アニメ化もされた不朽の名作!町が舞台のドタバタ日常漫画!
丸子商店街に店を構えるメイド喫茶シーサイド、そこで働く主人公・嵐山歩鳥は探偵に憧れている推理小説好きの女子高生。そんな歩鳥と賑やかな商店街の住人たちや学校の友人たちの日常を描いたのがこの作品です!
歩鳥の住む丸子商店街は下町感が溢れる人情味のある町で、住人もみんな気さくな人が多いです。そんな住人たちにボケたりツッコんだりして楽しそうな歩鳥を見ていると、こんな商店街に実際に住んでみたいなぁと思わせてくれます。
また、この作品はただの日常漫画ではなく、歩鳥が探偵を目指していることもあり、ミステリー回が随所に挟まれます。ミステリーといっても殺人や大事件などではなく、日常の中で見つけたちょっとした謎であることが多いです。そんなゆる~い謎を全力で解き明かそうとする歩鳥とそれに巻き込まれる周囲の温度感も見ていてとても面白いです!
日常漫画ですが、ミステリー回など読者を飽きさせない仕掛けがいくつもある作品ですので、ご興味があったら是非読んでみてください!
感情タグBEST3
歩鳥と亀井堂との関係性を中心に書いた、というだけあって真の最終回にも繋がる重要なエピソードが揃っています。改めて読んでも面白いです。
後は初期のエピソードの目がここにきて再登場します。すごい構成力です。
姉弟は似ているとして、静姉ちゃんの高校時代の友達や室伏先輩と映研の子、謎好きなキャラクターが大集合ですね!突拍子も無い事ばかりなのに、妙に納得させられちゃうのがそれ町の好きなところです。
Posted by ブクログ 2015年09月19日
なぜ幽霊が歩鳥を押したのか、考えると悲しくて苦しくなる。真田がいいやつなだけに。
読み込めていない部分がたくさんありそうで焦るしわくわくする。こんな漫画他にないです。
Posted by ブクログ 2021年04月18日
「あとがき」で著者は、「歩鳥と亀井堂の因縁の師弟関係を中心に描きました」と述べており、まず「夢現小説」で高校時代の静がえがかれるとともに、歩鳥が彼女の小説の読者となる経緯が明かされます。
一方「夢幻小説」は、おなじく歩鳥と静の関係がえがかれながらも、歩鳥が彼女の存在しなかったパラレル・ワールドに紛...続きを読むれ込むというSF仕立てのストーリーのなかで、二人の関係が重要な役割を果たす作品になっています。
「赤」は、夏休みの補講中に歩鳥が偶然出会った卒業生の室伏涼(むろふし・りょう)と再会し、二人で森秋先生の実家を訪問する話です。本作で提出される謎の解決はえがかれていませんが、これはこれできれいにまとまりがつけられていると感じられるところに、著者の手際のよさが示されているように思います。
じっくり読んでいたら、以前のそろそろ終わりそうな作者さんのあとがき通り
完結してしまいました。20170215
最後まで大事に読んでいきたいな。
Posted by ブクログ 2016年03月25日
日常系は日常系で、SF系はSF系で、それぞれ作者独特の持ち味があって良い。
エピソードによって歩鳥が頼り甲斐があったり、バカだったりするよう見えるのは、それぞれ一緒にいる人との関係性もあるだろうなぁ。
Posted by ブクログ 2015年06月15日
ミステリー成分多め
静ねーちゃんの話がゾクッとするほど面白い
ほんと色んなキャラ出てくるのにみんな全員活躍してるなぁ
1話1話を一気に読むのがもったいないと感じてしまう
Posted by ブクログ 2015年06月03日
とりたてて面白いところがあるわけでもなく、何か大きな事件が起きることもなく、日常系の漫画なのに他とは違ったよさがあるそれ町ももう14巻。
今回は歩鳥がパラレルワールド?夢?で不思議な体験をする話がよかった。ネタ自体はよくあるものだが、ところどころにハッとするセリフがあるのがこの作品のいいところだ。
Posted by ブクログ 2016年05月19日
時々思い出が増えていく事がシンドイような気がしてくる
戻れない時間がどんどん増えてくのが怖い
ギャグやミステリだけでなく、こういう感性が端々に現れる本作品の魅力。
あたしは自分で書いた小説を、そうとは知らない自分に読ませたい
この感覚がパラレルワールドの、あいつがいるからわたしがいて、わたしが...続きを読むいたからあいつがいた、という伏線になるとは。