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Posted by ブクログ
グローバル人材になる必要性とその方法が体系的に記載されています。
ネットワークの壁と言葉の壁とその突破方法について、アメリカでのビジネス経歴が長い著者ならではの考察は普段日本で仕事をしている私にとって新鮮なものでした。
以下はアメリカ文化について本書に書かれていることの一部です(引用ではないです)。
・アメリカにいる人たちは物事をストレートに言う。
・お互いのバックグラウンドが違うので自己主張をすることでサバイバルする。
・一方で相手をリスペクトしている(深い詮索はしない)。
私自身、本書と出会ったタイミングとほぼ同時期にアメリカに滞在しており、上に書いたことは現地人との交流を通じて深く体感しました(New year partyなどで)。アメリカで何か挑戦される方には、うってつけの本といえるでしょう。
本書最後の章で今の日本の状況を「100年に一度のチャンス!」とうたっています。
今までの日本の働き方ではなんとなく成功するイメージが描けていなかった私にとって、本書と出会えたことは今後の人生に大いに役立っていくような気がしてなりません。
Posted by ブクログ
トンデモ本的タイトルだが、納得のいく論理展開と具体的な提案がなされており満足のいく内容だった。
いつか読まなくてはと思いながらサボっていた「フラット化する世界」や「モチベーション3.0」などから引用があったのもプラスポイント。
日本の縦社会と欧米の横社会を比較するよくある展開だが、安直に前者を貶し後者を称えるのではなく、両者のメリデメを上げた上で、ICTが飛躍的に発展している現状においては後者の強みが際立ってきている、と分析している。
逆に日本のきっちり管理された組織運営や職人芸、マメさは欧米では貴重であり、昨今国内では悪者扱いされがちなタテワリ組織、EXCEL芸など日本色の強いやり方を欧米に輸出する需要もあるのではないかと感じた。
Posted by ブクログ
前半で日本と米国の違いを比較した上で、グローバル人材になる為に必要だと思われる能力・方法を色々な視野から教えてくれる1冊でした。
まだまだ知らないだけで、グローバル人材や外国と関わる方法がたくさんあることを知れました。
Posted by ブクログ
グローバル人材になるための二つの壁(ネットワークの壁、言葉の壁)を日本はどのように克服するべきかが紹介された一冊。
自分がNYで暮らした時に「このグローバルな競争市場の中で、何をすれば勝ち上がっていけるのだろうか?」をずっと考えていたが、この本はまさにその問いに対する示唆を与えてくれていると思います。
久々に「このままで良いのか?」思わせてくれました。
Posted by ブクログ
グローバル人材になるにはどうしたらいいのか?
•英語脳
中学レベルで構わないので、結論を先にいうのと自己主張をすること
•横社会のコミュニケーション
グローバルハブである米国で自分の名前で活躍できる。
横社会では相手のメリットになることを言わないと相手にしてもらえない。
Posted by ブクログ
今勉強している英語の先にあるもの(目指すべきもの)として、
参考に読んでみました。
著者の言うグローバルな人材とは、
単に英語が喋れるだけではなく、
ちゃんと海外の文化を理解した上で、
現地の人たちとリレーションが取れるということです。
そのためには、日本のような縦の繋がりではなく、
横の繋がりを構築しないといけないと説いています。
アメリカのシリコンバレーを中心に、
その文化的な背景を説明してくれているので、
なるほどアメリカのビジネスエリート達は、
そんな風に物事を考えているのかと感じることができます。
また、最後の章では著者の考える
グローバルナ人材になるためのトレーニング案が示されており、
こちらのプログラムも是非体験してみたい!と
思わされるものでした。
ただ、お金のある大企業向けのプログラムかな、という感覚で、
普通の中小企業や個人が安易に
