感情タグBEST3
Posted by ブクログ
可愛い装丁とタイトルからは想像も出来ないくらい、奇想天外で摩訶不思議な物語。
夢か現実か、何なのか全然わかんないし、どこをどう進んでいるのか突拍子もない展開なんだけど、なんか読んじゃう。
なぜか止まらない。
好き嫌いハッキリ分かれる世界観かなと思うけど、私は大好きでした。
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とても好き。読んでいて心躍りました。そして、あの頃の自分は、とうしてピュアな感情を置き去りにして穿ってしまったのかを悔いました。
もしかしたら身近に樋口さんや羽貫さんはいたのかもしれない。
Posted by ブクログ
はあ〜お腹いっぱい!
ファンタジーで不思議な描写ばかりなのに、その情景が易々と想像できます。この物語と一緒に自分まで色々なところをひたすら歩き回っていた気分になりました。何だかとても楽しかったです。おともだちパンチ…オモチロイ…なむなむ…森見登美彦はなんてユーモラスな人なんだ…。
Posted by ブクログ
初めてこのような文体の本を読んだが、とても面白かった。最初は、なんだか頭に入ってきづらい文章だなと思いながら読んでいたが気づいたらおもしろくてページを捲る手が止まらなかった。
表現や言い回しがユニーク!!
Posted by ブクログ
自分を読書の世界へ引きずり込ませてくれた大切な本です。この文体、世界観に嵌ってしまったら最後、抜け出せなくなること間違いないです。
アニメ映画も出ているのでそちらも是非。
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先輩と黒髪の乙女が運命的にすれ違いながらも近づいていくラブコメ×ファンタジー。難しい文体にたじろぎながらもどんどん森見ワールドに引き込まれていく不思議。約15年ぶりの再読だけど昔読んだときとはまた印象が変わって面白かった。
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言葉遣いとか乙女の姿勢が好き
ちょっと昔の京都が舞台なのも良い
主人公の臆病な感じが自分ぽいが、
逃げずに外堀からでも動いてて真っ直ぐ
「人事を尽くして天命を待つ」
「できることからコツコツと」
この本自体、お互いが順番に話すような構成
最後のシーン、カフェでの会話
そのままこの本なんじゃないか
言葉遣いも大好き
全体的に可愛い
Posted by ブクログ
タイトルが美しい。刺さった。
はじめての森見登美彦さん作品だったから
表現とか構成、内容が難しくて読み進めるのが
ゆっくりだったけれど、
慣れてくると面白くて、言葉の言い回しの凄さにも気づけた!!
彼女のような、魅力あふれる愛らしい女性になりたいものですな〜
Posted by ブクログ
すごく楽しかった。
関西の旅のお供としてフォロワーさんにオススメしてもらった本!
なんだこれは?!独特な文章で初めての感覚!これは楽しすぎる。いつのまにか私もこの世界の一部になって楽しんでいた。一番好きな登場人物はパンツ総番長でした。
これは聖地巡礼したくなる作品!
Posted by ブクログ
4月から京都の大学生になるのでその予習?で読みました
詳細に関しては読んでほしいっ!なので言えませんが、実際の地名が多数登場し、来年度からの生活も楽しめそうです!
やっぱ少し感想をば…
まず語り口がとっても好き!時に重なりそうで微妙に重ならない、でも重なっている2人の運命にもどかしくなり、時に主人公に同情し、時にその世界観に没入する。そんな一冊!
Posted by ブクログ
心ときめくタイトルと装丁。
学生時代、一瞬にして心を奪われたこの小説が、
先の人生の分岐点において、様々なきっかけをもたらしてくれました。
この小説をきっかけに森見さんを知り、他の作品を知り、読書自体にも興味を持ち。
京都にも興味をもち。
少なからず心が豊かになったと思います。
また、京都の空気がどこかしっくりきたようで。
流れ流れて、京都で働き、住むようになりました。
この本とのご縁があってのことだと思います。
自分にとってはなくてはならない大切な本です。
出てくる京都の各スポットはどこもとても魅力的です。
キャラクターも個性が満載で愛らしいです。
ふふっと笑ってしまう部分も随所に潜んでいます。
京都へ訪れる機会のある方がいれば是非是非。
京都が好きな人なら笑える
森見先生の作品は次元が交錯しているから、「これは!」と感じる点が多く、他の作品も読まれると奥深さを得られると思う。文章表現もおもしろおかしく、思わず声を上げて笑ってしまった。アニメ化された他作品とも並行してご覧になると一層面白味が増すことでしょう。
読みはじめは、文章の古風さと主人公の過ぎた天然さに辟易し、話に入り込める気がしなかった。
しかし読み進めるにつれ、生きたことのない時代の空気を感じるとともに、主人公の豪運さや彼女を取り巻く登場人物の生き様に惹かれていった。
欲しかった結末は書かれていなかったけど、それもまたいいかと思えた。
おもちろい。
面白かった
レトロな雰囲気を醸し出す文体と、黒髪の乙女の相性が良く、とても魅力的なお話。
ファンタジーのようでファンタジーでは無い、なんとも不思議かつステキなお話。
この本に巡り会えたのも、きっと本の神様のおかげなのでしょうね。なむなむ!
