【感想・ネタバレ】暗鬼のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月26日

ぞわぞわと不気味な恐怖が走る。洗脳ってこんな風にされていくのか…という初めての体験。
元々この家で生まれた人はどのようにして育ったのだろう…そこも読んでみたくなった。

0

Posted by ブクログ 2021年07月01日

「ウツボカズラ…」と真逆なシチュエーション。
家族ってかなり閉鎖的なもので、その中で何が起きてるなんて本当分からないものだ。
日本での殺人事件の大半は家族内で起きてるっていうし。拗れたら拗れ切れてしまうのだろう。
だから
志藤家は呪われた家族というよりは、大ばばちゃん率いるカルト集団て感じ。
振り返...続きを読むれば公恵の言葉…結構ヒントくれてたんだな。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月09日

これは恐ろしい物語です。

疑心暗鬼。
疑いの目で見れば、何もないところに闇を作り、鬼を創りだすことができる。

結婚というのは、異なる環境で育ってきた者同士がひとつの同じ環境の中で生きていくことで、核家族ならばそれは1体1の違和感ですむ話。
けれど大家族に嫁ぐということは、ひとりの異物が入り込んで...続きを読むいくこと。
排除されたり、まるめこまれて一体化(同化)したりしながら家族になっていく。

そういう話だと思って読んでいた。

だって法子の視点で書かれた話はあくまで法子の主観であって、証拠はないのだもの。
そして、誰かに何かを言われるたびに揺らぐ法子の主張。
法子は怪しい怪しいと言うけれど、家族からしてみたら、気を使ってしたことをことごとく悪意と捉えられて、いったいどうすりゃいいのって感じで。
よくもまあ、何もないところに鬼を創りだしたもんだわね。

と言う読み方もできる。…できた。

残り20ページの怒涛の展開を読んだあとでは、この家族は鬼にしか見えない。
しかしそれすらも、作者の掌で踊らされているのではないと、どうして言えよう。
私の目が暗闇を見ているのではないと、なぜわかる。

なんとかして、家族から見たら法子の方が鬼だと読めないものだろうかと努力したけど、やっぱりこの家族は鬼だよね。
鬼っていうか…全員が同じ方向を向いて、個人の意思を持ち合わせていないところが何とも気持ち悪い。

仲の良い家族の持つ絆の深さは、違いを認めないことではないはずだ。

けれど生物学的に考えると、異物は排除するか同化するのが正しい行為。
志藤家の人々は細胞の擬人化?
だとしたら、それは正しい。
入り込んできて自己主張のはなはだしい法子の方が鬼だ。
でも、細胞は異物を闇で囲うことなんてしない。

やっぱり怖いのは人の心なのか。
いや、心以前に志藤家の人々がやってることは本当に怖いし気持ち悪いよ。
恩田陸が書きそうな話だなあと思いながら読んでいたけど、恩田陸を突き抜けてあっち側に行っちゃったみたい。

0

Posted by ブクログ 2024年03月05日

ドラマを見てるような感覚で、あっという間に読み終わりました。宗教に狂った家族のような、世間と違う価値観で生活してる人ってこんな感じなのかなと思いました。終わり方が違えば星5でした。

0

Posted by ブクログ 2023年02月05日

暖かい家族ばかりの裕福な家に嫁ぎ、誰もが羨む生活と思いきやどうも裏がありそうで。タイトルの暗鬼は疑心暗鬼の暗鬼か。その様子はまさに「ミッドサマー」抗わずに身を任せるのもまた一興。

0

Posted by ブクログ 2022年02月02日

中村うさぎさんの解説で、「家族とは宗教」という言葉があってとてもぴったりだった。
カルトや宗教団体はこうやって出来上がるんだとも思った。
家族ってそんなに良いものなのかな?絶対的な絆って何?と思っている人におすすめ。

