感情タグBEST3
主人公の人柄も登場人物も、みんなそれぞれの悩みも全然ありふれたもので、自分の周りにもこういう人いそうだ~!と思いながら読んだ。人それぞれ色んな過去、生き方と夢があって、十人十色が当たり前なのについ忘れがちな世の中(結婚出産出世などに関しては相手にその気がなくても勧めてしまう)だけど、もっと自分に正直...続きを読むに生きていきたいね。かっこわるくても。面白かったです😊
Posted by ブクログ 2024年01月08日
肩書き35歳会社員独身。
そんなメイを描いた作品である。
人生に何も目標はない、今のままの人生を生きたい。
それは定年までこのままずっと働く仕事ではないかもしれないという漠然という不安を抱えつつも、
現状維持を望んでいる。
店長になりたいのか、自分でカフェを開きたいのか(元カレとの約束)
キャリ...続きを読むアを考えつつも年齢的には恋活や婚活、妊活をしていてもおかしくはない年齢だ。
周りはもうみんな結婚している、でも不倫を楽しんで自慢するような人もいる中で結婚が本当に幸せなことなのか、誰かと一緒にいたいのか。
両親から命よりも大事と行って育てられたメイ(命)のちょっとした成長を描いたそんな物語。
Posted by ブクログ 2023年12月06日
最高の読後感でした!
主人公のメイちゃんが悩む姿が自分と重なり、共感して切なくなったり、応援したり、自分もまるで本の中で一緒に過ごしているようでした
大人になったら、難しくなることもたくさんあるけど‥だからこそうまくいくこともきっとある♡
Posted by ブクログ 2023年11月25日
個人的にとても好きな作品だった。
女って社会で上を目指すことが正解なのか、男性を見つけて結婚やその先を考えるのが正解なのか、分からない。そんな「大人」特有の悩みを一緒に抱えてくれてるような小説だった。新人へ「働く」とは何かを伝える描写はすごく納得のいくシーンでスッキリした。誰かに言いたいことを言えた...続きを読むり、会いたい人に会えたり、上司に正当な評価を貰えるって素敵だなと心から思えた。
もっかい読みたい!
Posted by ブクログ 2023年11月05日
畑野智美さんにはハズレはない。それぞれ違うしそれぞれ感動する。帯の8年振りの恋するとあるのでてっきりゴリゴリの恋愛純愛物語かと思ったら、ラストの札幌店に尋ねて来る羽鳥先生で終わるって、9ペースで仕上げるって、なかなか恋の出来事出てこないからどうなるのかと思ったら、メイが頭から離れないそれはもう恋でし...続きを読むょうが、10年引きずっている現在進行形は勘違いでしょうが先生しっかりしてよと思う、7年会話せずとか合わせる顔がないとか回り道だけ。3人の友情も羨ましいな、お別れ会の杉山君、フワちゃん登場、噛み砕く書き方好きだ
Posted by ブクログ 2023年11月01日
35歳独身女性の主人公に、年齢も環境も全然違うのにとても共感しました
話にぐいぐい引き込まれていって、わかる、わかると思って読んでました
作者の筆力なんでしょうね
いいところで終わってしまって、その後が気になります
Posted by ブクログ 2023年09月14日
恋愛小説を久しぶりに読みました
大人の恋愛っていうテーマで、色々な壁にぶつかる話。
壁にぶつかるというより、
主人公の環境が厳しすぎる気もしました
だけど、ひたむきな姿は
すごく想像しやすくて
実際にこんな恋愛をしてる人や環境の人がいるだろうなって垣間見てる感覚が心地よかった
Posted by ブクログ 2024年04月20日
大人になったからって、
大人でいる必要なんてない。
『子供のような自分を見せれる相手を好きになる』と
ストロボのマスターが言ってた言葉が沁みます。
Posted by ブクログ 2024年04月13日
読みやすくてするする進めました。
