【感想・ネタバレ】鹿男あをによしのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中学生の時にジャケ買いして一気読みした以来の鹿男あをによし。(おそらく14年ぶり。ひえ。)

中学生の時、神無月という言葉をこの本で知って、日本の暦は美しいと思ったことを今でも覚えている。


今年に入ってからずっと読みたかったが本屋になく諦めて忘れていた。島田潤一郎の電車の中で本を読むの中に万城目学が紹介されており思い立って本屋へ。

文庫コーナーに入った瞬間に万城目学ゾーンを見つけてしまい、運命なのだと思った。

現実ベースになりたっているファンダージーの中に、ところどころに散りばめられているユーモアがたまらなく面白かった。寝る間を惜しんで神無月まで読み切った。読み終わった直後の感想は、「憎いね」。

好きだった箇所は黒板と、封印が終わっても鹿たちとお話できるところ。そして最後の先生と堀田の衝撃の別れのシーン。

私の知らない現実がどこかで脈々と続いているような気持ちにさせられて、すごくほっこりするし、爽快感がある。久々に小説を読む楽しさを思い出させてくれた。

鴨川ホルモーとプンセストヨトミも買ってしまったので楽しみ。

坊ちゃんも読もうと思いました!

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素晴らしかった。話の紐解き方がうまく、展開が自然でテンポがいい。風景、剣道描写も抜群。動物の視点から語る人間も興味深かった。奇天烈な設定なのに終始おもしろいのはすごい

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2023年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2007刊行
大学院の研究室にいた
「おれ」が奈良の私立女子高校へ
出向のような形で赴任(2学期のみ)
そこで鹿から話しかけられる
(使い番とか運び番とかの話)
だんだん顔が鹿になっていく
赴任し最初の授業で
遅刻してきた女子高生 堀田
堀田の言動や行動が
一々よくわからなくて..
(自分的には結構腹立たしく..)
その理由がわかるのが
大分後半になってから..
鹿 鼠 狐 (眷属) =神の使い
の顔になっている人
→デジタルカメラに写ってしまう
 (ポラロイドや光学カメラには
人の顔で写っている)
そこに写っていたのが
教頭(リチャード)=鼠
身近にいた人

本当の歴史上の
建物 都市(宮) 神社 言葉 等等
思う存分
自分のキャラクターとして
使っていて...
ナマズか日本を滅ぼすとか..
(自分の中では地震が起きるくらいだけど..)
日本の調和とか..
日本を救うのは
「おれ」にかかっている..とか
本当の神様が見たら
バチ当たりそう...
とちょっと思った(笑)
ちょっと恥ずかしいというか..

読後
外国で作られた
日本舞台の映画
観た気分になった
よく出来たお話だったけれど..





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2024年04月13日

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