【感想・ネタバレ】知らないと恥をかく世界の大問題のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年08月28日

日本では自民党から民主党への政権交代が起こり、アメリカではサブプライムローン問題の余波が残っていた頃の本。

アメリカの一極集中から、ロシアや中国、インドなどが力を持つようになるのでは...という話も。しかし、今でもアメリカの力は強いですよね~。

池上さんの文章を、分かりやすくイメージ化したイラス...続きを読むトも間にあるので、読みやすく仕上がっています。

この「知ら恥」シリーズ、今も出続けている人気シリーズなので、読み進めていきたいです。

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Posted by ブクログ 2020年05月01日


過去に読んだこのシリーズをもう一度読み返そうと思い手に取りました。

内容は本当に社会人として知っておかなければならない常識レベルです。
書いてあること自体はまとまっていて基本的なことが多いので、読んだ中で更に知識を深める場合は、他著を併用することでより理解度が深まるでしょう。
ただ、毎回書いてあ...続きを読むる内容が歴史科目のように綺麗な流れがあるわけでなく、ガラッと変わるので、知らないことが多い場合には毎回暗記しなきゃ!と感じる構成です(大問題をまとめたのですから当然といえば当然ですが、、、)。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

ニュース・時事問題は、時間が経つと歴史になる。この本も、最新の時事問題を解説する目的で書かれているが、出版は09年の政権交代直後。なので、今となっては歴史書だね(民主党政権への期待で満ちた6・7章を遠い目で読みながら)。今更人には聞けない、かといって自分で調べようにも、何をどう調べていいか分からない...続きを読む。そんな世界の動きをおさらいできる一冊。自民党政権の置き土産や日本の教育・福祉システムが抱えてきた問題点に関しては「なるほどな」と今更になって知ることができた。まさにタイトル通り。今までこんな重要なこと知らずにいたなんて恥ずかしいです、ハイ。

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Posted by ブクログ 2015年10月06日

2008年のリーマンショックがなぜ起きたのか、石油高騰がなぜ起きたのか、中近東やアジアの宗教と政治の歴史、そしてテロ組織のバックグラウンド・・・いろいろなことが、分かりやすく説明されていました。これはシリーズで読んでみたいと思います。

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Posted by ブクログ 2015年03月19日

高校の政経以来触れていなかった政治の仕組み、経済の周り方、今の(6年前だけれど)情勢だけでなく根本的なところから理解でき、とてもためになった。
自分なりの意見を持つきっかけになる。

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Posted by ブクログ 2015年01月07日

知らないと恥をかくのか!!と我が家で回し読みした本。
池上さんは分かりやすい言葉で教えてくれるので助かる。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

第6章の日本の学力低下についての部分。良い例としてフィンランドの教育をあげていた。良いものはどんどん取り込むべきだし、取り込まない理由がない。新しい制度など難しい点もあるだろうが。
特に教育課程を決定する部分に強く共感した。教育課程を決めるのはその道のスペシャリストにやらせるべき。また、もっと教育に...続きを読むお金を割いて欲しい。中学、高校の生徒を見ると学力の差が大きくなっているのかもしれない。
若者の学力が向上すれば、国に対しても関心が湧くはず。実際に自分もそうであることがその理由。政治家からしたら統治しやすい国なのかもしれない。

まだまだ、自分の勉強不足を実感した。近代日本や近代史に触る良い一歩となればいいな。

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Posted by ブクログ 2022年10月16日

 リーマン・ショックについての丁寧な解説とBRICsの台頭、民主党政権など幅広いトピックについて言及されている。それぞれについての深掘りはないが、やはりわかりやすい。2009年刊行時よりさらに前からわかっていたはずの年金問題など、解決に向けて何も進んでおらず改めて終焉に向けてカウントダウンが始まって...続きを読むいる感に囚われる。
 この頃は新社会人なのにニュースもろくに観ていなかったので、復習どころか新しく勉強するつもりでシリーズ追いかけようかな。

