【感想・ネタバレ】名医が教える飲酒の科学 一生健康で飲むための必修講義のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年05月07日

本のタイトルとは裏腹に、どうすれば体を壊さずにこれから細く長くお酒を飲めるかに執着するライターが、酒がやめられない読者とともに、正しい飲酒の方法を名医に教わる仕立てになっている。
過去にいろいろ読んだ禁酒本よりも、バイアスがかかっていないぶん(いるぶん?)、効果が長続きする印象を受けた。

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Posted by ブクログ 2023年05月01日

私は酒飲みです。缶ビール片手に、私の飲酒について、何か一つでもプラス面が書かれてはないかと思いながら、読みました。私は、アテは選ぶし、朝ごはんは健康的なメニューだし、運動はするし、
ただ、水のようにビールを飲むだけです。
自身の生活、改めようと、いや、改めてみようかなと思います。

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Posted by ブクログ 2023年03月28日

著者のお酒への愛が強すぎる故の、医者の言葉への反応がいちいち面白くて笑ってしまった。ひとまずお酒は思ってた以上に健康には良くないと再認識したけど、お酒を辞めることはできないので、早死にしても後悔しない程度の飲酒を継続していこう。せめて休肝日はもう少し増やしてもいいかもな……

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購入済み

科学的な良書です

2022年10月02日

まず、この本は新型感染症を話題に載せた2022年刊行というのが特色です。
飲み方、飲む場所が大きく変わった方もいらっしゃると思いますので、今現在の事柄があるのは有意義です。
そして述べられている根拠は書名の通り、医師からですので不安を煽るだけ等々の主観はありません。
電子書籍ですと目次からジャ...続きを読むンプでき、特に気になる所から読めます。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2022年09月20日

はじめに…のところで
筆者の葉石かおりさんの一言がなかなかリアル。
「…ネット通販で5リットルの業務用ウィスキーを買い、それが瞬く間に空になってしまったとき、自分の中で「さすがにこれはまずい」と気づいたのである…。」

そう!コロナ禍で全国の自宅飲みの酒量が増えているそう。

二日酔いの話やら(防ぎ...続きを読む方、ならないための方法)
脂肪肝の話やら(酒飲みでなくてもコワイ!)
飲みすぎると下痢になるシステムやら
年をとるとお酒が弱くなる原因とか
「れもんサワー」が実は逆流性胃炎を起こす?やら
お酒のカロリーはエンプティカロリーのウソホント話
など…
お酒好きなら一度は聞いたことのある都市伝説的なことまでをお医者さんに聞くという内容です。

この本を読む前に私は禁酒しちゃったのだけど…
日本全国の酒飲みの皆さん~
飲む前にぜひこの本を一読すべし~!

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Posted by ブクログ 2023年12月05日

適度を越した飲酒がメンタル・フィジカル両面で健康にマイナスになることがよく分かった。
でも、適量守るの、難しいなー。(苦笑)

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Posted by ブクログ 2023年09月25日

お酒を少しずつでも良いから減らしたいと思って読みました。

デメリットと明確にしてくれているので、すごく参考になった。

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Posted by ブクログ 2023年07月14日

若かりし頃は酒豪と呼ばれたワタクシ。
周りが酔ってバッタバッタ倒れてても、
日付変わっても最後まで呑んで、
翌朝も爽やかに仕事へ。
おっはよー!あれ、みんな顔色悪いねー!
同僚は大概二日酔いなのでした。


···今はそんな呑み方はしないけど、
やっぱりお酒は好き。

お酒をやめることなんて考えたこ...続きを読むとなかったけど。

この本を読んで、ちょっと意識変わりました。

お酒って、
モルヒネと同等の依存性がある薬物なんですって。

モ、モルヒネ···
薬物·······

飲酒はガンのリスクがあがる、免疫が下がる、太りやすくなる。
あれこれ数値のデータで示されていて、
飲酒のデメリットを諸々意識させられる一冊でした···

お酒を完全に辞めないとしても、
休肝日は必須だなと。

いい学びをこの本から得られました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月29日

飲酒に対するリスクを体内メカニズムから解説しているので、体系的に理解できた
癌のリスクが高まる件が理解できただけでなく、ダイエットなどに向けての食生活についてのアドバイスがあったのはとても参考になった
文字通り、肝に命じるようにしたいと思う

