【感想・ネタバレ】水滸伝 一 曙光の章のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年12月03日

一巻の終わりにちゃんとクライマックスがあってとても面白かった。
林冲の脱獄劇の盛り上げ方が凄まじい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月29日

最近中国史を勧める方にお会いする機会が多く(職場の上司にまで)、読み始めたら沼だと思いつつ長編小説に手を出してしまいました。。

噂通り、登場人物が多いのに分かり易くて読みやすい。
ハードボイルドの巨匠なだけあって男臭くてカッコイイ。
志や友情や男気が胸を熱くさせます。
これぞ英雄!

一巻では腐敗...続きを読む政治による国家の危機に、宋江、晁蓋を中心として各地で男たちが立ち上がるまでが描かれていました。

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Posted by ブクログ 2023年11月25日

人生のバイブル

官軍も賊軍も、敵も味方も、軍官も文官も、全員が己の信念のもと命をはって生き抜き、散りゆく姿がかっこよすぎる

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Posted by ブクログ 2023年11月13日

中国史をもとにした話は初めて読んだけれど、一人一人のキャラが立っていてとにかく面白いし、蜘蛛の糸のように人物達が繋がっていくのもアツい!

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Posted by ブクログ 2023年08月28日

第一章を読み終えると同時に、長い長い旅の始まりを告げる鐘が打ち鳴らされるのが聞こえた

ぶったまげた!
なんだこれは?なんなんだこれは?

『水滸伝』じゃないじやないか!
いや『水滸伝』なんだけども、確かに外側は『水滸伝』なんだけども、中身はぜんぜん違う
もちろん『水滸伝』は読んだことがある
未完に...続きを読む終わったが吉川英治の『新・水滸伝』も読んでいる
その上でぜんぜん違うと感じるのだ

人物の造形力が図抜けている
そして元々あった器にひとりひとり新たな「魂」を入れ込んでいる
しかもそれぞれに重なることもなく、魅力的で、納得感もある「魂」
これを登場人物全員にやっている

信じられない
信じられないが、その信じられない作品の第一巻を今まさに読み終えたのだ

これを最後までやったのか?
『水滸伝』の何百人という登場人物全てに「魂」を入れたのか?
信じられない
信じられないが、それをやったから名作と称えられるのだろう

とんでもない作品を読み始めてしまったという震えがある
とんでもない作品に出会えた喜びがある

覚悟は決まった
『北方水滸伝』という長い長い旅が遂に始まったのだ

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Posted by ブクログ 2022年08月10日

「三体」をおすすめしてくれた人が「水滸伝も面白い」と言っていたので読みました。
「坂の上の雲」を挫折したので、歴史小説ましてや中国の人名がややこしそうだったので、読み切る自信はなかったのですが、「坂の上の雲」の3倍くらい読みやすくて感情移入できる物語でした(「坂の上の雲」と比較してすみません)。

...続きを読むもともと「幻想水滸伝」というゲームにハマっていたことがあり、だいぶ昔にプレイしていたのでググってみました。108人の仲間を集める冒険をするというゲームの世界観を思い出し、そのままちょっとファンタジーな気分で水滸伝の小説を読みました笑

印象に残ったところ

史進が王進と別れるシーン、もっと学びたい、修行したいと行った史進の王進が
「別れもまた修行だ」
と言ったところ。まさに悲しみや寂しさから切り替えて前にすすむのを「修行」と表現するにふさわしいと感じました。

この物語は、腐った世の中を変えたいという想いを胸に、漢たちが立ち上がりますが特に魯智深のセリフによってこの国の悲惨さがよくわかります。
「罪もない人間が首をはねられる。それがめずしくもないと言うこの世のなかを、俺は糺たい。」
「それが、この国だ、林冲。下っ端の役人まで腐っているが、悲しい腐り方なのだ」
至極まっとうな捉え方なのですが、なぜここまで人・国が腐ってしまうのか。という悲しい気持ちと共に、魯智深の志にとても好感を持ちました。

