【感想・ネタバレ】戦闘破壊学園ダンゲロスのレビュー

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異能バトルの教科書

一冊の割には意外と長い話に感じた。キャラ立ちが良いので、会話や行動がやたらコミカルで面白い。物語設定には山田風太郎作品の影響も感じる。
肝心の異能バトルでは不意打ちでの決着も多く、後半まとめて大量に殺したりするので、ある意味キャラの死に様はあっさり。
主人公の性転換能力ネタが多いので、TS好きにもおすすめ。

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2022年09月29日

Posted by ブクログ

漫画版既読。そういうわけでネタ的な面白さの評価はそちらに譲りますが、やはり原作のほうが「わかりやすい」。ロジック的な所はやはり文章のほうが筆を尽くせるし、エピソードの構造なんかもこちらのほうがわかりやすかった。あと何故作者と同じ名前のキャラが出てくるか?そこらへんも漫画版ではオミットした描写ですな。

並行世界的な世界観を持っているためか、謎の「未来の学園祭」の描写が入ってくるわけですが、これをもっと効果的な位置づけにしたアレンジは漫画版の良かった所でしょうか。

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2016年06月05日

Posted by ブクログ

登場人物があっけなくフェードアウトしていく。と聞いていたので興味がわき読んでみました。
評判通りにあっけなくフェードアウトしていく様は斬新で面白かったです。数十頁を費やした登場人物が二行で死んだり…。
読み物の概念を覆すような本でした。小説と呼べるかは別として、楽しめる本でした。

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2014年12月12日

Posted by ブクログ


能力バトルものかと思ったらバトル・ロワイアルものかと思ったらメタTRPGものだった!
ネームドキャラの生命が次々と一瞬で失われるのは昨今の流行りで自分も好きな展開だが、本作においては主人公勢力が活躍するわけではなく、敵味方双方消耗戦になるあたり、能力バトルものではなくバトル・ロワイアルもの。どいつもこいつもバカではなく、論理的思考力が高いのも好みではあるのだが、損得勘定が上手すぎて人間味がなく、かえってキャラクターの魅力を損なってしまってる気がする。
などなど小説とみると粗は見つかるのだが、本作の本質は『場の提供』。僕がRPGで一番楽しいのは、スキルポイントを振り分けてどんなコンボを作るのかを考えている時であり、それは本作が発信するメッセージである『ほら能力バトルって面白いからやってみなよ!』という投げかけと合致する。十分な材料を与えられた上で筆者の個人的な趣味満載のストーリーを見せられると、『自分もやりたいように作りたい!』という欲が湧いてくる。
カバーの煽り文の『読んでよし!使ってよし!』はまさに正鵠。本書こそ、厨二の妄想力を創作に駆り立てる一押しになるかもしれない。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

倫理感や道徳心は宇宙の彼方に放り投げてから読みましょう。
がっつりエログロですが、能力バトルものとしてはとても良く出来てるし、ジャンプ的な熱い友情も楽しめますヨ。
しかし表紙の詐欺っぷりは酷いな!!

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2012年06月26日

Posted by ブクログ

このキャラがここで死ぬか!?という驚きの連続である種メタ的な面白さがあるが、逆に言えば王道的な面白さが無い。やるべき展開をやらないのは単にもったいないという気がするし、驚かせばいいというものでもないと思う。
原作がTRPGだと聞けば多少は展開にも納得できるが、望んでいたものが満たされずに消化不良ぎみ。とはいえ能力バトルは一人一人の能力をパズルの駒のように組み合わせる集団戦が面白かった。ただ熱い展開は特に無し。残念。

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2012年05月15日

Posted by ブクログ

能力漫画(失礼、小説でした)のジャンクにして先端。あらゆる意味でメタメタ。一部描写で理解出来ないところがあったのでこれから感想サイトを回りたい。

ちなみに著者はジャンプ感想の大御所「男爵ディーノ」の人。ジャンプ感想をひたすら書き続けるというカルマを背負っていると、結果としてこのような作品が生まれるのである。ちぃ勉強になったよ!

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2012年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

厨二病とかビッチとかのタームを使わないで感想を書いてみるテスト。
複数視点のバトルロワイヤルものは、好きになったキャラクターがいてもすぐ退場してしまうから寂しい。こんなに物量がある文章なのに。

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2011年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

むっちゃ訳わからん。暴力とセックスと無法地帯な魔人学園で、個々人固有の能力を駆使してのバトルロイヤルとして始まったのに、読後感はそんなもんじゃない。訳わからん。いや、日本語としては分かるんだけど方向性が分からないというかなんというか。ハルマゲドンエンドというか。とてもメタだ。

ド正義と邪険王が親友だった、これはよい。転校生というなぞの特殊任務者、これもよい。校長が黒幕であること、これもまぁ良い。だが転校生の存在意義というか正体についていけない。え、何それ、駕籠の中の鳥?そんなSF作品あったよね。題名忘れたけど。所々描写でついていけない面もある。架神のゲームしているかのような描写は何?ド正義と邪険王?が生きてる文化祭は何?途中まで訳わかんないけどもなんか夢中になっていたのは確かなのに、長くてダレたというか、超展開にポカーン。いや、かがみん……これ、どうしよう。

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2014年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主要キャラと思っていたキャラクターがガンガン死ぬ。
悪い打ち切り漫画の最終回的展開が続いている、そんな感じ。
意外な展開はたくさん配置してあったが、伏線があからさまでそれぞれの驚きが小粒に感じた。

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2012年07月14日

Posted by ブクログ

実際にネット上によって行われるシュミレーション・
ウォー・ゲーム「戦闘破壊学園ダンゲロス」を立ち上げた
本人自身がノベライズ化したものが今作。因に
ダンゲロスはDangerousをバカ読みすると...こうなるw。
基本設定は超常能力を待つ「魔人」達の能力戦争。
言ってみればワンピースやジョジョです。

この「魔人」達の持つ特殊能力、そして今作の
世界観...随所に「中二病」が蔓延しています。むしろ
その部分を開き直って強調さえしている
「中二」文学の金字塔なのかもしれません。
圧倒的な下らさなのに、全力でバカバカしいが故に
爽快感さえ感じます。後半、流石に飽きてくる程
長いのと、ラストの主人公「両性院男女」の
死闘の展開と真実は見え見え過ぎて、引っぱり
過ぎかなーと。

決して薦めはしませんがヲタ属性の
中二男子にh大好物な要素てんこ盛りの
ジャンクノベル(褒めてますよ!)。

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2011年02月06日

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