【感想・ネタバレ】激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 なるほど、共産党や社会党に加え、第3の左翼勢力である「新左翼」は1960年の安保闘争から急激に存在感を現し、全共闘に進展してから1968年の安田講堂事件や日大闘争などでピークを迎えたという。その後の運動は内ゲバやテロなどの活動は過激さを増し、世間とは遠い存在となってしまったと。1970年代になると労働運動も「ごろつき化」してしまったとのこと。
 同志社大学元理事長野本真也氏の「大人の政治」と「子供の政治」という視点は大変興味深く、体制側と新左翼の姿を端的に言い表していると思う。

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2022年09月04日

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