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Posted by ブクログ 2022年02月02日

登場人物多くてわかりにくいところもあるが、圧倒的武力、修行編と少年漫画要素あって没頭した。
全19巻は楽しみなような重いような。

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Posted by ブクログ 2022年01月05日

推し甲斐がある人数〜〜!!!!
林冲〜〜不憫!からの!!!爆イケぇ⤴︎⤴︎
宋江!!!!!好色!!!!鬼熱!!!
花栄!!!!イケメン軍人大好物!!!
燕青!!!!!!君は絶対カッコいいね!!
阮小五よ!!!萌!!!!!!
若者たちよ!!!(史進と鮑旭)大志を抱け!!!!!
安道全よ!!!私は君が好...続きを読むきだ!!!!
薛永との絡みが楽しみだ!!!!!!!
晁蓋!!!!!!!あなたに魂をふるわされたい!!!早く出会わせて!!!!!!

冷静になっても、兄弟たちの話は涙なしでは読めなさそうで不安。登場人物が増えるたび、その人の死に方まで想像しながら読んでるよ。せめてもの心の防御術。あと18巻も楽しい読書時間が待っていると思ったら楽しみで仕方ないな。

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Posted by ブクログ 2021年04月04日

絶筆で未完となった吉川英治版以来の水滸伝。十代の頃本当にワクワクしながら読んだ。 108人全員集合したところで終わり(いわゆる70回本相当)、あれはあれでいいと思っていた。年を取り北方版も気になってはいたが、今更感があってスルー。たまたま WEB 上の筆者インタビュー記事を目にして興味再燃。とりあえ...続きを読むず 1 巻だけと手に取ったら、林冲登場の冒頭からテンションアップ。アッと言う間に読み終えていた。「平成の 30 冊」にも選ばれた大水滸伝シリーズ全 51 巻。手を出してしまった以上しょうがないので、時間をかけて完読を目指そうと思う。

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Posted by ブクログ 2020年11月11日

4.3

趣味の合う大学の先輩に、お前はマジでコレ読め って言われたから読んだけど2,3日で読めてしまった。
今のところ、映像作品だけどGOT、漫画だけどキングダム、あとは活字の三国志とか、今まで自分が通ってきた好きな作品の要素を感じれてとてもとても好み。
ついつい1冊読み切るのに時間をかけてしまう...続きを読む自分がこんなにもスラスラ読んじゃうのは滅多にない。先輩に何回もありがとうと言いたい。

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Posted by ブクログ 2018年11月26日

ついに手を出してしまった水滸伝。

三国志や楊家将のときもそうだったけど、やっぱり北方謙三の書く男ってかっこよすぎる。しかも多様性がある。これが一巻目とは思えないボリュームと密度にわくわくが止まらない。これだから読書はやめられない。
二巻もわくわくしながら読むことにします。

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Posted by ブクログ 2018年07月31日

三國志読んでたときに、書き方の癖?言い回しの使い方?が気になってしまい、ちょっと水滸伝読むのをためらってたのですが…
面白い!
一巻にして人物多いけど、もっと出てくるのはわかってるんですが、
自分なりのまとめかたででも相関図作りながらでも読んでいきたい。

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購入済み

初じめての歴史本

2018年06月22日

初めて歴史小説を読んだ感想。
聞きなれない中国人名、土地名が混乱させる所もあったが、読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2024年05月05日

登場人物が多い割に読みやすいのはさすが。全19巻、ここから長い道のりが始まる〜。この先当分エンタメに困ることは無さそうだ。

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Posted by ブクログ 2024年03月19日

30年以上前?にファミコンで水滸伝をやっていたから武将?の名前が大体分かり(ふりがなもあるから分かりやすい)これからどうなっていくのが楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年10月16日

友人におすすめされて読みました。
「19巻あるのか…長いな」と読むのを迷っている方は、とりあえず1巻を読んでみてから考えても遅くないと思います。ちなみに私は19巻まで面白く読めました。もちろんそれなりに時間はかかりますが、読んでよかったです。
およそ人間とは思えない高い身体能力と、人間らしい心の動き...続きを読むが泣けるし笑えるしで飽きません。

あ、解説は各巻ネタバレが盛りだくさんなので最後に読むことを強くおすすめします。

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Posted by ブクログ 2023年10月09日

あーーーーー久々に面白い長編との出会い!!!!!

