【感想・ネタバレ】結界師 19のレビュー

心に眠った厨二病を呼び起こす、妖退治物語!

物語の舞台は烏森(からすもり)という土地。そこには、「妖を引き寄せ、力を与えてしまう」という厄介な性質があります。土地の力を受け、時に狂暴化する妖を、人知れず退治して平穏を守る存在…それこそが「結界師」!

この作品の魅力のひとつは、個性豊かで深みのあるキャラクターです。
主人公の良守や幼馴染の時音もさることながら、絶対に外せないのが数多くの敵キャラたち。人間に裏切られた過去、この世への悲しみ、昔の仲間への怒り…どの敵にもしっかりと動機があるので、倒すべき相手にも関わらず、思わず感情移入してしまいます。良守や時音がかっこよく見える理由は敵キャラにもあるのかも?
そしてもうひとつの大きな魅力が、巻を追うごとに広く、深く展開していく物語です。
序盤は短いエピソードが多い本作品ですが、平穏な日常とバトルを繰り返しているうちに、気づけば大きく深い事件に巻き込まれることになります。ミクロもマクロも練り込まれた展開は、読了後もきっと読み返したくなること間違いなし!

烏森はなぜ強力なのか?結界師とは何なのか?数々の謎の真相を、ぜひ確かめてみてください!

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Posted by ブクログ

中々に面白い。
絵が独特だと思います。
でもすんなり読めると思われ。
お兄さん大好き。この後も出番増えるか期待。。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

対立要素から物語を考えていくというのは、なんとも、正しい作り方だなあと思います。

まあ、ばあさんとじいさんの関係が、そのまま、良守と時音の関係にストレートに現れすぎている感じは、しないでもないのですが。

でも、読者にとって、とてもわかりやすくて、物語に入りやすいです。

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2010年01月06日

Posted by ブクログ

四師方陣完結。
散々出てきた良守の危うさはここでも健在。
暴走崩壊エンド(巫女の見た予言)まで出るし、ハラハラするよ…。
そして神佑地狩りと裏会の暗躍がますます本格的に。
烏森の特異性もまた浮き彫りになってきた。
謎がひとつ解決したと思ったら余計に分らない事が出来てきて、全然読めない。
物語は進んでるのに、よくよく考えると中心の烏森のことに関しては推察とか新たな謎ばっかりで全然解決してないよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

結界師はどんどん面白くなりますね。一巻から買ってるけど、当初はこんな面白くなると思ってなかった。もっと早い段階で完結すると思っていました。けれど、アニメ化してからストーリーが格段に面白くなりました。多分、ストーリーが複雑すぎないところがいいんだと思います。それなりに伏線や隠し要素があるのですが、頑張って考えればわからないほどじゃない。よく読めばちゃんと分かるような仕組みになっているので、凄いついて行きやすいですね。読者に優しいです。蝶事件で現れた謎の巫女サキ。彼女はまた登場しそうですね。烏森が壊滅するイメージが、今後本当に現実となるのかどうか。もしなるとしたらそれは最終回になっちゃいそうですが(笑)天狗の親子もこれからまだ出そう。探野とか波平とかそして扇一族とか……新キャラ続々と言ったところでしょうか。良守達の母親も結構謎だったけれど、少しずつ解明されつつあるようです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

小学館コミックスの典型を行く、だらだらっぷりです。
ちょっと巻数が出過ぎな気がします。
田辺先生はここまで計算してこの作品を書いたのでしょうか。
母親のエピソードがどうにか山となって巻き返して欲しいです。
ちょっと読むのがつらくなって来ました。
「圧倒的なスケールで展開する」物語ってのが最初のうたい文句です。
それを忘れないで欲しいです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

どんどん暗い話になってくる…少年誌なんだし、裏切りをメインテーマに据えた作品になってはイケナイのではないか。友情部分も、センちゃんではシシオくんの替りとしてはやはり役不足で、後は、淡い恋…はまだまだだし、家族愛…はこれまではまあいけそうだったが、後半に不安材料が。うーん、これだけで引っ張れるのか。先行きが心配だよもう。

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2009年10月04日

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