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Posted by ブクログ 2023年05月26日

飲酒好きには禁断本。結局飲まないのが良いことは知ってるけどやめると人生の楽しみも減る。著者も酒好きなのが好感持って読み進められる。今は週1休肝日の確保と飲む時はビールの500缶1本飲む日と薄めの焼酎割りを2杯飲む日と気分で使い分け。楽しく飲み続けたいなあ

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Posted by ブクログ 2023年02月28日

お酒が体に及ぼす影響を調べたくて読んだが、やはり悪い影響が多い。(というか、悪い影響しかないと言っても過言ではない)
この本読むと飲みたくなくなるー。
特に筋トレが好きなので、筋トレの効果が落ちる点は良くないと思った。
お酒は体に悪い!というテイストの本ではなく、酒飲みの方が書いている点に共感を持て...続きを読むた。

以下、メモ。
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・血中のアルコールの濃度が高くなっていると酔う。チェイサーは必須。

・二日酔いのメカニズムはわかっていない。
 アルコール中毒と二日酔いの症状は似ており、プチ禁断症状かもしれないという説がある
 果糖(特にオレンジジュースを飲む)によりアルコールの分解を早められるため、二日酔いの際におすすめ
・色のついた酒の方が二日酔いになりやすい(ワインなど)

・厚生労働省は1日20gを適量と定める
・お酒は飲まない方が長生き
・肝臓は沈黙の臓器。突然ぶっ壊れる。
・脂肪肝は肝硬変につながるリスクがある
・ウコンはかえって肝臓を酷使してしまう
・結局のところ運動が大切

・飲み過ぎると下痢になるのは副交感神経と交感神経どちらがオンになっているかによる
 交感神経オンだと下痢になる
  
・歳をとるとお酒に弱くなるのは体の水分量が減ったり、肝機能が衰えるから

・筋トレ後の飲酒は筋肉の合成率が3割下がる研究あり
 筋トレ後のアルコールの影響は男性の方が大きい
 筋トレ後の筋肉の合成のピークは1〜2時間後

・酒により癌のリスクが上がる
 酒の通り道が癌になりやすい
 酒の総量が問題
・大豆が乳がんリスクを下げる

・レモンサワーは炭酸や酸味などの刺激の強さから逆流性食道炎を引き起こす
・酒だけでなく脂っこいものも逆流性食道炎の原因になりうる
・食べて飲んですぐ横になると胃に負担がかかる
・逆流性食道炎は軽症ならば治療の必要なし
 逆に重症化するとやばい

・酒はエンプティカロリーではない
・ダイエット向きのおつまみ5選
 生キャベツ、酢の物、枝豆、きのこ料理、甘栗
・筋肉を増やすためのおつまみ
 動物性タンパク質が豊富で脂質少なめ
・糖質ゼロビールは酵母が糖を食べ切る仕組みで作られている
・食べないと筋肉が分解されることもある
・動物性タンパク質が筋トレにおすすめと言われている

・酒を飲むとマイクロファージが混乱し、免疫力が落ちる

・アルコール依存症にならないために必要なこと
 飲酒のデメリットを認識する
 飲酒量を記録類
 酒を大量に冷やさない
 暇があるから飲酒量が増える

・酒を飲んで記憶を失った場合、脳へ大きな負担がかかる。

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Posted by ブクログ 2022年12月09日

僕、週6で酒飲んでてお酒が結構好きなんですが
酒好きの方!
この本読んだら、自信を持ってお酒飲めるようになります!
人によっては、物足りないかもしれませんが
おすすめです!

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

酒好きには興味がある話題が多いが、結局は、適度に嗜み、健康的な生活が大事、ってことで、自分の生活パターンを大きく変えるような物ではなかったかな。

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Posted by ブクログ 2022年08月21日

人生100年時代のお酒との付き合い方。科学的知見に基づく飲酒の科学。

「酔う」とはどういうことかに始まり、飲酒のリスクそして依存症についての本。本書を読む限り百薬の長ではなく、百害あって一利なしといったところのようだ。

分かっちゃいるけど…

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Posted by ブクログ 2022年07月24日

お酒に関するリスクや注意点が整理できた。酒飲みはやめれないことを前提に節度をもったお酒との付き合い方を考えることができた!