たまらん!

胸が熱くなる。。、


これは、絶対面白いやつ!!!!!!!
全19巻!もうすでに一巻からやられてます。

泣けるし。
痺れるし。

なんたって、いい男ばっかりでてくる。

今のところわたしが好きになりそうなのは、林冲かな?笑笑

2...続きを読む巻楽しみすぎる!!!!!!!

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Posted by ブクログ 2023年06月15日

名作と言われる、北方謙三の水滸伝。全19巻についにチャレンジする。12世紀の北宋末期。乱れた国を憂い、政府を倒そうと立ち上がる者たち。まずはいろんな人物が出てきて途中で覚えきれなくなりそうにもなるが、さすがの北方謙三。キャラが立っています。「史記」も抜群に面白かったので、これから19巻まで楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年03月23日

こういうのでええんや、のオンパレードの作品。
熱くて勢いがあって、それぞれの人物の生き様が描かれていてとっても面白い。
梁山泊、英傑が揃うなんてもう、それだけで少年漫画的な熱さの集合体だし、今後が楽しみ。
19巻と長いかもだけど、地道に追っていきたいと思った。

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Posted by ブクログ 2022年11月15日

朝廷の役人が腐敗し、民間で義侠心を持った英雄が活躍した。とはいえ、義侠心を持った英雄も普段は山賊であり、民間の旅人を苦しめる存在であった。生活者にとっては否定すべき存在になるか。

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Posted by ブクログ 2021年10月16日

水滸伝ってそういや昔読んだようなそうでもないような、って思って第一巻。全19巻って、先は長いぜよ。
けっこう登場人物が多いし、中国語でちょいちょい読み方忘れるしで、しょうがないから漢字の雰囲気で覚えてみたり。多分これからも人が増えるだろうから大変だ。
でもまぁそれぞれのエピソードが良い感じに面白くて...続きを読む、まずは楽しげよ。
林冲さんだけは酷い話だけど、、てか奥さんはもっと酷いよ!そして林冲さん大変な時に宋江さん妾とイチャイチャしてるし、ホントに男ってダメねぇ。

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Posted by ブクログ 2021年07月03日

ハードボイルド、と聞いていましたが。
なんと、繊細で、力強く、理知的で、感動的なこと。
ひとが活き活きとしている。
どんどん読みます。

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Posted by ブクログ 2020年01月25日

他の人が言われる通り、三国志よりも面白い。登場人物が多すぎてわかりにくいが、役人の宗江と師範代の林冲が中心で政府と戦う者たちの庶民のやり取りの物語だ。最後の安道全という医師が白勝という盗人を手術して助けるところは情熱を感じさせる。王進、魯智深、開封府、塩の道、晁蓋、残忍さ、生命力、史進、史延、替天行...続きを読む道、梁山泊へと進んでいく。次巻も楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2019年11月24日

登場人物の名前が難しいので、若干ごっちゃになっているし、適当に読み飛ばしている感もあるけれど、気になる人物の志や行動には興味津々で読み進めている。中国史はむずかしいけど、わりとのめり込む。

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Posted by ブクログ 2019年11月20日

水滸伝、梁山泊という言葉を聞いたことはあったが、実態は全くわかっていなかった。
何か気になって手に取ったが、名前を覚えられるかとか読み進むか心配だった。
ただし、一巻はそんな心配は無用でサラサラ読めた。ここからどう展開していくのか楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2019年03月29日