手がけられるものではなさそうです…(汗)
もう少し、個人が仕事をしながら鍛える方法も示されていれば、
実践的だったかもしれません。
逆に言うと、人事やトレーニングを考える部署の人たちに
是非読んで検討してもらいたい本です。
Posted by ブクログ
日本企業の海外進出を阻むのが、言葉の壁とネットワークの壁。それらの壁を越えるための具体的なプランが書かれています。カランメソッドという英語学習法が紹介されています。決まったフレーズを暗記し、それしか使用してはいけないという条件で会話を練習します。
Posted by ブクログ
著者はシリコンバレーで企業をした人。現在は、海外にも多くの拠点をもつシステムエンジニアを上場企業に送り出す会社の社長である。
日本がグローバル人材を輩出できていないのはなぜなのか。
語学力とネットワークが足りないと言われている。
日本はタテ社会で、組織にいることがステータス。対してアメリカはヨコ社会で個人が主となる。だから会社を辞めても個人同士で繋がっているから、ネットワークが途切れることが無いそうだ。アメリカで成功するには、このヨコ社会に入っていかなくてはならない。
国際化とグローバル化の違い。それは、日本で作ったものを海外でただ売るのは国際で、デザインをアメリカでして生産するのを違う国で行う体制を作ることをグローバル化という。
自分がグローバル化するには、自己主張の訓練をすること。それはただ自分の意見を押し付けるのでは無く、発表するということ。そこには対等な姿勢が必要となる。
得意分野を持つ、ゼネラリストよりもスペシャリスト。平均的な仕事ではアメリカでは通用しないそうだ。
独善的な意見もあるが、聞いていて響く内容が多い本である。
Posted by ブクログ
#019 180日でグローバル人材になる方法
タイトルに惹かれて読んでみた。当社内でもグローバル化の勢いはとどまる所を知らず、周囲でもちらほらそんな話が聞こえてくるようにもなってきた。とはいえ自分はといえば英語学習も遅々として進まず、今後の行く末に不安を感じつつすがる一片のわらしべか。
さてその内容はというと、この著者はシリコンバレーでベンチャーのスタートアップを手がけているそうで、グローバル化=アメリカ化、のことであり、いかにアメリカ文化圏でのビジネスを円滑に進めるか、というテーマで一貫している。もちろんそれでも間違いはないのだろうが、同時に読んだ「2022これから10年〜」では日本はアジアのハブになるべきだという論であり、こちらのほうがもう一歩向こう側を見ているというか、感情的に賛成したくなる気持ちが強い。読む順番、というのもあるのだろうな・・・。
アメリカで一山当てたい!という人にはいいかもしれない。とはいえ英語はもうしばらく最重要なビジネスツールであることは間違いないので、この本で紹介されている英語学習法をちょっと試してみようと思う。
Posted by ブクログ
少し留学マニュアル的な内容が強い様に感じた。英語学習の方法、シリコンバレーへの進出の方法。まあ著作者の仕事内容が出てしまうのは、ある程度仕方ないけれど、ちょっとくどかったと感じた。
それでも、どんな本からでも刺激を得ることは多い。
しかし、依然としてシリコンバレーは世界の企業の中心なんだな、と感じた。グーグル、アップル、フェイスブックなどなど、それを証明する事実は、いくらでもある。それと比較すると、やはり日本の企業の元気のなさをいやが上にも感じてしまう。私も、シリコンバレーの空気を吸いにゆきたい!
企業の壁を超えた横のつながりが、自分の幅を広げてゆく。専門知識を自分の武器として、さらにコミュニケーション力がいかに大事か、自己を外に向かって発信してゆくかがいかに大事かが書かれている。
あくまでも専門知識、そしてさらにその上で語学力、横のコミュニケーション力である。
インターネットは、その場所にいかずしてつながりや知識、情報、発信ができる強力な武器だ。さらに活用して、外に向かって行きたい。ああ、あと20年欲しい。今でも遅く無いか。、、、、、、
ミートアップたまに覗いてみよう!