死体は語る

死体は語る

540円 (税込)

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偽装殺人、他殺を装った自殺、猟奇的殺人と見誤る奇妙な死体……。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。法医学は死体と語り合い、死をとおして人間の生き方を考える学問である。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故、三河島駅列車事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数々とそれにまつわる人間ドラマ。映像化もされた法医学入門の大ベストセラー。

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  • 死体は語る
    540円 (税込)
    偽装殺人、他殺を装った自殺、猟奇的殺人と見誤る奇妙な死体……。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。法医学は死体と語り合い、死をとおして人間の生き方を考える学問である。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故、三河島駅列車事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数々とそれにまつわる人間ドラマ。映像化もされた法医学入門の大ベストセラー。
  • 死体は語る2 上野博士の法医学ノート
    690円 (税込)
    死後も名医にかかるべし。『死体は語る』に続く最新作。 首吊り自殺と絞殺の違いは? 18箇所も刺した犯人像を推理せよ。物言わぬ死体から真相を明らかにする。 焼け跡から発見された頸や顔が焼け焦げた母子の死体。監察医の著者は、焼死ではない、「絞殺死」だと見破る。その根拠とは? 死斑の色に、まぶたの裏に、頭蓋骨の奥底に、本当の死因は隠されている。 捜査機関から絶大な信頼を得た元監察医が、2万体を越す検死実績から導き出した、死体の声なき声を聞く「上野法医学」の決定版。

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死体は語る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年04月13日

    小説やドラマなどでは遺体の死因を特定する人の背景にはスポットライトがあまり当てられない印象だが、この本は実際に監察医としてキャリアを積んだ方のエッセイということで興味を持った。監察医制度というものをこの本を読んで初めて知ったので、監察医制度の知名度向上という点からも有意義であると感じた。
    実際の業務...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2022年04月03日

    久々に1冊本を読んでよかったな〜って思った!
    死後も名医にかかれ
    その通り。死んでも死者の声に耳を傾け尊厳を大事にする姿勢とか死者の声が今を生きているものに活かされるのね。
    死体は語るタイトルもすごく好き

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月29日

    監察医制度という言葉を聞いたことがあるだろうか?
    死体解剖保存法第8条に基づき、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5大都市において施行されている制度。検視のみでは死因がわからない場合、行政解剖というものを行う。病死か犯罪死か、自殺か災害死かを明らかにするために。
    (少し昔の本なので、現在も同様か調べな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年09月03日

    死体は語る。上野正彦先生の著書。見る人が見れば死体は全てを語る。自殺か他殺か、病死か事故死か。全ての人が幸せな最期を迎えられるような素敵な社会であってほしいと改めて思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月14日

    とても勉強になった。検死の件ももちろんだが、それを通して人生観や思いが伝わり、何度も読み返したいと思った。だがたまに話がずれることもあり、なんの話かわかりにくい時もあった。他の著書も読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月25日

    タイトルに惹かれて購入。
    事件や死因を科学的に解いており、興味深い内容だった。
    昭和〜平成初め頃の価値観を知ることができ、今とは違う部分も多々あり面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月19日

    面白い。特に序盤は死に方自体が珍しく、読み応えがある。
    医者らしく非常にニュートラルな目線で書かれているのだけど、やはり時代かLGBTなんかへの理解や、生活習慣病、飲酒にかんする考え方なんかは古いなぁと思う。
    そのうち奥付に例の「差別的な表現が含まれていますが〜」がのりそう。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月18日

    DNA鑑定が存在しなかった頃の古い作品。今作者は監察医を取り上げられたTVドラマをどのように見ているだろう。昔の公害薬害事件の甚大さに驚く。東京、横浜、名古屋、大阪、神戸でしか監察医制度がないのは今も変わらないのであれば、隠れた事件は相当ありそうだ。老人の自殺は独身世帯より同居世帯で多いというのも何...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月28日

    法医学者の著者の経験を通じて、人生観なりモノの考え方を綴った本。インパクトのあるタイトルだけど、グロい描写などはない(個人差があるかもしれない)
    「死者の人権と尊厳を守る」のが法医学。

    犯罪だと調査したらすぐ分かりそうなものが、調査という舞台に上がらずに処理されてしまうケースで隠れていることが多い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月08日

    どんなに誤魔化そうとしても、物言わぬ死体は背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。変死体を扱って30余年の元監察医が綴るミステリアスな事件。法医学の入門書、バイブルとなった大ベストセラー。

    0

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