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明るく描かれていましたが、
主人公の「僕」のDV加減には少々いかがなものかと思いました。
が、そんなこんなも含めて
諸手を挙げで楽しませてもらいました。
audibleは
ナレーターの方のパフォーマンスによるところも大きいのですが
最高でした!
何度、吹き出したことか。。。。
浅田先生の本は、楽しいんですね。
「夏」に始まって「春」まで
プリズンホテル、寄らせてもらいます。
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めちゃくちゃおもしろい!!
途中で切り上げられず0時過ぎまで一気に読んでしまった。
最初は女として目を覆いたくなるような表現があり、うーんこれ大丈夫かな…と思っていたものの!
そんなことはどうでもよくなるくらいストーリーが面白くて、テンポも良く、登場人物みんなどこか憎めない。
そして予想していたよりもいろんなことが繋がるラスト。
2泊3日とは思えぬ長旅をしていた気分でした。
次巻もすぐに読みたい。
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初回は2011年3月に読んでいるらしい。
今回2回目。
とにかく面白かった!という印象があり、友人に貸しても4冊もあるのに1週間で読んだと返ってくる。
そのシリーズを今回Instagramの本仲間内で開催された『本を読まない人におすすめ本を紹介する』という企画で紹介し、晴れて大賞を獲得した。
ということで、慌てて再読。
少々時代も過ぎたものの、10年前とそう変わりはないはずの現在。
義母や愛人を簡単に殴り飛ばす主人公の行動には嫌気がさすが、その子供っぽさ、甘えん坊根性を大きく包み込む話の流れ、任侠オヤジたち、頑固夫、真面目支配人、プライドの高いシェフの男気(侠気、漢気)が清々しい。
解説でもあったが、それらの男の魅力を見抜けるかで女の度量を試していると。むむ、なるほど然り。
さて、どんどん進むことにしよう。
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もう本当に面白い。登場人物はクセのある人たちばかりだけど、それぞれ魅力的で憎めない人ばっかり。浅田次郎のふざけたセリフが所々に散りばめられていて、浅田次郎ファンならずとも沢山の人に読んで欲しいです。定期的に読み返したくなる作品です。
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不器用だけど一生懸命生きてるんだ!みたいな登場人物の面々。少しホロッときて、でも、がんばれー!と言いたくなる。
そして…あちらこちらに ぷぷッ が散りばめられて。
そりゃドラマにもなりますよねー。
パート2 秋は何がおこるのかな?
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奥湯本あじさいホテル
任侠小説家と仲蔵おじさんが経営してる母体は任侠のホテル。の物語。
涙あり、笑いありのコメディだが、心に響くものがある。さすが任侠という荒っぽい部分があるが、妙に筋が通ってるところに納得してしまう。
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主人公の屈折具合がヒドイ!!これ程、物語の登場人物に嫌悪感を抱いた事はないってぐらい引きました(笑)でも、だからこそ周りの人達が活きるんでしょうね。なにかしらの問題を抱えた人々が、何かに導かれるように続々とプリズンホテルへやってきて…。途中、三谷幸喜作品を観てるような感覚になりました。笑いあり、涙ありで読後感もスッキリ。良い作品に出逢えました。
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とにかく読みやすい。
大作って感じではないけど、てんこ盛りかつ軽快で面白い!さすが浅田次郎先生。
それぞれが足りないところをそれぞれが補い、支い合って人の営みがまわっていくのって温かくて素敵だな。
あじさいホテル、通称プリズンホテル。
こんな頑張りがいのある職場で働きたいなぁ。
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ここのところ浅田次郎ばかり読んでるな。
まぁ、ハマったワケだ。
ひとくせひとクセもふたクセもある登場人物はことごとく魅力的。なにしろ、設定が最高にいいやね。応援したくなる。
だけど、木戸孝之介の富江と清子に対する所業には賛成しかねる。
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以前読んで面白かった覚えがあり、久しぶりの再読。
テンポ最高、登場人物の一人ひとりに個性があり、とても面白い。いわゆる娯楽小説!といった感じで読み心地軽く、なぜか元気づけられる小説。