一つの些細な出来事が連鎖して起こる、一人一人のキャラが生きている。
読後はお腹の底が暖かくなるような感覚になりました。
いつか偽電気ブラン、飲んでみたいものです。
これを呼んだ皆さん、夜は短し。どんどん歩いていって下さいね。
文章でしか伝わらない面白さ
本作品は漫画化もされているようですが、文章でしか伝わらない面白さもあります。
古風でモダンな京都を舞台に繰り広げられる、古典的で斬新な恋愛喜劇。
古都京都に巣食う天狗やら古本の神様やら風邪の神様やらを巻き込みつつ、主人公は意中の乙女を射止めるべくがむしゃらに無駄な努力を重ね、遂には地に足が着かずに京都の冬空へ飛び立ちます。
恋愛街道全力逆走の彼に微笑むのは、恋の神か笑いの神か?
猥褻で爽やかな五ツ星の現代浪漫譚です。
Posted by 読むコレ
はぁ、と寂寥感の詰まった溜息をひとつ。
読了後に感じるこの感覚こそ、自分にとっての嘘偽りない良書との出会いの証なのでしょう。
あんなにも大騒ぎして遊んだ友人達が帰宅し、ポツンと残されて見回した自分の部屋が広く感じられた様な。
夏休みの帰省先から帰る車中の様な。
この本が何故面白かったなど後から考えればいい事。
まずはソファに深々と体を沈め、この気怠げな余韻を味わう所から始めようと思います。
とはいえ感想を少し。
とにかく楽しい本。
文章が、構成が、人物が、読み手を楽しませようと一生懸命な一冊。
素晴らしい出会いに感謝です。
Posted by ブクログ
読むの一体何回目だろうか、、、
いつまで経っても主人公が切ないし、
黒髪の乙女はオモチロイまま
自分の中でこんなに褪せない作品もないかも知れない
ずっと思うわけじゃないけど、なにか読みたい
確実に気持ちがいいものが読みたいって思う時に思い出す作品
お酒を延々飲んだり鯉が竜巻に攫われたり
古本市で絶対に負けられない戦いを制したり
素敵な出会いをしたり
日常って周りをよく見ればそれこそオモチロイことばっかりなんじゃないかなって思う
退屈な日々をどう感じるか、退屈なままダラっと過ごすかオモチロくするかは自分次第
お友だちのお見舞いを優先するところと
お昼をもりもり食べるところ
竜巻の果てに出会ってちゃんと手を伸ばすところ
じんわりずっと好き
Posted by ブクログ
豊富な語彙と固い言い回しで、どこかの文豪を彷彿とさせる独特な文体。ファンタジーと現実世界が融合したユーモラスな世界観。森見登美彦の作品は初めて読んだが、非常に「らしさ」が感じられ、おともだちパンチ、ナカメ作戦、オモチロイ、、など数々の楽しい表現に魅了された。また、個性溢れる愉快な仲間たちや奇怪なエピソードが、思わぬ形で繋がっており、点と点が線になるような感覚を楽しむことができた。登場人物はそれぞれ何者なのか?なぜそのようなことが起きた?等々、多くの謎が残っているものの、そんな奇想天外な不思議さ、訳のわからなさがまた面白い。京都の地名が多く出てくるため、地理感覚があったらより楽しめたのだろうと悔やまれる。
Posted by ブクログ
以前読んだ時はキャラの濃さに胸焼けしてしまった記憶がありますが
今回は黒髪の乙女かわいい!と思いながら読むことができました。
みょうちくりんな登場人物が次々と出てきて繰り広げられるドタバタ劇。
そのごちゃごちゃ感が、大学生らしいというか。
なんだかちょっと懐かしくなりました。
Posted by ブクログ
京都を舞台にした奇想天外青春ストーリー
不思議っぷりにはまってしまいました。
京都だからこそ似合うこの世界観。
大学生のかわいくもおかしな恋の様子が、なんだかほほえましくて読んでいてとっても楽しかったです。
下鴨神社、糺の森‥またまた京都に行きたくなってたまらなくなっています。
Posted by ブクログ
文体に馴染みがなく、読み進めるのに難儀した。しかし読み進めるうちに世界観に入り込んでいき、楽しめた。(辞書を引きつつ)育児中、子どもが寝た後に読んでいると、自分も物語と共に一夜の旅をしている感覚で満たされ、とても充実した読書時間となった。
Posted by ブクログ
面白かった
友人に連れられ、読む前から先斗町やら下鴨神社やらに訪れていたため読んでいて楽しかった。
四畳半神話大系の登場人物も多く姿を見せており、様々な所に気を持っていかれる。
Posted by ブクログ
こちら映画も観たので一緒に感想をしたためます
小説では春夏秋冬ごとに章が分かれているのですが、
映画では全て一夜で起こった乙女と先輩の波乱万丈ストーリーで描かれています。
率直に言うと私は映画の方が好みでした。
森見先生独特の台詞回しは読むより耳で聴いていた方が心地良い〜。
映像のコミカルで奥ゆかしい描写!すごくツボでした。
細かすぎる点で挙げるとすると、
先輩が酒の入ったグラスをテーブルにダァン!と荒々しく置いた時に、中のお酒だけ宙を舞った後 またグラスにポチャンと収まるシーン。
ああいうの大好きです!ワクワクします
小説では乙女が奏でる独特の効果音が可愛らしくてほんわかします
歩けば"ぽてぽて"、笑えば"ふくふく"
乙女の暖かくて柔らかな人情が溢れ出てますね。
小説、映画どちらも魅力的な作品です!