穏やかに起伏激しくなく、やんわり終わっていくだろうと思っていましたが、最後の数行がグッと食い込みました。
最高の締め。
出会えてよかったと思えた本でした。
Posted by ブクログ 2024年04月13日
終盤の展開はときめいた〜〜
すごく丁寧にメイの心理描写がしてあって、感情移入しまくり。
向上心って言われても、だよね。わかるわかる。
考えさせられるという感じではなく、サラッと読めるドラマみたいだった。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
とにかく結末が最高だった。
杉本くんかわいすぎ、羽鳥先生胸きゅん。
読み終わったあとに続きが気になる話だった。この先めいちゃんが幸せになれますように。
人生に悩む35歳独身女性の話。
カフェが舞台ってのもあって読んでてワクワクしかなかった。
今しんどいけど結婚して子供に恵まれた自分は、めちゃくちゃ...続きを読む幸せな人生送ってるよなぁと再実感。
結婚ってなんでこんなに難しいんだろう。
子供産むってなんでこんなハードル高いんだろう。。。
ほんと。。。キツイなぁって思った。
Posted by ブクログ 2024年03月29日
主人公のメイと年齢が近いので、友人達が次々結婚したり、子どもがいたり、結婚しないだろうと思っていた人からの結婚の報告などあるある〜と思いながら読ませてもらいました。
自分も大人なり、好きってなんだろうと考えていた時期があります。なのでP127からのストロボのマスターとの会話がとても印象に残りました。...続きを読む「惹かれる方へ自然に行けばいいだけ」、「もういい大人のはずなのに、子供である自分を見せられる相手を僕は好きになる」、このマスターの言葉にとても共感しました。
Posted by ブクログ 2024年03月05日
自分の話かと思うくらいの共感。
でも多分、同じ年代の多くの人が考えることなんだろうな。
こんな自分が嫌いじゃないから、
「大人になりきれない大人」でいたいなと思ったりする。
Posted by ブクログ 2024年02月09日
35歳独身のメイ。
高校から7年ほど付き合ったフウちゃんと別れてから
なんとなく恋愛から距離ができ、職場でのスキルアップもないまま。
毎日をただ過ごしている。
ちょっと気になる常連さんとの会話
高校時代からの友人の結婚
なにかとちょっかいをかけてくる後輩
このままでもいいと思っていた日常から
少...続きを読むし足を踏み出す勇気を与えてくれる本。
前半は自分もメイと同化してグサグサ刺さったけど
読み切ってよかった。
Posted by ブクログ 2024年02月01日
最初の何行かを読んで35歳になったばかりの女性が主人公と分かり、34歳の私は同世代のお話かぁ〜と興味を持ちました。
読み進めるうちに
同世代だけど、独身でバリバリ?お仕事しているメイさん(主人公)と、子ども2人を持ち正社員からパートになった私とでは置かれている状況がまったく違うことがわかりました。...続きを読む
女性特有の結婚、出産、どうするか問題はいったんは30歳までに考えるけど、30歳をすぎたら今度は35歳までに、と思うの、わかります。
そしてその35歳になって、自分がどうしたいのか考えているメイさん。
人は人だし、置かれている状況や悩みも違うんだけど、だんだんと自分とは違う意見に耳を傾ける事が出来るようになっていくメイさんが素敵だなと思いました。
何歳になっても人との関わりは大事だし、
それを大事だと心に留めて過ごし、頑固にならず自分の中の気持ちをアップデートする事も大事なんだなと思いました。
育児で悩んでイライラしていたけど
読んで良かった。
冬から春へ、そういう、
気持ちが明るくなる本でした。
Posted by ブクログ 2024年01月27日
うわっこの主人公嫌いだな。
主人公メイに、「35歳独身女性」の既成概念を上塗りしていく周りの登場人物も、嫌いだ。
