【感想・ネタバレ】紅だ!のレビュー

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Posted by ブクログ

やっぱり桜庭さんのこういうゴシックのようなライトノベル系の書き方好きだなぁ!
疾走感と女のコに振り回されてるのがいいし、冒頭がそこに繋がる!?ってなるし、最高だった!

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2022年12月07日

購入済み

紅だ!

桜庭一樹先生のファンなので購入しました。
外国人に対する差別や、女性の地位に対する考え方など、社会の課題を散りばめながらも軽めに仕上げられた読みやすい作品だと感じました。
物語の中心となるバディが男女の組み合わせで、正反対の二人であることも象徴的でした。
この先を想像したくなるような印象的なおわり方でした。
読みながら紅が脳内に流れました。

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

このタイトル、X‐JAPANを想像するのは難くない。そして久しぶりの桜庭さん。装丁にちょっと違和感を感じる。面白いのかなぁと。

元チキン屋の居抜き物件で道明寺探偵屋を営む橡と紅。元々は葉さんが2人を雇っていたのだがその葉さんは亡くなり、橡と紅は絶妙な関係でその跡を継いでいたのだった。紅は何者かに追われ命を狙われている不思議な少女をボディーガードすることになった。そして橡は元いた職場、警視庁の先輩の依頼で偽札事件を追うことに。物語は進んで行き2人は交錯する。

まぁまぁ面白かった。なんだか伊坂さんの伏線回収に似ていた。

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2022年09月15日

Posted by ブクログ

初めて読んだ作家さん
軽い感じで一気に読めました
他の方も書いてある通り、映像化したら
面白そうな気がしました

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2023年04月17日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
東京の新大久保駅近くに構える百人町第百ビル一階、元チキン屋の探偵事務所「道明寺探偵屋」。

社員は女子テコンドーの元オリンピック選手・真田紅(さなだくれない)と、元警視庁勤務の黒川橡(くろかわつるばみ)の二名のみのこの探偵社に、一人の謎の少女が飛び込んできた。

チキン屋と勘違いして飛び込んできたらしきその少女は、自らをハイタカだと名乗り、妙な流れから紅にボディーガードを依頼する。大金を所持しており、何者かに追われている“如何にも訳あり”な様子のハイタカを訝りつつも、紅は依頼を受けることになるが、案の定、事件に巻き込まれていく。


【感想】
読みやすく、疾走感があり、ラストもスッキリとして読み終えられました。
起承転結がハッキリしており、スッキリ読み終えられますが、重厚感はないので物足りなさもありつつ、個人的にはとても好きでした。
映像化がしやすそうだなと思ったので、キャスティングなど考えながら読むのもとても楽しい作品でした。

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

桜庭さんの作品?息抜き?まさかシリーズ化狙い?「人は明日に進むために昨日の真実を必要とするときがある」「弱者と弱者が憎みあい、傷つけあい、足を引っ張りあう。そして遥か上で強者がのさばる社会の構図。そんな中でうまく立ち回って強者になった人間の勝ちなんて」スイスイ読めるが「なんで」が残り、モヤモヤ感も。

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2022年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新宿(百人町)を主な舞台とした、バディ物の探偵小説。本来ならハードボルド小説になりそうな物語だが、エンターテイメント小説の顔をしつつも、作者の主題は人と人の関係性(絆)ではなかったのかと思わせる人間性に重きを置いており、どっちつかずの作品となってしまったようにに感じました。主人公の一人の真田紅の描写がしっかり描けており、なかなか魅力的。格闘場面がテンポがよくて、文章の切れも抜群です。戦い中の適度なユーモアもよいアクセントになっていて効果的。また、一つの事象をバディの主人公の真田紅と、黒川橡のそれぞれの視点で描く文章構成も、A級サスペンス映画のように鮮やかです。と非常に魅力満載ではあるのですが、いかんせん物語の筋が雑で、展開の問題山盛りです。また、ミステリー的な出だしではあるのですが、主人公のバディがロクに推理も分析もせずに、主人公以外の登場人物が、事件の秘密にすべきキーポイントを、べらべら話してしまうのでエンターテイメントとして楽しさが消失してしまいます。TVのサスペンス劇場でも、犯人が海沿いの崖に追い詰められて、やっと口を開くという位の考慮がありますが、本小説の主人公以外は、ホンクラ過ぎてなんとも。舞台が新大久保周辺ですが、外国人が登場するから場所として不自然でない程度で選ばれたのか、人と人のつながりが非常に特徴的な街なのに、ほとんど描ききれていません。現地調査不足な印象を受けました。その他、ストーリーは海外にまで広がりますが、その国の経済制度や法律、犯罪への取り組みの調査不足は否めず、無理な話しの流れを増幅しています。最後まで読むと、エンターテイメント性よりも、人の関係性が作者の描きたかったのかなとわかりますが、エピローグと、その前の翌朝のエピソードは、とってつけた感じで、冗長性は免れないと思いました。出版が、文藝春秋社のようなしっかりした出版社であり、雑誌連載でなく書き下ろしで時間的にも余裕があったので、編集者がもう少しフォローできていたら傑作になる可能性もあったのではと感じさせる一冊です。

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2022年09月20日

Posted by ブクログ

最近の作者の作品に触れていなかったが、以前の作品に比べると意外なほど軽いタッチの探偵バディもの。

ページ数も200ページ足らずだし、絡まる伏線や複雑な構成もなく、主人公他の登場人物がわちゃわちゃしているうちに終わってしまうが、この潔い軽さは嫌いではない。

思わせぶりなエピローグがついているが、続編は書かれるのだろうか。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

すごく響いたわけではなかったけど(たぶん二人にあまり感情移入ができなかった)桜庭さんの新規の物語が読めるというだけで面白かった……雛月を主人公にしたノワール小説?的なやつが読んでみたいなと思った。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

異国情緒あふれる新大久保に構える「道明寺探偵屋」。真田紅は、事務所に飛び込んできた少女ハイタカにボディガードを依頼される。同じ頃、相棒の黒川橡は公安の追う偽札事件に巻きこまれる。やがて、2つの事件は重なって…。

X JAPANの名曲「紅」の歌詞が引用される桜庭一樹らしいラノベ調の作品。2つの出来事が交互に語られ、ややわかりづらいところがあったけれど、主人公2人のキャラが立っていて、ラストもやや思わせぶりなので続編もありそうだ。
(Ⅽ)

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2022年08月09日

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