感情タグBEST3
むげんのライバル登場
アメリカの最新型加速器の躍進によって旧式化し、仕分け危機にさらされるむげん加速器。
沙羅華アイドル化計画を立ち上げるもやっぱり頓挫。むげん絶体絶命。
ところがアメリカグループの研究には、とんでもないハイリスクが!?・・・というような流れ。
今回は学者の父親と沙羅華の対立が絡んで、親娘物語として読ませてくれます。森矢家の内情がクローズアップ!
Posted by ブクログ
シリーズ第3弾。成果を出せない巨大加速器”むげん”が事業仕分けされることに。前作でも登場した量子コンューターに回避策をコンサルさせると、突拍子もない回答が!
これ2013年の作品なのですが、成果を上げることへのプレッシャーや自らの仮説も妄信すれすれに変わっていく研究者の姿など、今を予言しているかのような・・・
ボケ役の綿貫君の家庭問題への突っ込み、鋭すぎるのでは?と思うものの、少し成長した沙羅華と綿貫君でした。
もうそろそろ日本でもリニアコライダーで盛り上がってきてもいいんだけどなぁ。
Posted by ブクログ
今回は、Theory of Everything の話かと思って、ずっと読み進めていたら、
最後の最後は量子コンピューターの暴走だったりで、
意外な方向に話が進んでいた。
それにしても、一匹狼というのは、物理とか数学に多そうな気がするけど、
そういった人たちも、なかなかに苦労してそうな気がする。
Theory of Everything 自体は、どうなるのか、現実の物理学者も
分かっていないので、ここで書いてあるのが正しいかどうかは
判断できないけど、いろんな考え方があるっていうのを
分かるだけでも面白いと思う。
Posted by ブクログ
沙羅華のアイドル化で表紙と帯をキャッチーにしてるけど、中身は1作目の正統な続編という感じで、割とがっつりと理論を闘わせる内容になっていました。アイドル化で引っ張った分、全体のまとまりにはやや欠ける印象です。
しかしこのシリーズはどうオチをつけるんだろう。TOE到達は、まぁないだろうし。。。
Posted by ブクログ
穂瑞沙羅華シリーズの4作目
テーマは2作目は自己の存在理由で3作目は生物的な存在理由で、今回は家族とのかかわり?
表紙の絵を見て「沙羅華とち狂ったか?!」と思ったけど、そんな理由があったのね
ま、1作目からしてツンデレの傾向はあったからなぁ
ただ、自分をアイドル化する事はTOEのためには不要と判断したのね
当時は自分の盗撮画像を利用するくらい図太かったけどね
ま、当時は精神的に壊れてたってことでしょうなぁ
今作から、ライバルの加速器登場
ライバルと言うには相当に高い壁だけどね
ってか、沙羅華は何でアスタートロンの方に行かないんだろね?
自分の目的のためにはソッチのほうが有利に思うけど
なんだかんだ言って、綿さんとの関係を気にしてるのかねぇ