特に20歳未満のリスク、免疫の低下から生活習慣病等は目からウロコだった。
これを機に減酒していきたい。野菜のシャワーもチャレンジしてみることにする。

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Posted by ブクログ 2022年06月15日

飲酒による影響がわかりやすく解説してあった
そんなに飲んでないので影響ないのかな?と思いきや…
気にされている方は一読をオススメします

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Posted by ブクログ 2022年05月28日

コロナ禍で大きく変わった酒との付き合い方。酒に弱くなるとはどういう現象なのか?や結局のところ酒は太る?といった基本的だけど誰もが知りたい疑問から、健康観点でオススメのつまみ紹介まで科学的データに基づいて説明してくれる。糖質ゼロのビールって具体的に何をどうしたらビールから糖質が消えるの?を商品の研究開...続きを読む発者が答えたインタビューが目から鱗だった。

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Posted by ブクログ 2024年01月12日

お酒好きの著者が医療関係者に聞きたい事を聞く、というスタンスの本。お酒は嫌いではないし、飲まなければいけない空気感も受け入れて生きているが、飲んだ後の時間や翌日への影響が嫌。飲んだ後の読書も得意じゃない。何とかならないものか、と読む。

水を飲みながら、食べながら、ゆっくり飲む…など、何となく民間療...続きを読む法的な内容。その辺は実行しているつもりだが、結論、飲み過ぎなのだろう。東アジア(だけではないが)のお酒文化は未だに強要し合う事が連帯感を高めるという信仰を持っている。日本はだいぶ和らいだが、しかし乾杯や酒を注ぎ合う文化は残る。

ミクロゾーム・エタノール酸化酵素系MEOSにより、お酒を飲み続けるうちに酵素が誘導され、次第にお酒に強くなる。MEOSは本来、薬などの異物を分解するもの。アルコールと薬で酵素の取り合いになるから、併用は駄目。お酒は強くなる説は、有力だ。

色のついたお酒の方は不純物やコンジナーが多く、二日酔いの原因になりやすい。蒸留酒は醸造酒を蒸留して作るので、アルコール濃度は高まるが不純物は減る。だけど、色がついていない酒はアルコール度数が強い気がするが、水割りが良いのかな。

アルコールの分解速度は、男性の場合、1時間に9グラム、女性で6.5グラム程度。眠っているときの方がアルコールが分解する速度が遅くなる。誰かが経験的に言っていたが、確かにそうなのだろう。

