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タイトルから
作家令嬢と書庫の姫というタイトルから受けたイメージでは、ロマンス色が濃いお話なのかと思いましたが、行動は奇天烈ですが、現実的思考を持った、濃いキャラが魅力的なお話でした。
Posted by ブクログ
雑誌「小説Wings」で連載されていた春奈恵による「作家令嬢は舞踏会でロマンスを綴る」の第1巻。趣味で小説を書いている田舎貴族の娘アニアと書庫の姫と噂される王女リザが王宮で起こる事件に挑むお話。舞台設定も含め、少女小説の王道作品だと思います。事件に巻き込まれた際にちょっと暴走気味になるリザとアニアのコンビは見ていて面白いです。この2人の友情が物語の核になっています。また、王太子リシャールや従兄ティムなど、今後のロマンス展開も気になるところ。アニアの祖父の謎も残されたままなので、次巻以降も楽しみです。