0

Posted by ブクログ 2021年12月24日

人間の恐ろしさが如実に描かれており、後味の引く気味悪さがクセになります。
重苦しい世界観ではありますがテンポが良く、また文章の作り方も巧いのでかなり読みやすいです。
人を選ぶ作品だとは思います。

0

Posted by ブクログ 2021年09月08日

怖い。こわい怖い〜って思いながら読んだ。昔は読み終わりがスッキリしないものは好きではなかったけど、怖さや気持ち悪さを楽しめるようになった。面白かった。

0

Posted by ブクログ 2020年09月07日

後味の悪さが抜群。ぞわっとする怖さを楽しむ本。
途中までは法子の身を心配して読むけど、いつの間にか紀子まで「宗教」の一員になっていっている。
解説の「家族とは、ひとつの宗教である」とはその通り。カレシ家族の言動で理解できないことが多々あったけど、それは宗教が違うから、ということか。入信したくないなあ...続きを読む、カレシは好きだけど。

0

Posted by ブクログ 2019年01月11日

「家族とは、ひとつの宗教である。」

かつてこんなにも的確な解説文があったかね?
言わばこの全国至る所にある宗教団体に人は知らない間に属してて、信仰して崇めてこれがあたかも当たり前のように生きていくんですよね


「本当の家族になる」「立派な家族の一員になる」読み終えたらこの言葉たちが途端に鳥肌立つ...続きを読むくらいには気持ち悪くて気味が悪くて綺麗な言葉なのに不気味。というのもこれは私がまだ結婚なんてしていなくて、無宗教だと思って今日まで生きていたからなのでしょうか。あらやだ「本当の家族」になれてないんだわ。

でもそうだよね、彼氏と結婚を考えている友人が言ってたんです「結婚って当人じゃなくて家族と家族が妥協して一緒になるもんだよね」って。それを思わず思い出しました。たった一枚の紙切れに名前を書く。それだけで知らずにこの宗教団体に入ることになるんですよ、今までは全く違った世界にいたのに。そうなったらもう親御さんだって「お相手のご両親はどんな人なの?」って聞くよね、違う宗教なんだもん。当たり前だ。そんなとこに自分の大事な子どもぶち込むんだもんね、そりゃ怖いし気になるよ。

やられたこともないけど洗脳ってこうやって少しずつじわじわとじわじわと進められていくんだろうし、それにすら気付かずに自分が幸せだと思って生きていくんでしょうね。それは多分本人にとって幸せなんですよ。でもね、でも私はどうももう「きっと、素晴らしいことがあるわ」って言葉が恐怖だよ

そうかこれが疑心暗鬼の始まりだったのかーーーーーー。

0

Posted by ブクログ 2018年11月15日

一つの家族のサスペンス。

東京・小金井の大家族の志藤家に嫁いだ法子。

夫である和人をはじめ、父・武雄、母・公恵、知的障害の弟・健治、妹・綾乃、祖父・松造、祖母・ふみ江、そして98歳になる曾祖母・エイの9人家族の一員となる。

法子は手厚いほど歓待され、順調に新婚生活が2ヶ月が過ぎた頃、志藤...続きを読む家の借家に住む本庄屋家が心中してしまう。

身寄りのなかった本庄屋にかわって、葬儀を取り仕切る志藤家であったが、深夜に法子以外の家族が密談の場に遭遇し、家族が事件に関わっているかもしれないと疑心暗鬼になる。

濃密な接触をする弟妹、不気味な曾祖母、花壇に生える怪しい植物・・・

徐々に狂気な家族に飲み込まれていく法子の運命は?


