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普段読む漫画と毛色が違いすぎるのですが、最後まで読めました。
殺戮マシーンの面影を残す島崎と、平和な国に馴染む努力をしている島崎の姿が良い塩梅で描かれていると思います。
不穏な未来が待っていそうですが、物語を最後まで追ってみたい。
Posted by ブクログ 2022年12月24日
幼少期に拉致され、テロ組織の戦闘工作員として育てられた島崎。組織から脱出し故国である日本に潜伏中の日々。
しかし、組織からの追手には狙われているし、警察の監視の目もあるという生活。一見、平穏な生活を過ごしているように見えて、薄皮一枚で暴力や戦闘と隣り合わせの島崎。
1巻から、不穏な行く末が暗示され...続きを読むているようで読むのがしんどくあるのだが、その破綻する瞬間が楽しみでもあるという悪趣味な面もある。島崎の過去を知らずに、ちょっと社会生活が苦手な人間という感じで付き合いをしている人々が、彼との関係があるゆえにどんな事件に巻き込まれてしまうのか。そこがエンタメとして見どころなのかな、という怖いもの見たさがある。漫画の原稿を取り戻した時の、必殺仕事人みたいな立ち回りだけ見せてくれるのでもいいのだけども、そ唸るのであれば、テロ組織が壊滅しないと、いや国家情勢が激変しないと無理なのかな。
差し向けられた暗殺者とのバトルシーン。「ファブル」の楽しさに近いかな。映画しか見たことないんですけど。読みたいなぁ、と思ってはいるのですが持っていない。自分が持っているだろうということを前提に借りようとしてくる人がいまして。そいつの持ってないんだ、の時のリアクションがムカつくので、買ってない。「持ってないんだ〜」「読みたいなあ〜」みたいな。
読みたいなら、自分で買いなさいよ。なんで、あなたに貸すこと前提で、こちらが買わなければならないんよ。もともと持っているのであれば、貸すことは全然構わないのだけど、それが当たり前だと思うなよ。
ということで、買うにしても10年後とか、そいつが忘れた頃に買おうと思います。いつ読んでも面白いものは面白いので。「呪術廻戦」や「ワールドトリガー」もそう。
器が小さいなあ、と思わないでもないですが、そうしてもらうのが当然、という感覚でいられるからいや。そういうこと言うくせに、買い漁ると「そんなに買ってどうすんの?」というから、またいや。
あんたの価値観で、こっちの趣味をはかるなよ、という感覚です。小さいか小さいなぁ。
後半、ただの愚痴になりました。メンタル疲れてるのかな。
幼少から戦闘を叩き込まれた島崎さん。
彼が漫画や芸術について話すシーンが忘れられません。
いろいろと考えさせられる作品でした。
読んだことのないジャンルの作品だったと思いますが、思いのほか面白く、いろんなテーマが詰まっているように感じました。世界観もすごく細かく作り込まれていて、こだわりを感じる作品です。
おすすめに出てきたのを読んでみたら、おもしろかった!表紙にもひかれました。
壮絶な人生を歩んできたであろう島崎さん。
平和に暮らしてほしいと思うけど、そうはいかないのか…
表紙買い。
派手な絵ではないが、その絵がタンタンと、主人公のおかれた状況を残酷に表現している。
ただ平和に生活したいが、そのために戦う、島崎の矛盾。
おそらく、戦闘員に戻らざる負えないのだろう島崎の先が読めない。
平和な日本で普通の人生を歩むことは島崎にとっては難しい。
凄腕の兵士が普通に働くとまぁまぁポンコツでホッコリする。
我々の不満を抱えながら過ごすような日常が島崎にとっては得難いものなんですよね。
一見、平穏で腑抜けたような日常を繰り返している日本国とその国に紛れ込んだ腕利きの戦闘員 という設定はなかなかに面白い。基本的なストーリーの設定はシリアスでピリピリしたものであるが、各所で混ざる巧まないユーモア 不整合感がなかなかに良い。絵柄もしっかりとしている。
Twitterのフォロワーがおすすめしていたので試し読みし、大変好みだったので購入しました。
主人公の島崎は幼年から兵士教育を受けた兵士であり、殺し屋ではないのですが、
この手の「主人公が何らかの戦闘訓練を受けていて、実はものすごく強い」作品を、「殺し屋系」として定義しています。
「殺し屋...続きを読む系」で個人的にメジャーだと思うのは「ザ・ファブル」なのですが、方向性が似てるようでいて違います。
「ザ・ファブル」は、全体的にのんきですっとぼけたノリの中に、ときどき殺人などの凄惨なシーンが差し込まれるのですが、
この「島崎」は画風もあってか、全体的に沈んだ空気の中に、殺伐とした過去を背負った島崎が、
それでも前を向いて頑張るところに光を感じる作品でした。
島崎がずっと平和でいられない状態が、作中で何度も示唆されているので、とにかく先が気になる作品です。
テロの犠牲になり、幼少期から望まぬ戦闘訓練を受けて殺戮マシーンと化した島崎だからこそ、平和な結末を迎えてほしいと思います。
でも、絶対にそうはならないんだろうなぁ…。
幼少期にテロリストに誘拐されて工作員にされた主人公。今は平和な日本で暮らすが、再び戦場に帰らなくてはいけない?
隠している能力を使って様々なトラブルを解決していく島崎。モーニング久々の当たりマンガ。まだ一巻しか出てないが、早く続きが読みたい!
Posted by ブクログ 2024年01月06日
不穏さと和やかさのアンバランスが何とも言えぬ。
妙に写実的なところとデフォルメされたところが入り混じってるところも不均等で、そのハーモニーも良し。
元戦闘工作員の男性が、その体に染みついた能力で
一見平和に見える日本での、非日常生活を描いてあって面白いと思った。
毎話表示されるカウントダウンが悲しい。
幼い頃にテロ組織に拉致され工作員として訓練を受けた日本人のお話。この彼が組織を抜け出して?日本に帰国したようです。果たして彼が祖国で穏やかに暮らしていけるのか?冒頭からダークな雰囲気の作品だけに、今後のバイオレンスな展開は避けられなさそうです。
匿名 2023年06月14日
普段は進んでは読まないタイプの絵柄ですがあっという間に読み終わりました。テロリストの工作員から普通の生活に戻ったけれど落ち着いた生活では無さそうですね。
平和の国NIPPONに素性を隠しながら同じ過去を持つ仲間数人と生活をしている島崎さん。NIPPON以外の場所からやっとNIPPONに戻って来られたみたいです。個人的に作品の入りだけ一瞬すごく重い感じがし自分の苦手な感じかなと思ったのですが読み進めると以外に重すぎずすんなり読めました。でもまだ1巻、ど...続きを読むうなるかは勿論まだ判りません。でも人気は出るでしょう。まだ1巻だけどそう思います。
Posted by ブクログ 2024年03月20日
幼少期に国際テロ組織LELに拉致され、戦闘工作員となった島崎 真悟。
30年を経て、日本に帰国した島崎は、平和な日常を手に出来るのか?
目に見えない戦いは、あなたのすぐ隣りにある?
面白い!と思って読み進めていたのに、
戦場に戻るまで ○○日と出てきて、
切なくなってしまった。
主人公には、幸せになって欲しい目線で
読んでいたから。