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Posted by ブクログ 2020年07月17日

ジャーナリスト池上彰氏が2009年に発表した「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ第1弾。その時に話題になる事柄の最低限知っておきたい情報をまとめています。本巻ではリーマン・ショック後の世界経済の動向や民主党への政権交代による期待が書かれています。時間がない人でも一通りのニュースはさらえます。2...続きを読む010年代がどんな時代だったのかを振り返るのに、ちょうどいいと思います。

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Posted by ブクログ 2019年07月08日

とても読みやすい。確かに知らないといけないことばかり。
この本自体がページ数少ないため、どれも基本的な説明が多い。掘り下げて知りたいことは別の本で勉強する必要がある。

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Posted by ブクログ 2018年12月09日

世界の動きを手っ取り早く頭に入れられる新書
・VISTA:ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン
・ITはカースト制度適用外(生まれ変わっても同じ職業)

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Posted by ブクログ 2018年05月25日

8年前ぐらいの社会情勢について解説してくれてる本だけど、8年でこんなにも周りを取り巻く環境変わるんかー!と愕然とした(^_^;)
そういう意味でも勉強になったなあ、と。
まだまだ日本が希望に包まれていたのね…
大型書店の下りも今はどうなんでしょうな?紙の本すっ飛ばしてオンラインに行ってる国も多そうだ...続きを読むけど。

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Posted by ブクログ 2015年11月08日

さすが池上彰!
2009年が初版ですが今に通じる問題が多くて、今起こっている現象を深く理解することに役立っている。
続編にも期待!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月09日

内容的には今読むと古く感じる部分もあるけど、逆に今もう結果が出ていることに関してあの時どういう期待がされていたのかとか分かって面白かった。

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Posted by ブクログ 2014年07月18日

リーマンショック、ブッシュ政権、宗教民族の違いによる戦争、中東問題、ロシア、中国、インドと世界のことを詳しくわかりやすく説明している。ブッシュ元大統領は、世界を見なかったためアメリカを赤字にさせたこと、CO2問題は、削減しなければお金を払わなければいけないこと、知らない事だらけだった。

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Posted by ブクログ 2014年07月17日

以前から池上彰のニュース解説はけっこう好きなので、人気シリーズである本書を手にとってみた。刊行が2009年ということで、若干古いかなと思ったが、たとえばロシアや中国の覇権主義的なふるまいはまさに最近起こっていることなので、いま読んでみても非常にタメになる部分が多い。世界金融危機なんかも、解説は何十回...続きを読むも見た記憶があるが、あらためて整理できたのはよかった。さすがに政権交代への期待――けっきょく空回りに終わり、いま読むと虚しさも感じる――など、内容が古びている部分もあるのだが、それを含めて確実に現在の日本、世界というものが存在しているので、読めたこと自体には意義があると思う。あまり個人の意見を表明するイメージがない著者であるが、郵政民営化へのスタンスなどが垣間見られることもなかなか興味深い。毎日新聞を読んでいても、すぐには把握できないことも多いので、こういったシリーズも時折読むことで、これからも智識を整理してゆければと思う。

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Posted by ブクログ 2014年03月02日

資源・宗教・サブプライム・パレスチナ・政治など幅広く扱われている。最低限、おさえておきたい内容盛りだくさん。

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

世界の大問題シリーズ・第1巻。リーマンブラザーズの破綻、政権交代、年金問題など、2009年頃の時事をトピックに紹介&解説した本書。

ニュースで耳にするものの詳細は理解しきれない時事問題、社会の複雑な仕組みなど、世の中をざっくばらんに知る上で池上さんの説明は流石としか言いようがありません。中立的な意...続きを読む見を以て解説されているので、読み手も冷静な視点で全体像を掴むことができます。とにかく分かりやすいの一言。
刊行年からだいぶ月日が過ぎ、多少情報が古くなった今読んでも過去の知識が補完されるようで楽しめます。このシリーズは定期的に読んでいきたい。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