家族という形をこんなにミステリアス、グロテスクに描けるのは流石乃南アサ!という感じ。

一気読みでした。

0

Posted by ブクログ 2017年08月16日

いっきに読み終わった。
テンポが良くて読みやすかった。途中で先が読めた感はあったけど、訳のわからない宗教とかにはまる人ってこんな感じで洗脳されていくんだろうなと思った。
まぁ小説だからあり得ない話だとは思ったけど只々気持ち悪かったなぁ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月13日

「嫁ぎ先の人々は異常なほど優しい。恵まれた生活。でも、殺される?!」と帯にありますが、ある意味殺されるより恐ろしい結末になってしまったかも……。途中からこれはホラー小説なんではないかと思い始めた

0

Posted by ブクログ 2016年12月03日

うー、気持ち悪。が凄いものを見たという感想。
大家族に嫁いだ主人公が一家に疑念を抱き調査を開始するという、序盤は推理小説のような話を見せます。徐々に洗脳されていくというドロドロとした展開を見せ、主人公が人として壊れていく様が描かれます。最後には一家心中事件を含む謎はきっちりと回収されるので、ミステリ...続きを読むーとして見るとスッキリしてます。
どの家族にも大なり小なりルールがあるとは思いますが、血が濃すぎる家族の闇を描いた様は恐ろしいの一言。

0

Posted by ブクログ 2015年05月09日

大家族に嫁いだ主人公。素敵な夫に優しい姑や小姑に囲まれ幸せ一杯…と思いきや、次第にその新しい家族に奇妙なものを感じていく…という話。血を守る為の家族の結束と、主人公が徐々に洗脳されていく様がなんとも気持ち悪く、おぞましい。でもこういう話は嫌いじゃない 笑。

0

Posted by ブクログ 2023年01月25日

2023年は小説を読んでいこうと思い、第一弾は乃南アサ。
彼女の作品は中高生の時にちょくちょく読んでいたけど、この本は初めて(祖父の家にたまたまあったので拝借)
大家族に嫁いだ主人公・法子は家族みんなに優しくしてもらい、不自由ない生活から幸せな結婚をしたと思っていた。
しかし、小さな違和感から疑心を...続きを読む抱き、友人にも相談しながら一家の調査を始めていく。
20年以上前の作品とはいえ、毒親や宗教といった今の時代にも通ずる内容。
巧みな心理描写に引き込まれて、ぐいぐい読んでしまった。
もっとも、メリーバッドエンドな終わり方で、読者としてはなんとなく小さなしこりが残る感じ。
でも、乃南アサってこういうテイストだったなと呼び戻される昔の記憶。仄暗い感じ?(全部の作品を読んでるわけじゃないし、読んだけど内容忘れてるものもあるが、ハッピーエンドの作品もあるはず)
この日本においても、表面化していないだけで実はこういった家庭はもしかしたらあるのかもしれない…。
読み終えた後は、結婚するのがちょっと怖くなる笑

0

Posted by ブクログ 2022年10月25日

一見幸せそうな、しかし明らかにおかしい(かもしれない)家族に飲まれ、疑惑・諦め・憤怒、さまざまな形で自己を取り戻しては再び家族という宗教に振り回されていくお話。

同じような話がフェーズを経て繰り返されるので、長くない話でも若干の中弛みはあるように感じた。ただし、その分リアルで恐ろしく、自分も気が触...続きを読むれそうになるところが逆に良かったのかもしれない。

結部分、真実に辿り着く辺りから最後までの怒涛の狂気はなかなか他の本では味わえないかもしれない。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月14日

嫁ぎにいった1人の女性がそこの家族に洗脳、支配されるまでの話。

いつも明るく良心的な家族。9人もいる家族は誰一人としていじの悪い人がいない。そういう所から始まるが、氷屋家族の死亡と家族が関係あるかもしれないことを知った主人公が徐々にこの家族はおかしいと思いはじめる。

歩けないといっていたおおおば...続きを読むあちゃんが歩けていたり、話せないと言っていたおじいちゃんが話せていたり。家族同士が異常なほどに濃密すぎていたり。

結局は主人公も家族に飲み込まれて最後はとにかく気持ち悪い。

おじいちゃんおばあちゃんと思っていたのは兄弟でお母さんお父さんと思っていたのも兄弟で
とにかくこの一家の血を強く信じている一族。
あやのは氷屋の娘だったし、取り込まれたら最後。
もうこの家族から抜け出せない。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月10日