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浅田次郎先生の文章は軽快で面白い
テンポ良く読み進められた
任侠や冥界というあまりにも日常とは程遠い世界に直面した時、自分だったらどうなっていくのか。
怖いようなワクワクするような、不思議な気持ちになるのである
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偏屈な小説家の主人公は父の葬式で、ヤクザの大親分である叔父・仲蔵から声をかけられる。仲蔵がオーナーを務めるホテルに招かれるところから始まる。
物語全体を通し、極道者が登場するも殺伐とした雰囲気は少なく、気持ちのよい昭和感を感じる。主人公やオーナー、主人公が囲っている清子とキャラクターが立っていて引き込まれる。プリズンホテルこと奥湯元あじさいホテルで繰り広げられる物語の続きが気になる。本書はあじさいが咲く夏までを収録。
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娯楽小説で読んでいて楽しかったです。
どんな偶然だよ!って突っ込みたくなるが、色んなピースが嵌まっていくのが気持ちよかったです。
ストレスを感じずに気楽に読める本でした。
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ヤクザの親分が経営する温泉リゾートホテルに集まる奇妙な人々を描く小説。ヤクザの親分が温泉リゾートホテルのオーナーになり、任侠団体向けホテルを運営する。ヤクザは反社会的集団であるが、物語の魅力になる存在である。反社会的集団ながら物語で肯定的に描ける要素として、物語中の善玉ヤクザが覚せい剤や麻薬、危険ドラッグなどの依存性薬物を禁止していることがある。
『プリズンホテル』の任侠団体も依存性薬物を禁止する。「手を出しゃ破門、売り買いで絶縁と決まっておりやす」(166頁)。破門と絶縁では絶縁の方が重い。破門には復縁の可能性があるのに対して、絶縁はない建前である。依存性薬物の使用よりも売買の方が悪質である。これは当然である。依存性薬物の売人は不特定多数を不幸にする。
『プリズンホテル』のような任侠団体向け宿泊施設はヤクザ漫画『白竜』でも描かれた。白竜も依存性薬物を禁止している。
ヤクザを物語で善玉に描くカタルシスは反グレ・ヤンキーを叩きのめすところである。普通の市民にとってはヤクザよりも反グレ・ヤンキーの方が迷惑であり、脅威である。ヤンキーの息子がヤクザになると言って、父親は「それはいかん」と言うが、「もとの方がいーかよ」と言われると「やっぱりそれでいい」と答える(255頁)。このやり取りには笑ってしまった。ヤンキーよりは、ヤクザの方がまともである。
物語中で大手ホテルチェーンと国鉄清算事業団の癒着が語られる。国鉄の土地を安価に譲渡して、ホテルにしようとする目論見である(175頁)。郵政民営化のかんぽの宿問題の先取りである。かんぽの宿問題では東急リバブルが旧日本郵政公社から評価額1000円で取得した沖縄県内の運動場を約1カ月後に学校法人に4900万円で転売した。
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またシリーズを読もうと思いました。
先生は気持ちの悪い男だと最後まで思いましたし、出てくる女性の弱々しいことには腹がたちましたが、テンポの良い文章と、ホテルの従業員の人達の人柄に魅せられて、楽しく読むことができました。
最後は読みながらバスの中で目に涙が浮かんでくるなんてこともありました。
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笑えて泣けてハラハラして、浅田次郎の真骨頂という感じ。毎回色んな人間模様が同時進行で交錯して息つく間もない。読み終わったあとは暖かい気持ちになれる。
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木戸の偏屈で暴力的な人物像は不快すぎて途中で読むのをやめようかと思ったが、それをさせなかったストーリー展開と最後にはその人物像すら生い立ちで回収しており、続編を手にとりそう。
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妻の推薦本。浅田さん?何でこんな暴力的な感じ?オーナーでヤクザの木戸忠蔵。支配人は左遷されて、あじさい(プリズン)ホテルに赴任する。ホテルの従業員はヤクザさん。宿泊者も殆どがヤクザさん、まれに一般人。従業員のヤクザの滑稽な仕事ぶりが面白い。また、宿泊客は濃いキャラクターで、定年退職した夫婦、自殺志願家族等。今回の話はオーナーの忠蔵と血の繋がる小説家・木戸孝之介。孝之介の母親が自分を捨て副支配人(番頭)と駆け落ちしたことにまつわる内容。話の展開が早く混乱気味でしたが、ほぼ満喫できた。次も楽しみ!!