朝日新聞の平成の30冊の中にこの本があったような気がしたので読み始めた
大体この手の本は法螺話なんで、登場人物がかっこいいだけかと思ってたら、経済基盤を整える(塩の道をつくる)とこから話が始まるのすごい。ちょうど会計の歴史の本と並行して読んでるので、説得力あるのよね。お金が無いと、理想を掲げても人は...続きを読む動けないと思う。
19巻もあるけど読み切りそう。
最初三国志と間違えて読み始めて、時代違わないかとか思ってたのは内緒

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Posted by ブクログ 2018年11月30日

引き込まれる。

本作は、水滸伝の設定とキャラ名を使った完全に別の物語だということをしらなかったので驚いた。
が、こちらのほうが、価値観があう。
「好漢」たちが弱いものいじめしないし。

でも、史実からいって、宋王朝打倒はできないで終わるんだろうなあ・・

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Posted by ブクログ 2018年04月15日

北方謙三の時代小説は吉川英治 (三国志完読)より面白い、現代風にアレンジされているのか、ストーリーに不自然さがないので読みやすい、2巻目が楽しみである。

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Posted by ブクログ 2017年04月07日

魯智深を主軸に宋江、晁蓋、林冲といった主要人物を紹介していく第一巻。最初からテンポよくキャラクターの個性が描かれていておもしろい。
次々に新たなキャラクターがでてくるので迷子になりそう、と思いつつも意外に大丈夫でした。
北方謙三さんは初めて読みますが、判りやすくかつ軽薄でもなく筆致力の高さに感服しま...続きを読むす。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月08日

長い長い水滸伝の幕開けを感じさせる。この一冊全てがプロローグであり、ダイヤモンドの原石の様な光を放つ様に感じた。志の高さ、人間としての心、何が生きる上で大切で、不器用ながらでも我が道をそれぞれ生きる登場人物がカッコ良すぎる!これからとても楽しみです!!

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Posted by ブクログ 2020年07月15日

北方水滸伝は、吉川英治版の水滸伝とはかなり異なるところが多かった。
魯智深などは、吉川版では大酒飲みで破天荒な、かなりむちゃくちゃなヤツだったけれども、北方版では「バガボンド」の沢庵和尚のような落ち着いた人格者になってしまって、そういう違いに結構驚く。
他のキャラクターも、新解釈として、かなり独自の...続きを読む味付けがされているけれど、しかしそれでも、これは水滸伝だ、という感じがものすごくする。
「水滸伝」という物語の底流に流れる思想を、北方謙三が完全に理解して自分のものにしているから、どのようなアレンジを加えても、それは水滸伝の原型をそこなうことなく、違和感がまったくない形で新たな物語として、読者はそれを受け入れることが出来るのだと思う。

水滸伝の面白さは、組織論としての面白さだ。
登場人物それぞれに個性があり、その資質にあった役割がある。無敵の強さを誇る者、人の説得に長けた者、そこにいるだけで周りが安心する者、大軍の統率力がある者、教育に向いている者、兵糧や塩の管理能力に優れた者。
その他にも、数え切れないほどの職能を持った人間が集まっていて、しかも、その一つ一つを細かく描写しているので、組織というものがどのようにして成り立つのかということがよくわかるし、自分と似た境遇のキャラクターが必ずいて、感情移入もしやすい。

ケンカの腕におぼえのある人間だけが集まればいいという、烏合の衆としての野盗の集まりではなく、特殊な能力を持つものが寄り集まって、一つの巨大な力を持つ組織になるというプロセスは、かなりワクワクする。
これは完全に、現代でいえば、新興のベンチャー企業がどのようにして組織を大きくしていって、既存の大企業に立ち向かっていくか、という構図と重なって、そういうところも、面白さの大きな要素なのだと思う。

ひとりでなにができる、と嗤うだろう。しかし、なんであろうと最初はひとりなのだ。俺は、そう思う。愚直と言われれば、そうだろう。しかし俺は、これと思った人間には必ず自分の言葉で語るようにしている。(p.126)

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Posted by 読むコレ 2013年04月08日

全19巻と長編ものだが、飽きのこないストーリーはさすが!
個性的な登場人物の生き方に、血がたぎること間違いなし。
生まれたからには、何かを成し遂げよう!

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