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Posted by ブクログ
大河ドラマの関連として読んだ
平安時代の本ははじめて読んだかとても面白かった
今も昔も人間は変わらないと思ったのと、道長は教科書上で学んだ人物像と違って、思いやりがあってどちらかというとのんびり屋で、プレイボーイでもないことがわかった
また、もちろん男の子の孫ができたのが一族の繁栄に大きかったと思うがそれ以前に病気や伝染病にも罹らなかったのが、一番大きいのではなかったかと思う
そういう意味で、健康、長生きが大事で、一つ前の大河ドラマの家康や、現代人にも共通して言えると思う
Posted by ブクログ
末弟の道長が平凡児だったという始まりが興味深かった。よく道長は野心が強く、虎視眈々と権力の座を狙っていたような言われ方が多いので、のんびりやの末っ子としての描かれ方が面白く、これからの展開が楽しみ。
ところどころ現代目線というか、サラッと説明文が入るのが不思議と物語の時代感への理解を深め、読み進める助けになっているので、これまで平安時代に馴染みのない人でもすんなり入り込めると思う。
Posted by ブクログ
大河ドラマとはまた違う道長像でしたが、これもまた良いと思いました。上巻は道長が左大臣になるまで。
個人的にはこっちが大河になったら面白そうだな、と思いました。政治中心の人間模様ですが、解説もわかりやすく読みやすかったです。
大河ドラマ見てる人は是非読んでいただきたいです。
Posted by ブクログ
大河ドラマに触発されて手に取りました。
大河もですが、苗字が藤原で分かりづらい(笑
ところどころにある家系図が一部分で、この人誰だっけ?状態で、自分で家系図作りながら読み進めました。後、頭の中では大河の俳優さんのイメージで。
道長像が思っていたのと違って面白かったです。どっぷり平安時代にはまれました。
Posted by ブクログ
今まで勝手に思っていた藤原道長像と違って、どことなく頼りなく、純朴な青年といった印象で新鮮だった。テンポもよく混乱しがちな平安時代の人物もわかりやすく整理してくれているので読みやすいが、ところどころ入る現代政治家への批判が蛇足だと思う。
Posted by ブクログ
来年の大河「光る君へ」の予習として読みました。
この本は、絶版だったようですが、復刊されたものを購入しました。
主人公は、藤原道長です。
平安時代に権力を欲しいままにしたイメージがありますが、上巻では、兄達に一歩も二歩も遅れを取ります。
おっとりしていた道長が、処世術を少しづつ身につけていきます。
いよいよこれから!というところで上巻が終わったので、下巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
歴史小説は好きだが、平安時代のものは初めて読んだ。
戦国時代とは異なり、戦争描写はないが、貴族間の権力争いや天皇も巻き込んだ人間関係については、とても読み応えがあった。
Posted by ブクログ
永井路子さんは読みやすい作家だと思うけど…これは手こずった。今のところ道長の人生がそれほど抑揚がないからなのかもしれない。
詮子と道長の関係は、北条政子と義時を思い出す。玉の輿に乗った肝の座った姉と、その姉が兄弟の中で最も信頼を寄せる弟。政子よりも詮子のほうが弱化女っぽいけど。