感情タグBEST3
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10年間積ん読だった本をようやく。早乙女静香シリーズも桜川東子シリーズもどちらも読んだことがあるけれど、けっこう前のことなので、もう少し最近だったらより楽しめたかな。「ずいずいずっころばし」の表解釈、裏解釈がなかなか。最後の最後の結末もナイスな感じ。個人的には、冒頭の引用文で土屋賢二『もしもソクラテスに口説かれたら』と、『樽』で麻希一樹『「悩み部」の結成と、その結末。』と、「仙台」で職場ともつながった。
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『邪馬台国はどこですか?』を始めとする歴史ミステリと、『九つの殺人メルヘン』などの童話・童謡謎解きという鯨作品の中核二つに、先行ミステリ作品のオマージュもたっぷりなボリューム長編。
ヒロイン二人のキャラがかぶらず個性的に描かれていて、それぞれが魅力的に感じられるところが、実はかなりすごいことなのでは。
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4+ → 4
美貌の毒舌歴史学者・早乙女静香、飲めば飲むほど推理が冴えるお嬢様大学生・桜川東子、鯨作品の二大ヒロイン夢の競演。
少なくとも『邪馬台国はどこですか?』と『九つの殺人メルヘン』を事前に読んでおくと、ニヤニヤ度が増してより一層楽しめる。特に序盤、機内のシーンで静香が読んでいる本が『マジックミラー』なのが印象的。ファンには堪らない一作である。
《以下微バレ》
飲めば飲むほど推理が冴える・・・まるで“酔拳”だな、いや拳法じゃないから・・・何て言えばいいんだろう? そんなことをぼんやり考えながらクライマックスを読んでいたところで、タイミングよく、しかもさりげなく登場した“酔推(すいすい)”のフレーズに腹が捩れるほど爆笑してしまった。何て間が良いんだろう。
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2016.9.26-9.27 再読、評価変更。
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北は北海道、南は沖縄。同時に起こる殺人事件。
徳川家の秘密に関する古文書を巡り、とある童歌の秘密に美貌の歴史学者と美人女子大生が挑む。
ミステリに歴史も絡み鯨氏らしい一冊ではあるが...
洗脳遠隔誘導自殺はねーよなー。
宗教がらみの件が『悪魔のカタルシス』の二番煎じ感は否めないな。
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シリーズ物から、2人の美人主人公が主役の鯨ミステリ。
途中途中にサービスシーンが多々盛り込まれ、おっさん気分で鼻の下を伸ばしてみる。
歴史解釈は毎度、完成度が違うようだが、今作は中位かと。
結構なドタバタぶりで、気楽に読める。
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20110522
まさに、美人たちが名探偵。
男性陣はタジタジです。
早乙女さんの颯爽とした登場、かっこよかった。
でももっと美人が出てもよかったー
あと、主人公の三宅亮太のキャラが薄すぎるなー。てか、まともなんだ。変キャラだと面白かったのに。
桜川さんの話、読んでなかったみたいなので、今度読もう。
おかしーなー
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題名に惹かれて手に取ったのだが、全ての美女というのは作者のオールスターということだったのかと理解。こういう趣向の作品はどれくらい作者の本を読み込んでいるかで、評価が変わるのだが・・・好きな作家なので少し甘めでこれくらいの評価か。いつも以上にちょっと話に無理があるような。歴史の新説と童話の新解釈という話にミスコンと新興宗教を一緒にするのはさすがにという感想。読んでる時は面白かったけどね。
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歴史ミステリーと本格(ライト?)ミステリーを合体させ、
しかもその方法が、筆者の作品の二人のヒロインを
登場させるなんて憎いですね!
デビルマン対マジンガーZみたい!
最後の最後のオチまで飽きさせずに、ユーモラスに
楽しませてくれるエンターテイメントな一冊!
「ずいずいずっころばし」がここまで展開されるなんて…発想力の勝利。
Posted by ブクログ
氏の作品の二人の美人ヒロインが競演!!
となれば手に取るしかない!!
ある童歌に隠された謎と不可能殺人のTRICKを暴く鯨ミステリの真骨頂をお楽しみください。