【感想・ネタバレ】死体は語るのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

実はこんな本を探していました。もともと犯罪心理とかに興味があったのですが、進路的には法医学かもしれません。
この本の初版は2001年のものですから、今はもっと法医学も進歩しているでしょう。
不謹慎かもしれませんが、死後硬直とか科学的なことももちろん面白いのですが、死体から浮かび上がってくる人間模様もまた興味深いです。金、愛情、憎しみ、葛藤、その他諸々…。
この著者の外の作品も読みたくなって色々探してみましたが、内容に重複があるようで、どれか一冊でいいっぽいです。そしてよくまとまっている本作がオススメらしいっす。
しかし本屋の検索機で「シタイ」とか打ち込んでる僕とか犯罪者予備軍って感じだよねうける。

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2023年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1989年に書かれた本。
現在から見るとテキトーというか、緩いというかそんな部分もあった。
けど、逆に現代と似たような問題点が未だに解決してない点もあり興味深かった。

LGBTQについても書かれてたが、現代とは違う価値観なので時代を感じた(今やと間違いなく炎上する内容)


エホバの輸血禁止のように宗教と医療も興味深かった。


あと、下記エピソードが1番衝撃を受けた!

「安楽死」は現代にも似たような内容の事件があったので衝撃的だった。
重い障害を持った子の母親が将来を悲観し殺害し、自分も自殺未遂。
この本、30年以上も前に書かれた本やけど未だに同じような事件が起きるとは!(むしろこれから、老老介護でさらに増えそう)
ここで書かれてた「福祉とは安心である」社会になってほしーなーと思う(今の日本だと希望なんてないけど)



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2022年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

単行本として本書が世に出たのは1989年、文庫化されたのは2001年。

多くの重版を重ねてきた本書、読めば納得のノンフィクション作品でした。

法医学、監察医、臨床医、検死、司法解剖、行政解剖...言葉としては見聞きしたことはありますが、無知故に違いは何か?と問われればわからないと答えるしかなかった。

故意に死体を傷つける事(死体損壊)が罪になる事は知っていましたが、死体解剖保存法なる法律のことなど、全く知りませんでした。

監察医としての実体験。

偽装殺人、自殺を装った他殺、またその逆、一見すると見落としてしまう死の本当の原因。

死体と向き合い、そこの残された僅かな痕跡から故人がどのように亡くなったのかを法医学に基づき解き明かす。

作られたミステリーではなく、これがノンフィクション。



説明
内容紹介
あなたにも死者のメッセージが聞こえますか? 法医学入門のバイブルとなった大ベストセラー。
偽装殺人、他殺を装った自殺、猟奇事件…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。その死者の声を聞き、丹念に検死をし、解剖することによって、なぜ死に至ったかを調べていくのが、監察医の仕事である。
浅沼稲次郎刺殺事件、ホテルニュージャパン火災事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。
テレビドラマ『監察医 篠宮葉月 死体は語る』シリーズの原作にもなった、話題の書。
解説・夏樹静子
内容(「BOOK」データベースより)
偽装殺人、他殺を装った自殺…。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上野/正彦
1929(昭和4)年、茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。59年、東京都監察医務院の監察医となる。84年から同院長となり、89年退官。以後、法医学評論家として執筆活動を始め、89年、初の著書『死体は語る』が、60万部を超える大ベストセラーとなる。その他、専門書、学術論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2022年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

客観的な話というより主観的な語りが多くいまいち。
LGBTのかたに対しての扱いが不愉快だった。
仮にも医者ならそこは人間として平等に扱っているという姿勢を記載して欲しかった
それが無理なら書かなくてよかったなと…

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2019年10月12日

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