ジャズ、バンカラ、学ラン、佐世保弁、そばかす。この中でひとつでも気になるワードがあった人には絶対オススメ!個人的には全てのワードがどツボです!!
舞台は1960年代の長崎。東京から引っ越してきたちょっぴり神経質な主人公・薫が、豪快なバンカラ青年・千太郎と出会い、二人はジャズを通して心を通わせます。
私のお気に入りはなんといっても、千太郎の幼馴染でそばかす委員長の律子!律子の佐世保弁と慎ましい乙女っぷりがなんとも可愛い!!私も「また喧嘩したっちゃろ?」って言われたい!そばかすってチャーミング!!!恋を知り、愛に泣き、そして大人の女性になっていく律ちゃんから目がはなせません。
もちろん「友情」も大事なテーマで、線の細いメガネ男子と、悪そうに見えて実は家族想いなバンカラ男子の爽やかなやりとりもたっぷり楽しめます。2012年に放送されたアニメも素晴らしいので、そちらもぜひ!躍動感溢れるジャズのセッションシーンは必見です★(書店員・なめはし)
感情タグBEST3
とても内容の濃い巻だった。薫のお母さんとの再会。そして、松岡くんという新しい登場人物。今回は薫の尖った性格が際立ってて、千太郎と律っちゃん以外を受け入れず、敵視してしまうのがなんとももどかしいのだけれど、小さい頃から転向を繰り返して周りに合わそうと必死だったこと、いろいろと辛い過去の経験から他者を受け入れなくなったという場面はほんと切ない。千太郎も律っちゃんもきっと薫から離れたりしないよ。
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薫の母ちゃんがほんとにいい母ちゃんでほっとしました。しかし、薫は男に対してもいちいち悋気をおこすような面倒な子だなぁ、と思っていたら、転校に転校を重ねたせいで、実は人づきあいが苦手な子だったんですね…「もうだめだ 疲れた 僕 友達なんかいらない」の下りはせつなかった…
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2012/03/28
【好き】再読。 春休み東京で薫の母と再会を果たし、自分が置いていかれた経緯を聞く。 新学期、千太郎とクラスが離れてしまう。 百合香と千太郎はデートをするが噛み合わない。 薫は、百合香は淳兄が好きなのを知っているので何とかしようとするが上手く言えず喧嘩になってしまう。 謝ろうと思い教室へ行くと千太郎と松岡が楽しそうに話しているのを見て寂しさと怖さを感じる。 松岡にロックバンドに誘われた千太郎は断り、薫は胸をなで下ろす。 しかし、松岡の真剣な気持ちを知った千太郎は少しの間、手を貸すことを決める。 その事を知った薫は、独りになる怖さから逃げるため、一方的に千太郎との付き合いを止めることにする。 そして、律子パパが飲みに行ったバーで見つけた男は淳兄か?…またしても何か起きそうな予感で次巻へ。
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薫と千太郎の友情を邪魔する人達がでてきたぞ!
友情って少し恋愛にも似てるのかな。
やきもちや、嫉妬や、取った取られたとかね。
陳腐なことなんろうけど、実際ある感情だよね。
薫の気持ちも分かる。
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二人の友情に亀裂が入る巻です。ずっと孤独だった薫には初めてできた親友だった千太郎だから、再び一人になることが怖くなったんだろうなあ…薫の気持ちを思うと心が痛みます。千太郎なりに理由があるのですが、それを聞く心の余裕もないほど、薫のこれまでの孤独の辛さが感じられます
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ハチクロといい、この漫画がすごい!オンナ篇は登場人物全員片思いの伝統があるのだろうか…。
切ないなぁ。途中で薫のお母さんが出てきたけど、素敵な人で安心した。
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千太郎の恋が一途で不器用すぎて苦しくなる。
薫と千太郎が小さく小さくすれ違い。
友として大事にしたいから、すれ違っていく。
「とにかくこいつの味方でいよう
もし結果的にこいつが深手を負うことになったとしても
その時は 俺が そばにいてやればいい」
この薫の思いは、これからのふたりの精神的な立ち位置を決めた重要なシーンだと思う。
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前半は薫が母親に出会って、色々と自分の生い立ちや母親の人生を聴けて良かったねのパート。
そして後半に星児君の登場ですね。
百合香さんの時とは違う、完全な嫉妬を薫君が見せていて、(おいおいおいおい)となっていました。私が。
千太郎に俺のことは薫が一番分かってる的なセリフ言われて泣いちゃうし、もうどうしちゃったの薫君!
初めて出来た友達っぽいし、こんなこと普通にあるんかな?
私は女だから分からんけど、男ならあるのかしら?
いやぁ、本当に誰かにインタビューしてみたい。