この作品を最大限に楽しめたのは
#四畳半神話大系 のアニメを一通り予習していたのも理由の一つ!
というのも、同じキャラクターが沢山出てくるのです。
みんな個性的でクセが強いですが、それがまた愛らしいのです。
Posted by ブクログ
今さらながら、自分が学生の頃の話題作を読んでみました!
言葉遣いから伝わってくる“私”と“彼女”のキャラクターが、生き生きとしていて素敵でした。日常を丁寧に生きていて、挑戦心があるけど天真爛漫で愛されキャラの“彼女”と、奥手だけど彼女への一途さは誰にも負けない“私”。
日常の中にファンタジーが紛れているという感じで、突然道端に現れる三階建電車や、古本市の中の決戦の場所など、場面を想像してワクワクするものばかりでした。
映画化されているので、私の中で描いたこのお話との答え合わせで見てみたいなと思います。
森見さんの本は、比喩表現がちょっと独特でクセになりそうな感じでした。昔映画で見たことのあるペンギンハイウェイも読んでみようと思いました!
Posted by ブクログ
初めて森見さんの本を読んだのがこちらだった。最初は表紙に惹かれて購入を決めたけど、面白くて一気に読み終えた。日常の近くにある不思議な雰囲気がすごく好き。
Posted by ブクログ
ずっと読んでみたいと思ってた作家さん。独特の言い回しが面白くて、クスッと笑えたりする。
一言一句逃さず読みたくなる。
青春ファンタジー。お話も独創的で面白かった。
Posted by ブクログ
言葉のチョイスが素敵で情景を想像するのが楽しかった。先輩の気になる女の子は天真爛漫で一人でいろんな場所を冒険するような性格で怖いもの知らずな性格がいい味を出していた。ファンタジーな世界に入り込むのは面白かった。
Posted by ブクログ
少女と青年を取り巻く、奇天烈な世界の恋物語。
初めて読む森見登美彦作品だったが、その世界観に圧倒され、森見登美彦ワールドに引き込まれていった。
まず、語り部の一人である黒髪の乙女の語りが素晴らしい。
どこか不思議・不気味であるはずの現実離れしているこの物語を非常に軽快なものに仕立て上げているのは、彼女の独特な感性と肝っ玉の成すべきところ。
そしてもう一人の主人公である、少しだけ自尊心の高い彼女の先輩がとても愛らしい。
意中の人である黒髪の乙女に振り向いてもらうため扮装するも、ことごとく空回り…その様は作品のポップさを加速させるだけでなく、読み手になんらかのシンパシーを感じさせるのではないだろうか。
愛らしい黒髪の乙女が酒豪も唸るほどの酒好きなのも素敵な設定だった。私は昔からアルコールがあまり得意ではなく、お酒は年に数回飲むかどうかの下戸だが、読書中にお酒が飲んでみたくなったのは言うまでもない。
まだまだ活字慣れしていないこともあり多少の難解さは感じたが、二人を取り囲むめくるめく展開に魅了されること間違いなし。何度でも読み返したい作品として、記憶に残った。
Posted by ブクログ
最初はジャケ買い。
中身は、ラノベ的な今風の独特の表現と、大げさで過剰装飾な読みづらい文に、最初はハズレかと思った。
しかし伏線の回収の仕方、読後感の爽やかさが良く、ハズレとは決して言えない。
登場人物もイヤラシイ人がいなくて良い。
現代ものだが、ほんのりファンタジー。
Posted by 読むコレ
「夜は短し歩けよ乙女」って素晴らしくリズムが良いし、言い尽くせない魅力を備えたタイトルだと思う。
メインの登場人物としては、私と彼女。先輩と私。この2人。大学のクラブで籍を同じくする先輩と後輩、二人の男女の物語である。なお、私にも彼女にも、先輩にも私にも名前はない。名前が出てこない。
4つの連作短編となっていてが、ちょっと古風な文体で綴られる。それはファンタジーであるし、コメディでもあるし、なかなかに不思議なストーリーなのだけれども、舞台が京都なので、それもまた善き哉。なむなむ。
主役組の他にもたくさんのキャラクターが出てくる。ちなみに主役組以外には名前がちゃんとある。名前がないとさすがに混乱するからだろう。そんな脇役の彼らが実に魅力にあふれている。彼らだけでもスピンアウトでいくらでも本が書けそうなくらい。