上手くお酒と付き合っていこう、基礎知識として知っておけて良かったと感じる読書。

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Posted by ブクログ 2023年08月25日

逆流性食道炎にレモンサワーはよくない。

など、ご多分に漏れず酒飲みの医者が酒飲みのために書いた本。

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

 「酔っぱらう」とはどういう現象か、二日酔いを防ぐためには?、Γ-GTPをどう解釈するか、脂肪肝や逆流性食道炎、がんになるのはなぜ?どうやったらリスクを下げられるのか、ダイエットや筋肉を増やすためのつまみは?など、エッセイストの著者が、いろんな専門医に聞いてまわった結果。著者は女性で、女性特有の病気...続きを読むについても触れられている。
 おれは今の仕事についた29歳から酒飲みになり、以来毎日酒を飲まないと、という体になってしまった。逆に29までほとんど飲まなかった(飲み会とかもほとんどない職場だったし)ことが信じられない。今では財布の中に来宮神社の「酒難除け」のお守りを入れているくらい。なのでどれもこれも興味があるテーマだった。
 でも、正直読んだらがっかり、というか結論は、「酒は休肝日を取り入れつつ、適量を守り、栄養バランスの取れた食事を腹八分目でとる。ストレス発散のためにも適度な運動をして、よく寝る。ごく当たり前のことと思われるかもしれないが、これが免疫のためにいい生活習慣なのだ。」(p.223)という、免疫というより健康のために必要なことを、とにかくいろんな医者から繰り返し言われる、というただそれだけの本だった。別に本が悪い訳じゃないのに、なんか結局提示される事実が酒飲みには残念すぎて、星を2つにしようかと思ってしまうくらい。
 あとは気になった部分のメモ。まず「二日酔いの原因、それにメカニズムは、驚くほどわかっていない。」(p.31)というのは意外。だから考えられる要因、助長要因としてp.32に上がっている。その1つに「酒に含まれる不純物(コンジナー)の影響」というのがあった。前にある店で日本酒を飲んだメンバー全員が翌日二日酔い、という事態が起き、「あれボロ酒だ」と言っていたのを思い出した。不純物が多い酒、ということだろうか。「色のついた酒や醸造酒は不純物が多い」らしい。あとは空きっ腹に酒はダメ、というのもよく分かっているが、「空きっ腹に飲むハイボールのおいしさったらないのだが…。」(p.40)という著者の気持ちがよく分かる。ドーパミンとセロトニンの話が面白い。「しゃれたレストランで食前酒をたしなむような会食をしているときはセロトニンが優位になるのに対し、居酒屋で大勢の若者が飲み会をしているときにはドーパミンが優位になるイメージ」(p.70)ということで、同じ酒を飲んでも、状況や一緒に飲む人によっては、正反対のモードになっている、かもしれない。歳を取ったら酒を飲めなくなる、というのも最近60になった人が言っていたが、これも事実らしい。「アルコールの分解速度が一番早いのは30代といわれています」(p.74)ってことは、今がおれは最速で、あと数年から衰えてくるのか、というのが悲しい。どれくらいでアルコールが抜けるか、という話では、おおむね「1時間に4g」(p.94)だそうだ。ビールの中瓶一本で5時間?んー、そしたら昨日は飲み放題でグラス3杯、ハイボール3杯、日本酒一合飲んだんだけど、何時間だろう?丸一日経っても分解されてないんじゃ?「代謝が速い男性の場合は1時間に13gも分解できる人がいる一方で、1時間に3g程度という女性もいます。こうしたばらつきも配慮して、老若男女のさまざまな人に適用される基準として、1時間あたり4gが適切と判断した」(p.95)んだそうだから、結局自分の分解速度はよく分からないままなんだけど。あと疲れている時は酔いやすいから、コンディションによっても変わるのも分かるけど。でも4gじゃほんと何も飲めないなあ、という感じ。逆流性食道炎は自分も数年前に胃カメラを初めてやって初めて分かったが、「右側を下にして横になる『右側臥位』は逆流が起こりやすくなるといわれています」(p.153)だそうだ。寝るときに右が下か、左が下か、結局どっちか分からず右を下にして寝ていたが、ダメらしい。と思ってちょっとネットで調べてみると、右が下の方がいい、っていうのも書いてある。要するに逆流を気にする人は左が下がいい、ということでそうでなければ右が下がいい、ってことなんだろうか。
 最後に、お酒をいつまでも楽しむため、「最初は週に1日でいいので、休肝日を作ってみましょう。そして『一生で飲むお酒の量は決まっている』と考えてみてください。休肝日で『飲まない日貯金』をして、『飲酒寿命』を伸ばすことを考えてみるのです。」(p.121)と考えるとよい、ということで。化学的な話は正直よく分からないが、とりあえずすぐ読める。耳の痛い話を聞かされる、という本だった。(23/04/30)

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Posted by ブクログ 2023年04月08日

健康で飲めるにはどうしたら良いかと思ったが、やはり飲酒は身体には良くないのだ、と思い知らされる。それでも、何とか理由を付けては、自分を納得させ、飲んじゃうのが、酒飲みの人情。

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Posted by ブクログ 2023年03月11日

そこまでして飲みたいのか。はい笑(=゚ω゚)ノ
最近の研究では、病気のリスクは飲むと上がるってことみたいです。酒は百薬の長ではないらしい(≧▽≦)

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Posted by ブクログ 2023年02月02日

飲酒をすると体内ではどういう事が起きるのか。
どうして二日酔いになるのか。
飲酒する事でどんなリスクがあるのか。等々…
科学的に解説してくれている。
酒好きな私としては耳の痛い話も多かった。
要は飲みすぎは良くない!そういう事です。