はじめそう思ったけど、読み進めるうちにその思いは溶解する。
劇的な変化があるわけではない。
主人公の少しの変化が、主人公自身と読者たる私の感じ方を丸く、優しいものにする。
最後には最も憎...続きを読むらしかった杉本君をすきになってしまうのは私だけではないはず。
Posted by ブクログ 2024年01月07日
三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。
恋愛部分は、読んでいてややむず痒くなったが、前向きな気持...続きを読むちになれた。
Posted by ブクログ 2023年10月25日
中盤までは
「アラサー独身をどんだけ自虐してんねん。
可愛くない女やなー」
と思って読んでたけど、
なんかずっと読み続けて
読み終わった。
いろいろ背景とかあったけど、
それが伏線ってわけでもなく、残念かな。
不器用な大人の恋愛って感じ。
Posted by ブクログ 2023年10月15日
35歳、独身、恋人なし、かといって仕事に生きるというほどの熱意も覚悟もない
そんな主人公ならいくらでもいるだろうけど、私が特に刺さったのは、10年付き合った彼と8年前に別れてから恋愛そのものをしていない、というところ。
長く付き合うと、生活むしろ人生の一部に溶け込んでいるから、それを失くすと喪失感...続きを読むが大きい。
そして、その彼は結婚して子供も2人いるという。
ずっと避けていたけれど、共通の友達の大ちゃんの結婚披露宴で再会することにしたのは、主人公にとって大きな一歩で、そのシーンはなんだか泣きそうになってしまった。
昔のように名前を呼ばれ、笑った顔も、仕草も、みているだけで思い出が溢れ出てしまって、でもそこに溺れないように踏ん張って、今の自分で彼と向き合う姿がたまらなかった。
働いて、自分で生きていくしかないんだ。恋をしてもしなくても、それは同じ。
Posted by ブクログ 2023年10月15日
みんなそれぞれが大人であって子どもみたいなところもあるのがとても可愛らしく、気持ちに
寄り添える感じがとても心地よかったです。
主人公のめいちゃんの周りにいる人達も
それぞれみんな素敵なキャラクターで
温かくて…
毎日毎日を頑張っていると本当にあっという間に一日1か月一年が過ぎて、気持ちの方がつ...続きを読むいていってないとき、私はこれからどうなっちゃうのかなぁ。と漠然と不安がおそってきたり、
誰かの何気ないひと言で、
なんとかなるわーって気楽な気持ちになったり…
みんな同じなのかなぁって思いました。
ちょっぴり恋で一皮むけた
めいちゃんのこれからも、もっとみていたかったです。
Posted by ブクログ 2023年09月15日
広島から東京・群馬への旅行のお供として、
新大阪駅構内で、迷子の時に寄った本屋で購入。
気になった、目に留まった本を買うと決めて出会った作品でした。
31歳、仕事が忙しくて恋人欲しいけど、気持ちが追いつかず、他人と比較して、何も変われてない現状に無駄に落ち込んでしまう。このままじゃダメだとも焦るけれ...続きを読むど日々に忙殺されて忘れてしまう。そういう言い訳してるのもしんどいと感じる日々。
そんなことを考えてたから目に留まったんだろうか。本書の主人公みたいに、恋愛も仕事もどっちも目標は無い。けど漠然とした結婚や恋人は欲しい。普通でありたい。抜け出したい。そんな気持ちに共感した。きっとそんな人も多いのではないかと思う。仕事面でいえば、自分も若い新入社員に教える立場になってきたので、若い子の仕事への感覚や教え方、その子との向き合い方と、先輩として指導すべきか、飲み込むかなど、気持ちの折り合いの付け方に悩んでいる。
はぁ?お前の立場でよく言えたなと思う場面だってある。大人にならなきゃと思う反面、シメなきゃこりゃこいつはわからんタイプだと怒る時も、、、ある(大抵そう)。でも向き合った分、杉本みたいにかわいく思えてくる喜びもあるなぁと読んでて気づいた。
