【感想・ネタバレ】鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「や、山下さんあの巨漢は!あれは」
「哲童−−杉山哲童だ。あれは杉山哲童だ」
「て、哲童?ああ!哲童和尚−−」
法堂の方向から悲鳴が聞こえた。

榎木津の明慧寺来襲から始まり、祐賢和尚が頓悟して最初で最後の参禅に部屋を出て行った後。僅か30分後に悲鳴が聞こえる場面まで。

京極堂が云った、本来なら憑物落としは自力でやるのが修行と云っていた通り、祐賢和尚と常信和尚のやり取りに引き込まれました。
だからこそ余計に4巻が切なくなって来るのですが……。
榎木津の来襲っぷりに惚れ惚れします。

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2012年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

京極堂シリーズ

寺の地下牢に幽閉される老人、菅野博行。かつて久遠寺病院で働く小児科医であった菅野医師のなれの果て。幼児にしか性的魅了を感じない菅野の神経を蝕んだ鈴との情事。久遠寺医師との会話。榎木津のことば。遺体となって発見された菅野。2人の上役の間で悩む英生。

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2011年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

僧が警察の憑き物落としを敢行するとかw
まあ、その僧は京極堂による憑き物落としで救われたのだが。

幼女強姦元医者の僧は榎津により大悟し、僧♂を巡ってのBL争いも、誤り認めることにより大悟。

魔境はただ受け流し、ただなされるがままにできるまでに大悟し、妄想幻想を受け流し続けていられる坊さんは稀なのだろう。

三巻の最後の最後で発生した事件。
鉄鼠の憑き物は既に京極堂が落としたとはいえ、最後の闖入者は矢張り京極堂が落とすのだろうな。
楽しみだ。

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2014年08月09日

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