まれた。

サンキュー、伊岡さん初めてやったわ、毎度ありがとう。

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2021年09月18日

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