この本を読んでいて、なんとなく連想したのが高橋留美子の「めぞん一刻」である。どことなくキャラクターの適当っぷりというか、配置、構成に似たものを感じたので、「めぞん一刻」が好きな人は愉しく読めると思う。たぶん。
古風な文体と書いたけれども、本当に古めかしい、懐かしいような文体で書かれているので、そこが受け付けない人もいるかもしれない。読点がほとんど打たれないので、文章のリズムに乗っていくのが難しいのだけれども、慣れてしまえば味わいのある文章だし、結局最後まで読めば爽やかな読後感を得られるので、まぁ読んでみなさいよってことで。
読まないと、おともだちパンチだ!
Posted by ブクログ
四つの章からなる恋愛ファンタジー。黒髪の乙女に想いを寄せる先輩と黒髪の乙女(後輩)の二つの視点から描かれ、それぞれの場面でお互いがすれ違う形で色々な出来事が起こり、それぞれ「あの時先輩(後輩)はどんな体験をしたんだろう?」と思い、ラストで二人がついにデートをする、というストーリーが面白かったが、文体が独特で癖があった。
Posted by ブクログ
本棚の奥で見つけて読んだら、大学時代を思い出して懐かしい気持ちになれた。読者に向けて語るような独特な文体で、『彼女』と『先輩』の視点が交互に入れ替わりながら、日常の中の不思議な出来事が語られていく。起伏がそこまである話ではないけれど、青春らしい甘酸っぱい気持ちになれるほのぼのとしたお話だった。
Posted by ブクログ
登場人物の言葉がいい。
胸に刺さるし、言い回しもすき。
立ち止まらず、目の前で起きる事に向き合って
まっすぐ進んでいけば、得られるものが
たくさんあるのだと思う。
Posted by ブクログ
当時、「ついに読んでやったぞー!」という達成感がすごく強かった印象です。アニメの映画の方は観てたのですが、本では初めて読みました。元々自分は「アジカン」が好きで、主題歌を好きになって、映画観て、本読んでって感じで手に取りました。
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シンプルに面白いです。
いかに世界観を楽しめるかが特に問われる本だと思います。個人的にはすごく楽しかったですが、それは映画を事前に観ていた為、読めばその映画の世界が広がる為、楽しみやすかったのかなと思います。ただぼーっと読むだけではうまく世界に入り込めないかもしれないです。
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ぼーっとしてるだけでは、世界に入り込めないとは言いましたが、本の内容の印象が強く残ります。なぜなら内容が奇天烈すぎてインパクト強です。グロいとかエロいとかではなく、楽しい意味でインパクト強めです。
ファンタジー要素のあるインテリ文学大学生と愉快な仲間たちのコントの様なイメージです。どんなイメージやねん!って思いますよね。読んでいただけたら、「割と的を得てるな」ときっとこの拙い感想文をわざわざここまで読んでくれた読者は感じてくれるだろう。
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読んだら必ずラムネが呑みたくなる。と断言しよう。以上です!
誰もが通る青春に想いを馳せる
森見登美彦さんの独特の文体を楽しめる作品。
自分の大学生活を思い返して、あの頃の焦がれるようなもどかしい記憶の断片がちくり、と。
ファンタジー要素も満載ながら、甘酸っぱい青春に想いを馳せずにはいられない。
この物語の登場人物全員に会いたくなった。
よくわからない
好き嫌いは分かれるのだろうが、以前読んだペンギンハイウェイがなにが言いたいのかよくわからず。あれは作風も異端であるとどこかで読んだので、人気もあるらしいこちらにチャレンジしてみた。
冒頭のお友達パンチあたりはおもしろく読んだが、読み進むに連れ荒唐無稽ぶりついて行けなくなった。
ファンタジーなの?
頭がかたい私向けではなかったです。