毒々しい。
だんだんと毒が回っていく感じが気持ち悪い。
救いようのない主人公。ちょっとイライラしてくる。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月01日

最後はやっぱり主人公も取り込まれたか〜。
友人にまで手を出すとは思わなかったけど。

洗脳ってこんなやってジワジワ追い詰めていくんだなと怖かった。褒めたかと思ったら蔑んでプライドずたずた。
ウシジマくんでも読んだけど、洗脳ってまず睡眠不足に陥らせるところからなんだな。怖。

そもそも何で主人公に白羽...続きを読むの矢が立ったんだろ。

最後の最後に家の中でみんなで狂ってた姿はゾッとした。

0

Posted by ブクログ 2021年04月25日

親子4世代が住む大家族に嫁いだ主人公が、その家族の在り方に疑心暗鬼にかかりながらも、家族総出での飴と鞭の手法で徐々に洗脳されていくミステリー。

作中の家族の在り方は、もはや常軌を逸し過ぎているが、作品から受け取ったものは、生理的な気持ち悪さと、解説にあった【家族とは宗教】に尽きる。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月26日

日本家族版のミッドサマーだ!!!!!!と思った。(こちらの方が先だけど多分こっちの方がわかりやすい人もいるはず)

薬物売買、近親交配と洗脳で出来た家族に外部から血を入れる為に嫁になる主人公法子。
彼女が洗脳されるまでの本です。

いや〜な感じもあり面白かった。
洗脳方法に関して、尊厳否定から甘やか...続きを読むすが多いと思っていたので薬物が使えれば逆の手法もあるのかと興味深く読めた。

乱交シーンは最悪で最高だったな。最悪が煮詰まってる。良かった。

0

Posted by ブクログ 2020年04月29日

大家族の暗部に焦点を当てたストーリー。
だんだんと日常が瓦解していく不穏な雰囲気が読み進める度に味わえました。

0

Posted by ブクログ 2020年01月13日

乃南アサさんの作品は、ミステリもホラーも面白いので、余り選ばずに読んできた。
ところが、この作品は、表紙と題名からの期待がちょっと裏切られた感じだった。

見合いで気に入って嫁にきたが8人が同居する大家族だった。98歳の下半身が麻痺した曾祖母までいる。
が、夫を頼りにして入り込んでみると、揃って陰り...続きを読むのない笑顔で、まるで作り物のように笑いかけてくる。何をしても歓迎、喜んでくれる。常に皆が笑顔で褒めちぎられるなんてことなどあるのだろうか。それでも、不思議ではあるが、悪い気はしないで次第に馴染んでいく。
ただ、ときに不審な人物が曾祖母を訪れる。生活の智恵を授けているらしい。
しかし暫く暮らしてみると、大家族の家にしては、お互いになれなれしすぎる。障碍者の世話をしている姉と弟も関係が粘つく、性的なにおいがする。

夜、気がつくと、横に夫がいない。探しに出てみると曾祖母の部屋で人声がする、何か会議でも開いているらしい。その後歩いている曾祖母と祖父の後姿を見たような気がする。

寝たっきりの祖父の世話をする祖母は、普段は他人に触れさせたくないらしい。

考えれば、鬱々としてくる。と、家業の米屋と雑貨を売って繁盛しているらしい店を突然閉めて蓼科の別荘にいくと言い出した、一台車に押し込まれて全員が移動する。そこで奇妙な体験をする。

帰ると蓼科で儀式が済んだらしい、本式に家族と認められたことになり、すこし内情がわかってくる。ますます変ではないか、どこかおかしい。

そこで友人に相談する。招いた友人に家族はこれまでになく実に優しい。

庭で野草を育てている、見るからそれは薬草で、危ない作用をするものがある、曾祖母はそれで悩める人の治療をしているらしい。

店子の氷屋が全焼して、曾祖母のところに憂い顔で通っていた主人が焼死した。
これにもなんらかの関係があるのだろうか。

ますます疑念が深まる。

友人が庭の見学にと連れてきたは男が薬草に異常な興味を示したが、姿が消えた。


様々な出来事に気がつく、揃って愛想よく笑いかける家族の裏の顔がついに暴かれる。家族のおぞましい関係。
不思議な結びつきが暴かれたときは、いつか快い居場所になっていた。友人も引き込まれ新しい血が加わることになる。