恥ずかしながら、新聞を読んでも、本質を理解していないから全然頭に入ってこなかったことがよくありましたが、これを読んだら、なぜ、こういうことになるのか国内・国際情勢が分かるようになりそうです。こういう本は、批評的な文面になって、読むのがいやになることが度々ありますが、池上さんの語り口はやさしくて、読ん...続きを読むでていやな気持ちになりませんね。もう2~3人の方の切り口で、世界情勢を見てみたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月31日

販促目的が見え見えのタイトルだが、内容を正しく表してはいる。
世界各地域の現況について、広く浅く説明している。わかりやすい説明は、池上氏の本領発揮といえるでしょう。

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Posted by ブクログ 2022年07月23日

政治や経済などの世界情勢を浅く広く解説した本です。
2009年に出版された本なので、今(2022年)に読むと当時の様子が垣間見えるので、少しタイムスリップした気分になれます。
浅く広く、なので深く知るには向いてないです。
そういえば、インドの人口は、2050年ではなく2022年に中国を上回りましたね...続きを読む

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Posted by ブクログ 2021年01月24日

2009年発行と古いが2021年現在からみても当時の情勢が分かりやすく解説していて勉強になる。内容に関してはかなり広く浅くなので物足りないと感じる人も多いだろう。また広範囲を扱っているためかテーマごとの繋がりが薄くぶつ切りになっている印象を受ける。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月21日

2008年を総括。

【国際】
リーマン・ショック後1年の政治経済の解説。
経済主要国はG20。西側から東側にシフト。オバマ就任後の米国覇権の失墜と中国への移行。
地政学リスクが最も高いのがパキスタン、イラク。

【国内】
民主党への政権交代後の日本の政治の変化と期待について。
年金、介護制度は限界...続きを読むに来ている。

Unlimitedの世界史系書籍は散歩しながら聴くのに最適だ。8割知ってる事実に2割著者独自の視点や知らなかったことが加わっていくのが心地よい。

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Posted by ブクログ 2019年01月03日

最近、本屋に行くと池上氏によるこの手の本がいろいろと出版されているのが目に付く。本書はその走りの一冊。

世界のニュースの要点を簡単に解説してくれる。同じ量の情報を自分で得ようとすると新聞・雑誌、ニュース番組などにそれなりに目を通さないとならないことを考えると、それが良いかどうかは別として、お手軽と...続きを読むいえる。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

「週刊こどもニュース」の前お父さんによる、広くて浅い世界の諸問題概論。全体的に平易な内容ながら、経済関連の話題だと時々理解できない箇所があって、そっちの方面にとことん弱いことを思い知らされた。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

雑誌連載の加筆・修正版。

現在の世界の問題・課題を読み物としてまとめている。

体系的なまとめではなく、あくまでも読み物なので、さらっと読めるが、自分にはなかなか頭には入ってきにくかった。

宗教・民族・資源が世界を読み解くキーワードとのこと。

20141231(108)再購入。成毛本。

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Posted by ブクログ 2018年01月12日

各項目の内容は初心者のとっかかりとしてはわかりやすい。でも掘り下げたことを書いていないので、それだけで人に話をすると失敗しそう。医療面、年金に関しては、あまりにばっさり行きすぎ。

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Posted by ブクログ 2017年02月16日

政権交代の時代に出版された本。
以下、印象に残った5点をまとめた。

p15
発展するかどうかは書店を見ればわかる。
ラオスは社会主義独裁政権で意図的に愚民化政策を取っている。政治的には安定しているが、経済発展は難しい。

p27
EUがなぜまとまりを保っているのか。
それは、それぞれの国が資本主義...続きを読む(政治)で民主主義(経済)でキリスト教(宗教)の国だから。

p28
宗教・民族・資源の3つの対立構造があり、イスラム圏には全て揃っている。だから戦争も起こりやすい。

p77
インドではカーストという身分制度がワークシェアリングを促す。発展の鍵。
ITはカースト問わない。インディアンドリーム。
民主主義がインド発展の妨げ。発展するには開発独裁が手っ取り早い。

p179
民主党、自民党の哲学の違い。
民主党 : 家庭は個人の自由
自民党 : 古くからの家族感。前近代的

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Posted by ブクログ 2015年01月26日

政権交代直後に書かれた本なので、その辺に対する期待に関しては残念でした、という感じですが。
アメリカ中心の経済の終焉、という前提で今後の世界の動きを読んでいく。宗教の違い、資源の流れ、教育のあり方などに焦点を当てています。