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ドラマ化されているのを観て原作も読みたくなりました。
ドラマは本当に面白くて何回も観ています。
やはり原作とは違いますが、どちらもとても面白かったです。
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2024.2.29
なんかいつの間にかいい話になって驚き。
バー〜っと読んだからか、
全体のストーリーはよく分からなかったが
登場人物か魅力的なので楽しく読めた。
次も楽しみです。
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浅田次郎さんの作品は大好きなのに、なぜか手にすることがなかったプリズンホテル。やっと読めました。
訳ありの人たちが錯綜する、悲喜交々のホテルでの三日間。
浅田次郎さんイメージの小説家の、まあ感じの悪いこと。熱血ホテルマン、板長とシェフの雑炊リゾット対決は、笑えるし食べてみたくなった。露天風呂も入りたいし、スイートにも泊まりたい。ソフトボールも観戦したい。
他の季節も読むのが楽しみ。
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シリーズ作品なので、これから徐々に厚みが出て、もっと面白くなりそうな予感。
ホテル従業員の言葉使いにくすりと微笑むところもありナイスでした。それぞれのキャラが立っている。ナイスでした。
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最初のホテルの注意書からやられたなこれ(笑)
しかし、やはり初期作品だけあって、後期の作品の方が圧倒的やな。ただ、浅田さんぽさもあって、なかなかくすぐられる!
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昔だなぁと思った。
暴力描写と女性蔑視。如何に愛が裏にあったとしても、今の時代感覚ではユーモアにもエンタメにもならないなと感じた。
逆に、極道の親分の方が人としてできている。『善悪と権力の大小は別物』という言葉で、本質的な人の特質を見抜くところに痺れる。
混乱やパニック、日常と異なる価値体系に触れることで、普段の常識を離れることができ、本質が見え、絶望を吹き飛ばし、関係を変えられるというメッセージも受け取る。
ドタバタと、色んなものがごった煮になっていた。
こちらも、佐藤優の紹介で、人を侮ること、侮られないとあくせくすることが描かれているとの触れ込みだったが、この巻では、そこまで感じられず。次巻以降の展開を待とうと思う。
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浅田次郎が好きな母に勧められて読んでみました。
なぜか清子に対して常に暴力を振るい、暴言を吐く主人公が最後まで好きになれず…
逆に、人情味あふれるオーナーの忠蔵、副支配人の黒田他、ホテルで働く個性豊かな人々にはとても魅かれました。
主人公が、この先このホテルの人たちと触れ合うことで、段々と変わって欲しいなと思いながら本を閉じました。
4冊借りたので、続きも楽しみにしてます。
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わざとらしさと暴力的表現が鼻について嫌だったけど、気付くと登場人物に惹かれている自分がいてびっくりした。気軽に読める面白い本。ただ、シリーズ本を読もうとまでは思わない。
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「王妃の館」のように、いろんなキャラが登場し、絡み合い、
笑って泣いてフィナーレへ・・・という流れを想像して手にとりました。
でも予想とはちょっと違いました。
ある筋の方々専門のホテル、そこで急に働くことになった高級ホテル出身の支配人にシェフ、豪快な番頭さんに日本語の話せない仲居さん達、そしていろんな事情を抱えてやってきた宿泊客達。
出てくる人達が憎めない、暖かな人たちばかりでくすりと笑わせてくれます。
主人公の小説家を除いては・・・
どうしてもこの主人公の小説家が好きなれませんでした。
母親の愛情に飢えたことから屈折した人格が生まれ周りの人々を傷つけることで何とか生きてきた・・・のかもしれませんがどうしても受け入れられませんでした。
彼が出てくるとそれまでの楽しさがぐぐ〜っと下がってしまったんですよね・・・。
そんなわけで心から楽しめませんでした。早く最後にたどり着いて安心しなきゃ・・・という感じで。
とはいえこのホテルに泊まればそんな彼もねじれてばかりはいられませんけどね。
他の「季節」のこのホテルではどんなことが起こるのでしょう。
機会を作って読みたいと思います。
語りはうまいが内容は?
なんせ語りがうまい浅田次郎であるからするすると気持ちよく読めてしまうのは当たり前のこと。
しかし内容はユーモア面に偏りすぎて読み終えた後何も残らない。
息抜き用、気分転換用としてはよい作品。