ありがちなファンタジーモノでしょう?と思った貴方!実にもったいない!もちろん作品の世界観は剣と魔法のハイ・ファンタジー。ですが、「神に選ばれし6人の勇者」が「7人」も集まり、さぁ大変。「なぜ7人いるのか?」「誰が偽者なのか?」というミステリー要素が物語の核に複雑に絡んでいきます。疑心暗鬼に陥った勇者達が「仲間を信じることができないまま敵に立ち向かっていく」という描写はたまりません。しかも、巻頭プロローグで「えっ!?」と思うようなシーンを先に見せられてしまっているので、とにかく先が気になって仕方がない。ページをめくるのが楽しくて仕方がない!「ラノベ」や「ファンタジー」の先入観を捨てて手に取っていただきたい一冊です!「このライトノベルがすごい!」2013年度作品部門第3位。
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ようやく最新刊まで追いついた。
そして続きを早く…。
7人目の正体は前巻の終わりに記載があったから想定内だけど、
呪いが解けた今どうなっていくのか…。
個人的にはフレミーに愛を説いていたアドレットが、今度はフレミーによって愛を説かれる…
という流れを想像しているのだが。
これからまだまだ続くことを考えるといろんな展開がありうる。
この巻で第一部(テグネウ編)終了のイメージなので、
これから第二部(カーグイック編)だろうか…。
Posted by ブクログ
アドレットの不屈の精神もさることながら、ハンスかっこいいなぁ…!
熟女趣味は共感できないけどw
ともあれ、ここまできて全部やり直し感がハンパないですねぇ。
足掻いて足掻いて、傷ついてのた打ち回って、やっと、ようやく…。なのに、何も手に入れることはなく、それどころか全てを失ってしまうとはあまりにも惨い。
人生を弄ばれたアドレットは使い捨てられた玩具のように死んでいくしかないのか、それとも…。
…マイナスから始まる恋や愛にこそ、燃えるものがあるよね、とはいうものの。
それにしても話のめんどくささは相変わらずというか…。何一つスムーズに事が進みませんねぇ(敵も味方も)。それこそが「運命」というものかもしれませんが。そして、だからこそこのシリーズは面白いわけでw
そう考えると、カーグイックはどんなに強いとしても、そこまで期待が持てないんですよねぇ。陰謀も策略も巡らせない感じだしw
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対テグネウ最終戦。
自らの「愛」のため、主人公が仲間の勇者PTを全滅させるために、生涯の敵と誓った凶魔と手を組むお話。
しかしその愛は、その凶魔から植え付けられた偽りのものであった…
此処まで見て興味湧いた人はシリーズ最初から読むことをお勧めします。
Posted by ブクログ
相変わらず震え上がるほどの緻密さで構成されたストーリー展開が魅力。凶魔という独自設定を最大限に活かした中での命をかけたやりとりに圧倒されっぱなしだった。
前巻の終わりがショッキングだっただけに、これで簡潔かとも思ったが、1巻が第1部、2巻から6巻が第2部として次から第3部的な展開になるのだろうか。
Posted by ブクログ
すごく、面白かったです。
斬新ですね。とても。
今回第一章完という感じでしょうか?
アニメから入った方には是非1巻から6巻まで
一気に読んで頂きたいですね!
次巻から六花の勇者達の関係性がどうなっていくのか
想像がつきません!楽しみです。
Posted by ブクログ
4巻を読んでる途中で、本シリーズが完結せずに作者の現在も不明、との情報を知ったので、続き読むかどうか迷ったけど、面白い!ので既刊全部読むことにしたら残り一気読みしました。面白かった。続きがないのが残念です。ので面白いけど★×4で。
一応の区切りはついているので読むことは止めませんが、物語が途中で放り出されるのが耐えられない人は、最後のエピローグだけ読むのやめといたらいいかなと思います。映画の2作目への布石みたいな終わり方してるので。
Posted by ブクログ
途中からのアドレッドのフレミーへの執着具合から、能力によるもので恋心が消えるのは予想していたけれど、全く何も残らないとは思わなかった。
テグネウの思惑通りにはならないで欲しいと思っていたが、完全に掌で踊らされてしまったアドレッド。
次巻からの展開が気になる。
Posted by ブクログ
2巻から続いてきた戦いにようやく一区切りといった風情で、ここまで読んできた読者の一人として感慨もひとしお。
落とし所をどうするのか、7巻以降どうやって続けていくのかなど読む前は気になっていた疑問もスッキリ氷解してまだまだ楽しませてくれそうなのは嬉しい。
Posted by ブクログ
アニメ化おめでとうございます。
六花の勇者シリーズ6巻。前巻でフレミーが黒の徒花であること、アドレッドが知らぬうちに7人目とされていたことが読者に明かされ、アドレッドはフレミーさえいれば世界を滅ぼしてもいいと恋の熱を燃やす。今巻はテグネイ決戦編。テグネイより7人目であることを明かされ、フレミーを愛する呪いをかけられたアドレッドが、愛がある故に苦しむ。六花の勇者は分断され、アドレッドは愛に操られ、ハンスはそれでも頭をまわしてアドレッドをも利用しようとし、フレミーは惑いながらも前へ進み勇者達はそれぞれ必死に戦う。ゴルドフとの闘いからまだ3日も経っていないことに驚いた。どれだけ密度の高い日々を送っているのだろう。今巻を読み始めた時はそこまででもないと思っていたのに、途中から呑まれ夢中になって読んでいた。テグネイは倒した。アドレッドとフレミーの蜜月は終わり、フレミーの心に小さな棘を残した。カーグイックと一輪の聖者にもまだまだ秘密がありそう。このシリーズの濃密さはなんだ!次巻を読むまでに内容を覚えていられるかなぁ。
Posted by ブクログ
この巻は私の好みでなくて、いまひとつ入りきれなかった。
テグネウっていったいなんなの。大事なことをぺらぺらしゃべるし、都合のいい能力がいっぱい。
まだ続巻がありそうだから今後に期待。