【感想・ネタバレ】ドリフターズ(1)のレビュー

関ヶ原の戦の最中、突如として異世界へと送り込まれた島津豊久。エルフやドラゴンなどもいるファンタジックな異世界に、豊久だけでなく「ドリフターズ(漂流者)」と呼ばれる歴史上の偉人たちが集う。そして始まる異世界での国奪り。
途方に暮れたくなるほど荒唐無稽な設定に「ぬおっ」と思いながら、戦闘描写の迫力やテンポの良い展開にグイグイ引き込まれる。そしてなんと言っても、ベタ塗りを活かした画風がスタイリッシュで堪らない。
登場人物たちは各国の偉人なだけあって、キャラ立ち具合もハンパない。私のイチオシは早々に登場する織田信長from本能寺。頭のキレが鋭く、残酷で、そしてお茶目で割と世話好き?なキャラクターが、いい親父すぎる!
テンコ盛りで、スタイリッシュで、とにかくマンガ性ビンビンの作品です。
2016年には、アニメ化も決定。ますます熱い展開が期待されそう。(書店員・牛肉)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

平野耕太は、抜群に暴走系の漫画家だと思うのですが、その暴走っぷりが途轍もなく面白い、という存在かなあ、と。好きな事を好きなように描いておくれよ、だって何がどう転んでも最高に面白いんだもん、という感じなのです。

「HELLSING」が、あんなに好き勝手に描いてあんなに抜群に面白いなんて、とんでもねえな、って思いましたが、こちらの「ドリフターズ」も、そらもう抜群ですね。正直、この第1巻だけでは、面白さはまだまだ実感できない感じはしますが、なんせもう読み進めてほしい。2020年1月時点で既巻6巻までですが、まあもう、怒涛の面白さですもの。そらもう凄いでっせ。

我々が生きている現実のこの世界での、歴史上の色んな偉人が、
時空を超えたファンタジー世界で集ってアレコレ対決する、
っていうね、
なんだかガキのしょーもない妄想そのまんまやん?ってなストーリーを、とんでもなく面白く読ませるという平野耕太さんの無茶苦茶な力技、ストーリーテラーっぷり、大尊敬です。

で、ホントに例えるなら、無茶苦茶な力技で強引に面白さを伝えてる感じ?
「俺は最高に楽しんでこのマンガ描いてるの!このマンガが面白くないって言うヤツは知らん。ついてこなくてよし。俺は俺が楽しいの俺は俺が最高なの!!」
ってなテンション?で平野耕太さんがこのマンガを描いているかどうかは不明なのですが、俺はそう感じました。
平野耕太、絶対そう思って描いてるはず、って。で、その感じがホンマに一切なんの不満もなく最高なんだもの。凄いやんか。

何しろ平野耕太は最高の漫画家であり、このドリフターズは最高のマンガですね。自分にとって、それは間違いのない真実なのです。死ぬまで憧れ続ける存在ですね。

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2020年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメが面白かったので原作購入。

ファンタジーの世界に実在の偉人が召喚されて戦うっていう設定はオタクの大多数が好きでしょうたまりませんね。
召喚する人選がまたセンス良い。主人公が島津という人選が良い。豊久って誰、ってちょっと調べちゃった…

信長は頭良すぎてヤバいですね。

信がいなかったら詰んでる場面が今後も結構出てくるでしょうなぁ、信長とハンニバルの共闘とか燃えざるを得ない。

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2019年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと新刊の5巻が出たので1巻から再読中。
最初の時の感想と同じでなんだかよくわからないけどスゲー面白い。
何回読んでもこの1巻はそんな感想だなあ。
これだけわけがわからなくても確実に面白いもんな。
しかし読み返してみると、もうチョット話の進み方が遅かった気がしたのだが、結構早いね。
早く新刊を読むために一気に4巻まで読むぞー!

1
2016年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好き過ぎて上手く言葉にできないというか言葉が溢れてくるよ全員かたりたいよね!信長はさることながら土方!!平野版土方!しかも五稜郭版ときたもんだ!ぎゃあ副長!どこまでもお供します!そんでもって菅野直のかっこよきことデストロイヤー菅野!かっけえ!ばかやろうこのやろうかっこよすぎるwiki読んで思わずご本人様に惚れてしまって書籍買っちゃったのは内緒です「菅野の301飛新選組」と「土方の新撰組」のネタはどう絡むのか気になるてかヒラコー是非そこ書いて欲しい!あとジジ二人可愛すぎるんですけどなにあのケンカップル可愛いにも程がアルわヒラコー 節全開の台詞廻しもポーズも全部カッコイイ中二病万歳「以下略。」でネタにしてた俺的聖杯戦争を地で決行してるあたりヒラコーマジ変態どんどんいっちゃって!あと(以下略。

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2013年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 英雄たちの異世界転生戦乱物語の第一弾である。
 公務員のような振る舞いを見せる男・紫に召喚されたドリフターズと、ゴスロリ少女・easy に召喚されたエンズの対戦が主題だろうことはこの一巻ですでに示されている。
 主人公となる妖怪首おいてけ・島津豊久、それを支えるは織田信長と那須与一。日本史のスターが顔を突き合わせた一巻である。

 物語のプロローグをコンパクトに納めた一巻だった。敵となるエンズの長・黒王ら一行が姿を見せているのも、実にテンポ感が良い。
 ここでは星四つ半相当と評価しているが、これからの物語に期待したい。

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2019年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史上の生死不明の武将が、異世界でドリフターズ(漂流者)となり、黒王率いるエンズ(廃棄物)と対峙するというストーリー。
島津豊久の荒武者っぷりが現れた第1巻は、第六天魔王織田信長や那須与一らが現れる。その他、ハンニバルやスキピオなど、洋の東西を問わず有名な人物がわんさか出てくるスーパーロボット大戦。

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2013年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史上の人物が(史実で死亡したと見なされている次の瞬間に)何ものかによって異世界へと飛ばされる。
謎の人物「紫」により飛ばされた者が「漂流者(ドリフターズ)」。選出基準不明。
「EASY」により飛ばされた者が「廃棄物」。選出基準はおそらく、人に絶望するような壮絶な死を迎えた人物。
「EASY」及び「廃棄物」が真に何を狙っているのかははっきりとは描写されていないが、亜人を含む人間を駆逐しようとしている様子。「黒王」と呼ばれる「廃棄物」の首魁(誰なのかは結構バレバレ)がいよいよ北方から攻め始める。
それに抵抗する組織は「廃棄物」に対抗できる力を持つ「漂流者」をまとめようとしているが、どれもこれも癖のある人物ばかりなので思うようにはいかない。
主人公島津豊久はそんな世界に漂流者といて飛ばされ、織田信長、那須与一と遭遇する。

スピード感のある戦闘描写、残虐性と爽快感、シリアスな中にいいタイミングで入る気の抜ける展開。
飛ばされてくる人物の割合が今のところ(3巻まで)日本人多めなのでちょっと偏った感はあるが、素直に面白いです。
難を言えば刊行速度が遅いことか・・・。

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2013年05月06日

ネタバレ 購入済み

はてな

周りで面白いという話を聞いめいたので手に取ってみました。まだ、面白さがよく分からないのでもう少し読んでみるかな。

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2022年09月28日

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