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素晴らしい神作品
ここまで哲学を漫画で描いた作品はない。
そう確信できる最新刊です。
なんであそこまでわかりやすく描けるのか、作者の気持ちや葛藤が心に響いて、曖昧に誰かを評価する自分の覚悟のなさを自覚させられました。
是非、是非1巻から読んでほしい。
今回は
戦闘シーンまったく無いです
ただしある意味連載からこれまでで1番のクライマックスを迎えていい感じとところで続きは次巻に持ち越し
実はレビュー書く気無かったけど今回は表紙があまりにも格好いいので☆5です
電子書籍ばっか買ってたけどこの一冊は久々に本屋でも買おうか
Posted by ブクログ
生まれてこのかた、ここまで凄まじい一冊を読んだことがない。ヒトの社会の不条理さの本質を完璧に暴ききっている。かつてここまで完璧に「正義」を論じ、「差別」を論じたものがあったか。
Posted by ブクログ
「正義はあるんだよ」
この作品ほど「正義」が何であるかを論じ、物語に盛り込んだ創作を他に知らない。
「正義」の正体が提示されたかどうかはさておき。
「正義」の利点、問題点は明確に、かつ真摯に描かれています。泣き出したくなるほど辛く、苦しく。
アリスが凶悪に善であり、それを強いられ、逃れないのが切なくてなりません。
そんなどうしようもない葛藤の中で、誰かの小さな良心や善意がある事を逃さず描いているのが本当に救いです。
そしてヒロインが絶体絶命ならば、それを救うのはヒーローに他なりません。
派手な戦闘はないけれど、人の尊厳を賭けた熱い戦いは一読の価値がありますね。
レオニールザマァだけどw
理想は叶わぬ代名詞
多分半分も理解してませんが感覚で一気に読みました。正義と悪、この題材をこんな風に考えてしまう人はどこか視点が神ってるんでしょう。でもそれを覆す伍長の告白に声を出して笑いました。やはり主人公はタイトルの鋏を実際に持つランデルだと思いたい。じゃなきゃアリスちゃんが救われない、そう思いました。
いっちまえ、伍長!!
Posted by ブクログ
膝を正してよむべき作品なので、発売日に買ったものの読み始めるまでこれだけ時間がかかってしまったw
本巻まるまる使っての正義問答。同じ内容でも、結論だけをズバッと言い切ってその行間は読者に任せる…というのもあるのだろうけど、あえてその行間を全部描くことで「あぁ、ここまで深堀りしてここにたどり着いたんだ…」とその重さを痛感できる。
やはり本作はサラッと絵や筋を楽しむより、心の準備ができている状態で読み込むのが正しい。
Posted by ブクログ
購入:2020/9/5
ネビュロ会議編から展開がゆっくり過ぎてまとめ読みが多くなってしまったが、ものすごい情報量。作中の時間で10分も経っていないのだよなぁ。
正義の議論は抽象的過ぎて、まだ消化し切れていない。
「信じてみたい」
そう思わせた人も、そう思えた人も、尊い。