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Posted by ブクログ 2023年01月21日

以前に読んだ「酒好き医師が教える もっと!最高の飲み方」と同じ著者、監修者による新著だった(著者を調べて気がついた)。

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Posted by ブクログ 2022年12月29日

二日酔いのメカニズムは、
またまだ分からんことが多い。
うそやろ?
誰か早く何とかして…
最近は水をよく飲む事を意識してるから
酷い状況は少なくなってきてるけど。
予防も大事やけど、
起きた時の対処方法もお願いします。

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Posted by ブクログ 2022年11月13日

毎日お酒を飲むために「それでいいんだよ」という科学的な裏付けが欲しい。

私の酒量は焼酎一杯とビール350mlが基準。
世間で適量と言われている量よりも若干多いが、そもそも「適量」を決めたのは誰だ。

お酒は「嗜好品」ではなく「薬物」である。
「全く飲まないことが健康に最も良い」が最近のデータ解析の...続きを読む結論となっている。

「酒は百薬の長」とか「適量は健康に良い」とかは酒飲みの「心の健康」を保つための言い分け。
適量なんて飲みすぎ防止のために設定した数値に過ぎない。

アルコール依存症のリスクを調べるAUDITの結果は6点「問題ない飲み方」だったので一安心。
依存症だとヤバイと思っていたが、今まで通りに飲んでいても大丈夫そうだ。

酒とガン、酒と肥満などの関係の他、酒と免疫のことにも触れていた。
アルコールは免疫に悪影響を及ぼす。
ストレスも免疫に悪影響を及ぼす。
断酒は酒好きにとって大きなストレスになる。
つまり、飲んでも飲まなくても免疫に悪影響を及ぼす。さて、どうしたものか。

「非喫煙者では飲む頻度が多い人ほど風邪をひきにくい」というデータも各国にあったので、今までどおりに飲むことにする。

飲酒に関する信ぴょう性の高いデータは少ないように思えた。
たとえば、20歳になるまでお酒は飲んじゃダメの理由となるデータはない。
統計的に有効な多くの人数の未成年に酒を飲ませて実験するわけにはいかないから。
ドイツでは16歳から許可されている。ヨーロッパの多くは18歳。アメリカは21歳。
その年齢に設定した理由は、飲酒が健康に及ぼす影響を示すデータによるものではなさそうだ。

断酒・減酒の仕方も書いてあるが、現状維持を決めたのでこの辺は流し読みした。

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Posted by ブクログ 2022年09月08日

空腹で飲まない。空腹だとアルコールが小腸にすぐに到達して吸収される。チーズや油を使ったサラダ。水を一緒に飲む。
酒を飲んで寝ると睡眠が浅いのは、禁断症状のミニ版が起きている。
コンジナー=不純物。水とアルコール以外のもの。
炭酸系のものは胃が動くため腸に到達しやすい。
アルコールは、戦闘モードのドー...続きを読むパミンか、幸せホルモンのセロトニンが出る。どちらに傾くかは微妙。気分による。
アルコールの分解は、1時間に男性9g、女性6.5g。個人差が大きい。4gとみておけば間違いない。1合は20g。
眠っているときの方が消失する速度は遅い。

筋トレの効果に影響する。筋トレとは時間を空ける。筋トレは毎日ルーティンにしたほうが続く。

避けの通り道のがんのリスクが高い。食堂、咽頭など。
酒の飲み方=癖になっている人が多い。一緒に水を飲む。
量又は頻度のどちらか妥協できるほうでセルフコントロールする。
炭酸と柑橘系酸っぱいもの、は逆流の原因になる。
右を下にすると逆流しやすい。

アルコールは酢酸が分解されるときにエネルギーになる。
おつまみ候補は、生キャベツ、酢の物、キノコ、枝豆、甘栗。ナッツより低カロリー。

ビールは麦芽50%以上と決まっている。糖質ゼロは難しい。

免疫は3種類
自然バリア=皮膚、粘膜、汗、涙など
自然免疫=マクロファージ、好中球など
獲得免疫=T細胞、B細胞、NK細胞などリンパ球
熱や腫れは、自然免疫が戦っている炎症。鼻水、のどの痛み、など。
アルコールは、マクロファージの働きを低下させる。