仕事も恋愛もどっちもなんて、不器用だから自分は難しいけど、とりあえず目標を決めて一つでもやってみるかって、前向きな気持ちになりました。
大人になったら、考えなくちゃいけないことも増えて、責任も増えて、ますますがんじがらめになってるけど、その分楽しいことも多いと思う。
恋愛の思考も変わってないので、今に合ったやり方に考えを改める必要があると思った。
よし、頑張ってみよう。
Posted by ブクログ 2024年05月01日
表紙と―「好き」だけでは動けない、大人のための恋愛小説―帯のコピーに惹かれて購入。
読み始めは気怠く感じたけれど、読後感は抜けていくようなかんじの落ち着きを感じた。
Posted by ブクログ 2024年03月23日
35歳という年齢、付き纏う世間の常識に向き合いながらも、35歳らしい恋愛をするお話。
起伏があまりないので刺激的ではないが、繊細で、尚且つ自分自身を掴めていないという主人公の曖昧な感情表現が素敵でした。
Posted by ブクログ 2024年02月13日
わたしたちはこれから、時間をかけてたくさんのことを話すだろう。
雪がとけて春になるころには、
お互いが「命より大切」と思える存在に
少しでも近づいているといい。
この街の春は、東京よりも遅く来る。
Posted by ブクログ 2024年01月12日
30代独身女性の心情と、それを取り巻く環境の描写がリアル。
帯にあった「8年ぶりの恋」というキーワードから、メイは今の状況を打開できるのか?と期待して読み進めたけれど、肝心の恋愛の部分が物足りなかった。
先生との会話は、なんだか平坦に感じたし、もっと恋愛的な描写が欲しかった。
逆に2人の関係の展開...続きを読むはよくある恋愛ドラマみたいで「そんなに上手くいかなくない?」と言いたくなってしまった。お店でばったり会ったり、家が近かったり。フィクションだからいいけれど、その他の現実的な描写と比べてアンバランスに感じた。
そしてラストのシーン…男性側の気持ちがそこまで感情が高まっていたなら、そこに至る過程をもっと書いてほしかった。
キュンとはしたけども(笑)
Posted by ブクログ 2024年01月03日
丁寧な小説。
自分のペースで恋愛を進めていけたら、なんて素晴らしいのだろうか。現実的な絶望をちょっぴり教えてくれた、成熟が遅い僕にはありがたい本。
Posted by ブクログ 2023年10月25日
35歳、独身。
女性としていろいろ考えてしまう年齢。仕事か、結婚か、子供が欲しいならそろそろ…とか。
メイちゃんには昔から知ってる大ちゃんと、みっちゃん、他に行きつけのバーのマスターなど話し相手や居場所がちゃんとあってそれは維持したいと思いつつも副店長でいいのか、店長になると移動もある、など悩みも...続きを読む出てくる
年下の杉本くんに対してのツンデレなメイの対応が笑える
Posted by ブクログ 2023年10月22日
何歳になっても、心は大人になったつもりでも、
恋っていつまで経っても完全には分かりきれなくて
厄介なものなんだね。
そもそも大人になるってなんなんだろう。私の目指してる大人にだって結局は自分のエゴだし。
年齢を重ねるからといって沢山の経験をしてきたからといって果たして大人になれたと言えるのかな。
...続きを読む読み終えるまでにすごく時間がかかったし、変わり映えしない展開に飽きかけもしたけれど
実際の生活ってこの小説のようだなと読み終えて感じる。
毎日目まぐるしく色々なことが起きるのって学生までで、社会人の今はこの小説のように淡々と過ぎていく
毎日の中で小さな変化が積み重なって最終的に大きな変化になるんだよね。
だからこそ、最後のハッピーエンドには胸が熱くなった。
だから社会人なら尚更、何事も焦りすぎてはダメだ。
現実の恋愛面で焦っていた私に、この面でこの作品は本当に刺さった。