生理的なタブーがじわじわと迫ってくるが、それが自然な流れに感じられるところが筆力か。
余りなさそうな、フィクションの世界であっても現実ばなれのしたテーマに、多少距離感を感じてしまった。

0

Posted by ブクログ 2017年04月03日

両親に祖父母、曾祖母、弟妹の大家族と暮らす和人と見合いをし、その家に嫁ぐことになった法子。皆優しく何不自由ない生活を送るが、近所で起きた心中事件から、家族への疑惑が生まれる。
その疑惑は膨らむばかりだが、そのうちとんでもない方向へと向かっていく。
確かにそれぞれの家族にしかわからないこともある。そん...続きを読むなことがホラーになっている。
あとがきに「家族とは、ひとつの宗教である」という一文があるが、これを読み終わったら、頷ける一文である。
まだ嫁ぐ前の方にはオススメ出来ません…

2017.4.3

0

Posted by ブクログ 2017年02月17日

後味が異様に悪い物語がある。
けっしてつまらない物語でもなく、悪い物語でもない。
ただ、本を閉じた瞬間に忘れてしまいたくなるような、そんな後味の悪さを刻み込む物語がある。
家族とはいったい何だろう。
百の家族があれば百の家族の在り方があり、正解などどこにもない。
幸せだと、家族が感じて暮していること...続きを読む
それが何よりの正解なのだと思う。
志藤家の家族の在り方。
物語なのだから、とは思う。
それでも、粘り気のある何かがまとわりつくような気持ち悪さがどうしても払いきれない。
そんな嫌悪感を感じてしまう物語だった。
歪んだ正義を突き進む者は怖ろしい。
ただひたすらに歪んだ道を突き進む者の中にこそ、鬼は棲んでいる。

0

Posted by ブクログ 2016年08月28日

洗脳って怖いな~…
明らかに相手側がおかしいことしているのに、よってたかって自分がおかしい、悪い、といい続けられたらそう思いこんじゃうよな。
久しぶりに後味のわるい作品読んじゃった。
旅行行く途中電車なかで一気読みしたんだけど旅行中に読む本ではなかったな(*_*;

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月28日

 両親、弟妹、祖父母に曾祖母のいる大家族に嫁いだ法子を待っていたのは何不自由ない暮らしと温かい家族の歓迎だったのだが、ある日、近所で起きた心中事件に彼らが関係しているのではないかと疑いを抱いた法子は、一見理想的な家族を前に疑心にとらわれていく……

 っていう感じの話なんですが。
 とりあえずいえる...続きを読むのはこの話怖いね。
 すっごく怖い。
 そして何よりも気持ち悪い。
 得体の知れない気持ち悪さと薄ら寒さがして、すっごい嫌な小説。
 でも、おもしろい……おもしろいという御幣があるのかもしれないけど、興味深い。読むのが辞められない程度には。
 ホラーじゃないけど、ホラー小説のような気がした。
 幽霊とかそういうものよりも、人間が一番怖い。と思わせる小説でした。

0

Posted by ブクログ 2015年12月20日

宗教にのめり込んでいく話かと思いきや、だんだんと気持ち悪い感じになっていき、最後は主人公まで…。
途中でやめられなくて、一気読みしてしまった。

0

Posted by ブクログ 2014年11月05日

お見合い結婚で大家族に嫁いだ女性が、洗脳されていく話。家族はキノコや薬草を使いながら誉め殺しや罵倒や涙を使い、次第に嫁を洗脳していく。生理的嫌悪感で終わった。

0

「小説」ランキング