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

【目次】
第1章 新しい「世界の勢力地図」を占うキーワード
第2章 20世紀の覇権国家・アメリカを転落させたもの
第3章 アメリカ一極集中の崩壊―次なる覇権国家はどこか?
第4章 待ったなし!世界全体が抱える問題点
第5章 新たな火種、世界各地の小競り合い―国や地域間の衝突
第6章 政権...続きを読む交代で解決できるか?―日本の抱える問題点
第7章 世界の中の新しい風を読む―私たちがなすべきこと

【ポイント】
16/発展する国かどうかは、その国の書店をみればわかる。
  その国の先を読むには、「人材」「教育」に目を向ける
33/12の地区連銀は、それぞれがドル紙幣の発行ができる。
 ドル紙幣の左側の円内には、「A」から「L」まで、12の文字がある。
38/景気をよくするには、金融政策と「財政出動」しかない。
47/GMが経営破たんした理由
 ?平坦な道路と3億人の市場、高性能に鈍感、技術遅れ
 ?国民皆保険制度がない→ 大きな労務負担
 ?国の保護に頼った競争力の低下
 ◆保護される産業は成長しない。
63/「イスラム金融」 ←「利息を取ってはいけない」
  「シャリーア」(法学者)、「イジャーラ」(リース方式)
  「ムシャーラカ」(合弁企業に出資)
72/「開発独裁」←スハルト時代のインドネシア、マルコス時代のフィリピン、朴正熙時代の韓国、中国は共産党が支配する資本主義国
78/ヒンズー教では、生まれ変わっても階層は同じで仕事が決まっていた。しかし、「IT」は新しい産業で、カーストの縛りがない。
 低い階層でも能力さえあればITの仕事につける。
79/インドは、アメリカと夜昼が逆。
80/テロは、インドの経済発展を考える上での明らかなリスク要因
91/「地球温暖化ガス」←メタン・一酸化ニ窒素、二酸化炭素、
  ハイドロフルオロカーボン・六フッ化硫黄、パーフロオロカーボン
97/機軸通貨ドルに変わる「SDR」
 プレトンウッズ2体制 「SDR」(IMFの特別引き出し権)
 今後中国が、SDR建て債券を買うようになるとアメリカ国債は売れなくなる。
102/ウイルスにはA,B,C型があり、Aは人も動物も感染。
  HとNの二種類のタンパク質突起がある。
  Hは、「ヘマグルチニン」、Nは「ノイラミニダーゼ」
  ウイルスは、Hの突起で細胞に取り付き、自己増殖し、
  Nの突起で細胞壁を破って、そとに出てくる。
103/日本では、インフルエンザでも、「はってでも出社する」が美徳だったが、欧米では、風邪とは違う認識で、扱われ、「休め!」が常識。
118/イスラム教徒には、「イスラムの土地を守る」と言う考えがある。
  イスラム教徒の土地が異民族に侵略されたら、これと戦うのは「聖戦」となる。
123/金日成は、朝鮮労働党のトップであるとともに、国家のトップの主席を兼務していたが、今、主席ポストはない。
 金正日は国家では、国家国防委員長。軍事力あっての国家。
133/中南米の反米ネットワーク
  ベネズエラとボリビアとキューバ
  中南米の左派政権誕生は、貧富の差を拡大させたアメリカ型「グローバリゼーション」に対するアンチテーゼ。
151/フィンランドの教育
  現場を信頼し、優秀な教師を育て、授業についていけない子供を出さない。
161/天下りに流れている税金は年間役12億円。
  ★役所も民間のように定年まで雇用すればよい。
168/米国、共和党は米国だけよければよい「一国主義」
  民主党は国益を守るためにどうするかょ考える「国際協調路線」
181/民主主義国家における政権交代とは、「無血革命」である。

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