風邪は急性上気道感染症のひとつ。上気道炎。喉の痛み、咳、鼻水、鼻づまり。
上気道を通り越すと気管支炎、肺に到達すると肺炎。
コロナは風邪のときは感染確率が高まる。
風邪の予防にアルコール消毒。うがいは予防には水、風邪をひいたらうがい液。
解熱剤は、免疫力活性化の証拠。41度を超えたら免疫の働きが悪くなるので下げる。
咳止めより去痰薬のほうが効果的。

お酒を備蓄しない。やめることは難しいので、減らす。
暇をつくらない=酒を飲む前にやることをたくさんつくる。先にご飯を食べる。
HALT=依存症になりやすい要因=空腹、怒り、孤独、疲労は酒への誘引物質。

ドイツは、ビール、ワインは16歳から許可。アメリカは21歳。一時18歳からにしたが、レーガン大統領のときに飲酒年齢の引き上げに反対する州には高速道路補助金をカットしたため、すべての州で21歳になった。

ブラックアウト=記憶の飛び。酒乱の可能性がある。記憶はないが、通常に行動している状態。海馬の神経細胞が働かなくなり、記憶を作れなくなった状態。空間把握や言語中枢は働いているために、普通に行動できる。

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Posted by ブクログ 2022年08月26日

専門家ではない、お酒が好きな女性ライターが取材をして書いた書。そういう意味では親しみやすいし、酒飲みの立場で書かれている。
コロナで酒量が増えて人生最大体重になり、取材をして適量になって体調は回復、したらしい。
結論は酒は適量、ということです。

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Posted by ブクログ 2022年07月01日

ごく真っ当な内容で、文章も明るく読みやすくて勉強になった。

私は平日禁酒を始めて半年以上経つ。特に辛くはなく、もうあまり飲酒習慣について心配してはいないのだけれど、引き続き気をつけていこうと思った。
でも、過去は変えられないので、過去の飲酒習慣がリスクにつながっていると思うと怖い。若者にも知ってほ...続きを読むしい。

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Posted by ブクログ 2022年06月12日

酒の適量は1日20g。ビールなら500ミリ缶一本!
酒は百薬の長ではない、全く飲まないのが一番健康に良い!
加齢で酒が弱くなるのは事実!肝機能が落ちるのと、体内の水分量の低下!!
ビールのプリン体を控えれば痛風を予防できるわけではない!飲食で取り込まれるプリン体は2-3割で、7割は体内で作られるから...続きを読む

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Posted by ブクログ 2022年05月20日

葉石かおり(1966年~)氏は、日大文理学部卒、ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て、エッセイスト・酒ジャーナリスト。酒の飲み方に関する複数の著書あり。
監修の浅部伸一氏は、東大医学部卒、東大医学部附属病院、虎の門病院消化器科、国立がん研究センター勤務、米スクリプス研究所留学等を経て、自治医大附...続きを読む属さいたま医療センター消化器内科勤務。
本書は、酒を飲むにあたって知っておいた方がいいこと(≒リスク)を、医師や各分野の専門家にインタビューし、まとめたものである。
目次は以下である。第1章:飲む前に読む飲酒の科学 第2章:後悔する飲み方、しない飲み方 第3章:がんのリスクは酒でどれぐらい上がるか 第4章:酒飲みの宿命―胃酸逆流― 第5章:結局、酒を飲むと太るのか? 第6章:酒と免疫 第7章:依存症のリスク
私は、50歳を超えて、飲酒による様々な体への影響(自覚・無自覚を問わず)が気になり始めたことから、本書を手に取ったのだが、書かれていることに特段目新しいことはなく、一言で言ってしまえば「飲酒によるいいことは(ほぼ)ない」ということである。
それでも、酒をやめることはできそうもないし、そうすると、体を労わりつつ飲む、そのために本書のような本を手元に置いておくというのも悪くないことなのかも知れない。。。
多数の医師へのインタビューを元に作られているので、「名医が教える」は過言ではないのだが、繰り返しが多い、不必要に会話体で書かれている(好みの問題だが)等の難点はあり、今後、医師自らがこうした本を医学・科学的に(ブルーバックスなどで)書いてくれることを期待したい。
(2022年5月了)

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